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進学&学童問題

子供の進学を前に改めて、子育てしながら働き続ける事って、並大抵ではないなぁとしみじみ感じている。

保育園関連の手続きの時もしみじみ感じたけれど、進学に伴い今度は学童入所でまた同じような事に直面して、久しぶりに、あぁ!これこれ!なんか疲れたな、、と。

そして、ものすごい数の親御さんたちがこの問題に直面している事を思うと、途方もない気持ちになった。

保育園も学童も、入所のための要件が厳しく、たくさん働いていないと入れない。それだけ定員がいっぱいなのだろうから仕方ないのだけれど、要件を満たさない労働時間では子どもを預ける事ができないので、たくさん働くか、全く働かないか(その分、一日中家で子どもの面倒をみなければならない)の二極化という極端な選択になりがちである。

わたしは虚弱なので脇に置くとしても、子育て中の女性はそもそも子育てだけでなかなかハードな生活なので、その2択しかないのはつらいなぁと。

就労に関わらず保育施設を利用できるようにという動きは進んでいるようだけれど、週2-3日短時間働き、その間と家事をするために夕方まで子どもを預ける事ができる選択肢があったら、子育てと育児の両立の負担感は劇的に違うと思う。

それはそこまで大それた願いでもないようにも感じるけれど、なかなか実現が難しいようだ。飲食店のアルバイトなどはさておき、オフィス職の短時間雇用はまだまだ一般的ではないし、保育園の空きもないからだろう。

地域によるだろうけれど、保育園はほぼ週5働いていないと入るのが厳しかったり、学童にしても、多くの自治体で週3-4日、16時まで働いていないと入所要件を満たさないなんてなぁ。

週2-3日、朝から14時-15時頃まで働いて、その後も子どもを預けたまま、家事したり夕飯の準備ができたりしたらだいぶ理想的だけれど、朝から夕方まで働いてヘトヘトの所、そこから子どものことを気にしつつ、家事や夕飯作りというのはなかなか骨が折れる仕事である。ましてやフルタイム勤務をや!超人すぎるだろう。

学童もものすごい人数でパンパンだと聞くし、更には民間学童ですら人数がすごすぎるという話まで聞いて、なんかすごいなぁと!それだけ働く母親が増えたという事なんだけれど、詰め込まれてる子供達もまた大変だなと。子供達の居場所についても、なんだか考えてしまった。

そんなこんなでモヤモヤとしていたけれど、いつもは在宅勤務の所、珍しく出社したら、神様がなんか特別な配置をしたのか?というくらい、いつになく、妙にパパママ社員に会って、それだけでなんだかとても心強かった。普段は全然交流がないけれど、こういう時に少し雑談するだけでも、互いの苦労が阿吽でわかるので本当にありがたい。ベンチャーなので数年前まで子育てしている人も少なかったけれど、時が経ったなぁとしみじみ感じた。

その後早退して入学説明会に行ったら、たまたま話しかけてくれたお母さんが、同じ時期に遠方から引越して入学予定と判明し、それだけでも盛り上がったのだけれど、更にはなんと同じマンションの同じ階に引越し予定と分かり、またしても神様ちょっとさすがにそれはやりすぎでは?と思ったりした。100人くらいいる保護者の内のたまたま話した一人ですよ。

土地勘のない場所で、見知らぬ保護者達の中で不安が大きかったので、涙が出そうなくらいホッとした。辛い時ほど嬉しい事がじんわりと沁みる。神様今日もありがとう。

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