付着.35 モウマンタイ。
今回は「も」だ。
昨日は気持ち悪い記事を書いてしまった。春は変態が出ると小学生の頃言われた気がするが、俺のことだったとは驚きである。
そこで。(何がそこでなのか。)今日のテーマは「モウマンタイ」だ。
これ、言葉の響きは知っているが何のことかは知らない。皆さんにも経験があると思うのだが、学生時代よくわからない言葉を響きの面白さだけで使っている友人がいた。意味などわからないが、響きだけで笑えていたあの頃世界は単純で幸せだったろうなと感じる。
モウマンタイを思い出したのも単なる偶然で、昨夜寝る前に「明日はもかぁ。どうすっかなぁ。」なんて考えていたところ、どこからともなく沸いてきたのだ。正直、意味がわからないし無視しようと思ったのだが、朝になっても消えなかったので立ち向かう決意をしたのだった。
しかしいざ真剣に向き合ってみると、意外にこれ大切だなと感じている自分がいる。モウマンタイが大切なのではない。響きの問題だ。
こちらも偶然なのだが、近頃iTunes Storeでヒップホップが特集されている。ちょうど世代的によく聞いていたし、友人がカラオケで歌っていたのが懐かしい。当時はミクスチャーも流行っていた。片っ端から試聴しては、懐メロ爆買い男と化しているのだ。懐メロなんて言ったら怒られるかもしれないが。
今朝もZeebraやOZROSAURUSから始まり、帰ったらS-WORDや山嵐辺りを探そうと思っている。
懐かしさと踏まれる韻が相まってとても心地よいのだ。
ここで、モウマンタイである。固定記事になっている付着.19でも少し触れたが、言葉のリズムや表情、色形、テンポ。大切にしたいと思っている大きなテーマのひとつだ。
読んでいて心地よい文章が書きたい。それには言葉の響きも重要だとモウマンタイは教えてくれた。人生に無駄なことなどないのだ。小学生や中学生時代のなんてことのない会話や言葉遊びですら、宝物のひとつである。
最後までモウマンタイの意味を知らないってのも味があるなと思ったが、こんな気付きをくれたモウマンタイ様に失礼なので、お得意のGoogle先生に尋ねてみることにした。
なんとモウマンタイは映画のタイトルであった。こいつ、知らなくて書いてたのかと思われていることだろう。恥ずかしい。
しかし、意味は「問題ありません」「大丈夫」というものらしく、そんな自分を励ましてくれているようだった。偶然は素晴らしいものである。
きっと昨日の変態野郎に向けて、俺の心が叫んでいたに違いない。
モウマンタイ!モウマンタイ!
大丈夫だ。
何度でも言おう。この春、素敵な恋が沢山芽生えたらいいよね。
明日もいい日にしよう。
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