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子なしを選択している理由

前提として、頭でっかちな私が考える理由になる。
プロフィールとして書いている以上、この話題は書きたいなと思い。


1、夫が望んでいない

日本では結婚して子供を生むのが一般的。
ということは、一人では子供は産めないのだ。
私は夫が大好きである。
人生の指針は夫である。
夫がいらないといえば、私もいらない。

2、子供がいるからできることに対して、憧れがない


1の理由が一般的には受け入れられにくいのは普段の生活からも理解はしている。ここからは私がいらない理由を書きたい。
これは、子なしの人ならこころあたりあるのではないか。

子供がいる人がよく言っているこの言葉。

子供いると人生2週目できるよ。学生生活もう一度やれる!

それこそがいやな理由である。
子供がいる人を否定しているわけではない。
私は学生時代、内気な性格でとにかく損ばかりしてきた。
目立つ子のアシストばかりやって楽しくない学生生活だった。
それをもう一度やるのはまっぴらごめんだ。
文化祭も、体育祭も、席替えも何一つ好きでなかった。
学校のシステムそのものが嫌いだった。
あ、ともだちはいましたよ。友達がいたからなんとか通えたのです。
友達、ありがとう。

こういうとこういわれる

子供は、あなたではないよ?

わかっている。それはわかっている。ただ、親が学校を100パーセント避けることは可能か?
わがままを通せばいけるかもしれないが、子供がそれを不快に思わないのか?いや思うのでは?
基本私は頭でっかちなので、そう私に言いたくなる気持ちはわかる。
でも、学校行きたくない。三者面談したくない。入学式も行きたくない。


3,痛みに弱い


これはどちらかというと妊娠出産の話になるが。
私はとにかくいたがりである。痛みに弱い。
採血は、とにかく顔面蒼白になり、毎回看護師さんを困らせている。
だが、妊娠したら採血は避けられない。
出産はおそらく採血の比ではない。
無理だ。痛いのは嫌だ。何を言われても痛いのは嫌だ。

4、不安要素を持ちたくない


不安要素は主に3つある。
体力と遺伝子とお金である。
私は頭痛もちで「ダウン」することがある。
文字どおり横になって動けないときがあるのだ。
今は大人の夫だけだから、なんとでもしてくれるが、子供がいたらそうはいかないと思われる。
そして1で書いたように夫は子供を望んでいないのだ。
進んで手伝ってくれるとは思えない。
遺伝子は重い話にはなるが触れておこう。
うちの親族はメンタルが弱い。休職、短期離職、ニート、まあ、いろいろいる。週5で定年まで働き切ったのは私の父親だけである。
あとは無職期間がある。
まあ夫と割るから夫側のまともな遺伝子に似る可能性もあるが、うちに似る可能性もあるわけだ。20年育てて自立できない大人になったら。
うちの「血」ならそれがありえる。普通にありえる。
血は争えないってすごい言葉だよね。そのとおりだよ。
最後はお金。これはまあ世論として叫ばれがちだし、私も世論と同じである。

5、生命がおなかにいることの嫌悪感


2でも触れたが、私は内気で頭でっかちである。
いつもうっすら希死念慮がある。
世間の皆様は希死念慮というものがない人もいるらしい。信じられない。
そんなわけで、死にたいのに、生命をおなかに宿すという真逆の行為が
どうしても気持ち悪くて受け入れられない。
ちなみに妊婦さんの姿も嫌悪感がある。
妊婦さんごめんなさい。危害は絶対加えませんので許して。


6,時代が味方した


現在推し活という言葉がはやっている。コンテンツはあふれている。
日々面白い技術革新が進んでいる。おかげで休日も夜も忙しい。
昔なら親子でしかいかないようなところも、今結構大人1人でも来てる人いるよね。
あと、独身の人も増えたから遊んでくれる人も結構いるんだよね。
とくに孤独感やおいてけぼり感がないのだ。まあこれは今後変わるかもだけど。SNSとかのおかげで選択子なしという生き方をしている人がいることも知ることができたし。
親世代なら良くも悪くも半径10キロ以上先の人の生活なんか知る由もなかったわけだ。私はとくに田舎だったし。知らないっていうのは選択肢を減らすこととイコールなので、まあ生むよね。
私も親世代なら生んでたと思うよ。昔は女性は寿退社して、腰掛け扱いされてたとも聞くしね。あってなかったらごめんなさい。

だけど・・・今考えていること


私は年を取るとともに子供は宝だなと思うことが増えた。
私たち夫婦もしくは私ができる「子育て」を今模索中。
詳しくはまた今度!









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