心理学への誤解や偏見はどうしたら解消できるんだろうか?
心理学って誤解されてるなぁと思うことが多いです。
学生さんに心理学のイメージは?と聞くと、心を読む、某メンタリストさん、こわいなどが出てきます。
なかには詐欺師と書いてくる学生さんもいて、このひとは教壇にたつ私のことを詐欺師だとおもっているんだなと面白くなります。
そういうイメージがあるからなのか、カウンセリングを受けることについても悪いイメージを持つことが多いようです。
心を読まれそうでこわい、密室の空間の心理室でいったいなにがおこなわれているんだろうか、そういうイメージがあるのかもしれません。
そんなこと全然ないんだけど、でもそう思われてるんだろうなぁ。
もちろん心の病気と言われるのがこわかったり、相談するのが恥ずかしかったり、こんな悩みを抱えるのは弱さのあらわれだとかって思いもあると思います。
そう思うことも悪いことだと思わないし、変なことでもないです。
ただ、それって誤解で、心の病気なのであれば治療したらよくなるし、相談すると少しは生活がましなものになる、そして悩みを抱えるのは人間である証拠です。
私たち心理に携わる人たちが、もっとみなさんの前に現れる機会を増やして、心理の人ってこわくないし、こころは読まれないんだと理解してもらうこと、もっといろんな場で主張して、本当の心理をわかってもらうことが必要だと思う。
私たちがその誤解を解いて、心理学で恩恵をうけるひとがちょっとでも増えたらいいなと思います。
そんなことを、今日医学教育学会のシンポジウムでお話させてもらって、シンポジストの先生たちの発表を聞いて、思ったところです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
下記、誤解をとく一助となれば嬉しいです。
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