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これってストレス?年度末に起こりやすいストレスを解説【新生活の心理学①】

年度末、それは多くの人にとって、様々な変化が訪れる時期です。心機一転、気持ちを入れ替えてリフレッシュや新生活に向けての新しい出会いなど楽しみが増える時期かもしれません。

一方、職場では、年間の業績目標を達成するための締め切りが迫り、プロジェクトの仕上げや報告書の提出など、積み重なるタスクが心身に負担をかけます。

また、新年度に向けた計画立案や予算調整など、新年度への準備も同時に求められ、時間との戦いにストレスを感じることも少なくありません。

学校や大学では、期末試験や卒業論文の提出期限が迫り、勉強とレポート作成のプレッシャーに追われますし、卒業や入学・入社の準備という、個人的な生活の変化も重なり、この時期は心身のバランスを崩しやすくなります。

心理学では、ストレスが過剰になると、私たちの認知機能や身体的健康に悪影響を及ぼすと説明されています。

ストレス反応は、本来は私たちの体が危険に対応するために進化したメカニズムですが、長期間にわたって活性化され続けると、様々な健康問題を引き起こす原因となります。

このような状況を避けるためには、まず私たちは自分の体と心のサインを正しく読み取り、ストレスが溜まってきたことを自覚することが大切です。

心理学では、このプロセスをセルフモニタリングと呼び、自分自身の感情、思考、行動を意識的に観察し、記録することで、自身の内面的な状態に気づく技術です。

こころと体のサインは以下のような点から確認することができます。

身体的な症状に注意を払う: 頭痛、胃の不快感、筋肉の緊張、睡眠障害など、ストレスによって引き起こされる身体的な症状に注意深く耳を傾けます。これらの症状が現れたとき、それが何によって引き起こされているのか、その背景にあるストレスの源を探ることが大切です。

呼吸や心拍の変化に注目する: ストレスを感じると、呼吸が浅く速くなったり、心拍数が上昇したりすることがあります。このような身体の変化に気づくことで、ストレスの兆候を早期に察知することができます。

感情の変化を記録する: 日々の感情の変化をジャーナルや日記に記録し、特定の出来事や状況がどのように自分の感情に影響を与えているかを追跡します。怒り、不安、落ち込みなど、ネガティブな感情が頻繁に現れる場合、それはストレスのサインである可能性があります。

思考パターンに注目する: 自分の思考が否定的な方向に傾いているか、過度に心配する傾向があるかを観察します。自己批判的な思考や、失敗への恐怖が強い場合、それらはストレスが原因である可能性が高いです。

そして、それを解消するための具体的な方法を見つけ出す必要があります。例えば、短期間で実施できるリラクセーションテクニック、特に深呼吸や瞑想を取り入れることで、自身をストレスマネジメントを見つけることもできます。

以下のような方法がストレスマネジメントには使えますよね。

自分自身のストレスに気づき、ストレスマネジメントを行っていくことが非常に重要です。特に、ストレスがかかりやすいこの時期ですから、セルフケアをじゅうぶんにしながら乗り越えていけたらと思います。

このnoteでも年度終わりと新年度に起こりやすいストレスとその対策について記事にしていきたいと思いますのでぜひご覧ください。

それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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