見出し画像

毎日やってみることの効果【心理学】

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

じぶんのことを理解すること、自己理解はいろいろなプラスの面があります。

今現在の状態を知ることは、不調に気づくことで、心身の体調が大事にいたることを防いでくれます。

じぶんが進みたい方向に進むことをアシストしてくれます。じぶんがなにをしたいかを知ることも自己理解の1つです。

それから周囲への影響もそうかもしれません。自分の言動や行動が相手にどう映るのか?を考えたりすることもできます。

そういった自己理解に重要なことの1つは「定点観測」です。日々の自分を記録したり、ルーティーンで行うことに対してのじぶんの感じ方を比較して、いつもと比べてきょうのじぶんはどうか?を知ることができます。

うつや不安などの気分のことでお困りの場合は、気分の程度を毎日記録することをお願いしたりします。

最悪を0、最高を10(や100)としたときに、今日の気分はどれくらいか?じぶん自身にたずねてみます。

そうすると昨日の自分とくらべてきょうのじぶんはどんな状態か?を知ることもできますし、もし違うとしたらなにがどのように違うのか?も理解できます。

日記を書くのも、定点観測になります。わたし自身は朝の時間を使って、文章を書くようにしていますが、今日は書くことがなにもないなあということに気づくとインプットしようかなというモチベーションになります。

文章を書いているときに、ふと頭の中に差し込んでくる思考の種類で、今日はなんかネガティブな感じなんだなとか、そういった不調にも気づきます。

あとは1週間に1度同じ人と話すことなどもそうかもしれません。わたしは岩野さんという心理学おたくと週に1回ラジオをしているのですが、そのときに近況を話したりすることで、じぶんの現状や調子に気づくことがあります(調子の悪さはラジオの質にも反映され、視聴数にも影響しますし…)。

おたがいにいまどういう状態なのかを会話をすることで知ることができるのも定点観測としていいんじゃないかなと思います。

そのほかどんなことでもいいんじゃないかな。仏壇に手を合わせるもあり、料理を作るのもあり、じぶんが続けられそうなことやすでに続けていることを意識しておこなってみるのもいいんじゃないでしょうか。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

もし記事に共感していただけたら「スキ」ボタンを押してくれたらうれしいです。サポートしていただけたらもっと嬉しいです、サポートいただいたお金は全額メンタルヘルスや心理学の普及や情報発信のための予算として使用させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

そのほかのあおきの発する情報はこちらから、興味がある方はぜひご覧くださいませ。
Twitter @airibugfri note以外のあおき発信情報について更新してます。
Instagram @aokishuntaro あおきのメンタルヘルスの保ち方を紹介します(福島暮らしをたまーに紹介してます)。
YouTube ばっちこい心理学 心理学おたくの岩野、とあおきがみなさんにわかりやすく心理学とメンタルヘルスについてのお話を伝えてます。

この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,445件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?