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コロナに対応してつらい思いをしている人に届いて欲しいリーフレット

こんちは、あおきです。コロナに関係してしんどい思いをしている人、いっぱいいますよね。。。何とかしたいと思いつつもなにもできないもどかしさもあり、医療従事者の人も、街で働く人も、学校の先生も、本当にみんな大変です。

先日、福島医大の小林先生を中心に、コロナとかかわる人が、対応する人のメンタルヘルスをどう保っていくか??という冊子を翻訳しました(原版はWHOが作っているのでめちゃしっかりしてます)。

新型コロナ感染症の対応者ガイド

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内容については、冊子をしっかり読んでもらえればなのですが、基本的にはコロナの患者さんに対応する人の患者さんや対応者への接し方ではあるのですが、どんな人にも当てはまるようなメンタルヘルスの内容についてもなかなかわかりやすく書かれています

本当に全部読む時間もないくらい忙しいと思いますので、どんなことを書いているか?だけ簡単にご紹介させてください。コロナうつだあとか、コロナで疲れたあとか、患者さんとどう接すればいいの?とか、そういう関係の方にみてもらいたいなあという思いでいっぱいです。

まずは自分自身の健康を保とう

わたしじしんもいちおう医療従事者ですが、やっぱりじぶんのコンディションが悪いと頭も働かなくなるし、ミスもするし、予定もすっぽかしかけるし…とあんまり状態はよくないですね。。。

「まず自分を大切にしましょう」、がこのリーフレットでもいちばん最初に強調されています。

大切にする方法は、生活習慣しっかりするとか、楽しいことをする、親しい人に話すなどがあります。

自分でコントロールできることと、できないことの区別をしよう!というのがじぶんには響きました。できなかった…って思うと、罪悪感とか落ち込みとか出てきますが、じぶんでなんとかできないこともあるよなあ、と現実的に考えることもだいじそうっすね。

思いやりのあるコミュニケーション

良いコミュニケーションをとれると、相手から信頼され、落ち着いて接してくれるようになり、対応している相手が回復しやすくなります。そういう良い状態ができてくると、じぶんのコンディションも安定してきませんか??

うまいコミュニケーションについての具体的な行動がずらっと書いています(めちゃ勉強になります)。相手をきちんとみるとか、リラックスした姿勢を保つと言った基本的なことから、積極的傾聴の仕方まで丁寧に書かれています。

傾聴するときには、注意深く聞く(たとえば、相手の人に話をさせ、話が終わるまで聞く)とか、繰り返す(話のカギになる部分を伝える)とか、要約するとか、コミュニケーションの超基本についてコンパクトに書かれてます!

気分を良くするために出来ること

感謝している事を、(頭の中で、あるいは紙に書いて)すべてリスト化してみましょう
 楽しい活動(趣味)を行うための時間を見つけましょう、そして毎日の生活に意味を見つけましょう
 友人や家族に話しかけましょう

これだけじゃありませんが、ストレスを感じたときにおこるいろいろなこころやからだの変化やストレスへの対処法について書かれています。

また、簡単にできる呼吸の整え方や、苦しんでいる人と接するときにどう接したらいいかについても詳しく書かれています(冷静を保つ方法とか相手を安心させる方法だとかいっぱい)。

まとめ

という内容がこのリーフレット内に満載です!

(読む時間もないくらいに大変かなと思いますが)コロナに対応して大変な人たちももちろんですが、いろんな人に見てもらってなにか1つでも持ち帰ってもらえるものがあればなあという思いです。

その他にも、サポートをどう提供するか?や特別な状況下での支援の方法についても詳しく書かれていますのでそちらもよかったら見てみてくださいね。

さらなるメンタルヘルスの情報を知りたい方は、良かったらあおきの記事も読んでくれたらうれしいです。



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