家探しなど最近のあれこれ
今住んでいる家が取り壊されることや、子供の進学のことなどもあり、引越さないとならず、年明けからひたすら家探しをしている。物件に問い合わせ、内見し、検討の繰り返しの日々だ。
夫も私もほぼリモートワークの事もあり、あまり場所に縛られないのは有難いのだけれど、そのおかげで場所が決めきらず、わりと広範囲で検討している事もあり、なかなか決まりきらない。
自然が多く、夫の仕事の都合上、都心へのアクセスがそれほど悪くなく、スーパーや子供の学校がそれほど遠くなく、尚且つ学童の空きの有無なども考え出すと、検討項目が多すぎて混乱してくる。学童の申請方法や入所要件は自治体によって様々なので、引越し候補の自治体が多岐に渡る場合はかなり複雑な事になり、何度も電話で問い合わせが必要になる。
最近は読書のペースをぐんと落としているけれど、中谷美紀さんのオーストリア滞在期をようやく読み終えた。面白かったと一言で言うには少し難しい本だけれど、面白かった。外国人の旦那さんの結婚に伴い、オーストリアの田舎暮らしをする中谷さんが、地に足のついた、掃除洗濯、料理に庭仕事をしながら、前の奥さんの子供とのコミュニケーションに試行錯誤したり、ドイツ語を学習していく、日々の記録が、淡々と語られていくけれど、彼女の真面目さがこれでもかというほどに伝わってくる。それでいて、思考や感情が抑制された筆致だけれど赤裸々に綴られていて、魅力的な女性だなぁと感じた。中谷さんほどの突き詰めたストイックさには到底及ばないけれど、それでもどちらかというと変な所で真面目すぎるきらいがあり、その事により自滅しがちな私も、このままの自分でもいいんだと励まされた気もした。
また職業柄元々のものなのかもしれないけれど、異文化で生活をしている彼女はとても視野が広く、政治や歴史、様々な国籍の人の国民性の違いや国際情勢、語学や料理など、話が多岐に渡り、それもまた魅力的だと感じた。私自身はオンライン英会話をしているけれど、目的という目的があるわけでもない事もあり、最近少しモチベーションが落ちがちだったけれど、異文化に触れたい気持ちや、外国人と交流したい気持ちも改めて高まったりもした。
職場の先輩が貸してくれた尾石晴さんの「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略も、他の読書に挟まれて数ヶ月かかってしまったけれど、ようやく読み終えた。40歳あるあるというか、いわゆるミッドライフクライシスといわれる中年の危機を細かく言語化し、どういうことが起きているのか、どうしていくとこれからの事を考えるヒントを得られるかなど、参考になった。主にワーママ向けに書かれているけれど、そうでない人でも参考になると感じた。
この本に出てきた、やりたいこと100リストというのを早速試してみたくなり、やりたい事を書き出してみた。初日なので15分程度、30個くらいで一旦ストップ。最初は20個も挙がらず、ネットで他の人の例も見ながら、少し増やした。少しやってみたり、人のを見るだけでも、色々と刺激があって面白かった。やりたい事、というのは意欲に直結するので、鬱々としている時は全然挙がらないだろうなぁと思った。これを定期的にやる事で、自分の意欲や精神状態を把握する事にも役立つと感じた。
寒さで腰痛が悪化していて、仕方なく、久しぶりに筋トレ&ストレッチをした。以前に近所の整骨院でワンコインで作ってもらったパーソナルメニューで、全部やると25分くらい。コツコツやっていた時期はたしかに身体が楽になったけれど、怠け者でなかなか続けられない。久しぶりに少し身体を動かして、気持ちは良かった。
最近洋服の色が暗い色ばかりで、職場に行ったり園に子供を送迎したりと、日々のあれこれをこなす分には困らないのだけれど、友達に会ったり、少し心が弾む予定の時に着ていくのに気持ちがあがる服がなく、そんな時に尊敬する素敵な友達がとてもきれいな色のカーディガンを着ているのを見て、きれいな色の服が欲しくなって、久しぶりに買い物に出かけた。数軒覗いたけれど、私が欲しいVネックで、綺麗な色のカーディガンはどこにも売っていない。丸首だったり、色味が好みでなかったり、ようやく少し良さそうなのがあったけれど、ボレロ丈で丈が短すぎる。ごく普通の形で、きれいな色のものが欲しいだけなんだけどなぁと、数着試着したけれど諦め、喫茶店に入った。
物件や学童の問い合わせをし、服をネットで探してみる。できれば試着して買いたいので、あまりネットで買いたくないのだけれど、ネットだと、袖丈や色だけでなく、首周りの形まで指定して検索できたりするので有り難い。いくつのサイトを検索して、ようやくいいなと感じる色と形のものが見つかった。セールとクーポンで半額以下になった事もあり注文。届いてみないとわからないけれど、合うものだといいな。
ほぼ確定?と言うところまできた物件探しだけれど、ギリギリまで悩んでいる夫から更に候補物件が送られてきたので、再び内見へ。ピークシーズンの為、内見せずに契約が決まる物件も多いけれど、やはり内見したく、合間を縫ってひたすら内見。そろそろ、決めたい!