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FINAL CIID受けてみた!~経験値5万UPした説~

CIID, Copenhagen Institute of Interaction DesignのWinter Courseも、いよいよ最終日~!今日は写真が多いぜ。

初日2日目3日目4日目のレポもどうぞ。

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映像編集魔になる一同。「お茶をすする音素材」が何度も流れてにやにやが止まらなくなる。

最終日AMは、ムービーの仕上げ編集!

4日目に各チーム必死こいて撮った映像を、お昼までに仕上げます。いそげいそげ~!

縁側をシェアする、というアイデアで走ってきた私のチームは縁側に行きたいナンシー30歳と縁側をシェアしたい花子80歳のコントラストを強めるために、都会シーンは車の音を足しまくり、縁側シーンはコオロギの鳴き声や鳥の鳴き声、そよ風の音などを足しまくって演出をゴリっと加えます。

映像のベースが組みあがったら、その尺に合わせて即興で英語ナレーションを吹き込む!その場で考える!なんとラフな制作!こういうのでええんや感がすごい。

ドキドキの試写!

お昼になったら各チーム映像を先生に提出し、順番に見せあいます。わ~どきどき!

私たちのEngawa Restは、こんな感じになりました。撮影準備1時間、撮影2時間、編集&音7時間くらいか。

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ナンシー、30歳。

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花子、80歳。お茶をズズッ・・・とすする音を足しましたw

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ナンシーは、疲れていた。

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花子は、孤独だった。

・・・だけど、ナンシーはどうすればいいか知っていた!

※著作権の関係でスクショ貼っていませんが、ナンシーがスマホを操作して縁側にGO!する映像が続きます。そして・・・

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花子に、「ナンシーがあなたの縁側に5分でくるよ!」のお知らせ。

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そわそわうろうろする花子。このシーン、コンテにはなかったのですが縁側があまりにもよかったので色々撮ってた素材がソワソワっぽく見えてそのままぶちこみました!

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ナンシーがやってきた・・・!ざく・・ざく・・と落ち葉を踏むような音響を追加して雰囲気出しました。

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縁側で二人は‥出会った・・・!このカットは30秒くらい1カットでなが~く使って、二人が世間話してる演技をそのまま流してます。縁側で流れる緩やかな時間を象徴するカット。

ちなみに!普通に考えると映像の冒頭で「縁側とは日本伝統のベランダで、人々が行き来できるコミュニケーションの場。」みたいな説明をいれたくなるのですが、結局縁側って目で見ないとよくわかんないんですね。

なので、ナンシーと花子が出会って縁側でゆる~~んと過ごすこの長回しのカットまであえて縁側説明を入れず、ここで縁側の全てを語るという構成にしました。コンテの段階ではそこまで深く考えてなかったのですが、CMプランナー(修行中)の勘がそう言っていた!

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そして二人は、言葉を多く交わさなくても友達になったようです。オフショットようにとっていた写真がエモかったのでナンシーと花子のていで使いました。

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そしてもっとたくさんお友達が増えたようです!~FIN.~

ドイツ人ご家族のみなさまとその場の流れで撮ってもらった映像を、締めに使わせてもらいました。これもコンテになかった要素ですがお話にメリハリがでてすごくよかった!

あと半日あったら、映像の色味を調整してエモエモにしたり、ENGAWA RESTのロゴを組んだりしたかったな~って感じでした(研修終わってから一人でやった)が、時間内にラフにでも仕上げて検証することがプロトタイプなので、これでOK!!!!!!!!

チームそれぞれおもしろかった

他のチームもはちゃめちゃに力作でした。空港のシーンを大きいプロジェクターに空港の写真を写して即興プロジェクション的にして撮ったり・・・・アート系のプロダクトを考えたチームはロゴがアートっぽくデザインされたフォントになってたり・・・!

日本ならではの「空気を読む」文化を体験できるVRゲームのアイデアで走っていたチームは、このビデオプロトタイピングでいちばん分かりやすく進化していました。ゲームって、ストーリーテリングがすべて説あるので・・紙で仕組みをみたり、Figmaのデジタルプロトタイプで見るよりも、それをプレーしている人の映像をお話で見るのが一番イメージがわいた!

アイデアの種類、つくる物の媒体の種類によってもはねるプロトタイピング手法が変わるみたい。あー勉強になったぁ。縁側も、実際の縁側を撮ったことで説得力が5億倍強まったきがします。

全ワークショップ終了!まとめ作業へ

こうしてプロトタイピングの実習はすべて終了~!最終日のラストは、ほかのコースの人たちとの成果発表会。各チームそれぞれ5日間のプロセスをボードにまとめていきます!

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初日は、実は私は縁側を理解していなくて単純にインスタントなairbnbくらいに解釈してたんですね。形にしやすそうなアイデアだなあって思ってたんです。

だけど、寸劇やインタビュー、デジタルプロトタイプをするなかでチームメイトとず~っとブレストしてると、どうやら違うぞと。縁側ならではの価値がアウトプットに出てないとただの地図アプリになるぞ、と気づき。そんな過程を説明しました。

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各チームそれぞれのボード。おもしろい~!色んな種類のプロトタイプを高速でチームで回すので、どんどんアイデアが変化していく過程が本当に面白かったです。

他のコースは、どんな感じ?

私が受けたPrototyping as a Processは、一つのアイデアや過程を思いついたらすぐいろんなやり方でプロトタイプして揉みまくる!というプロセスを学ぶ実習コースでした。他のコースは、まったく違うアプローチでアイデアを生んでいたようで、それぞれの違いがまた面白かったです。次、コペンハーゲンとかで別のコースも受けてみようかなぁ。


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たとえばService Designのコースでは、初日に「人」を基盤にアイデアを過程。一日目から街に出て大量の人(道すがらの人)に取材をしてインサイトを拾いまくるところからアイデアを練るというアプローチだったそう!

初日・・・私はブレストを1時間くらいしたらすぐそのアイデアで寸劇(ボディストーミング)をしてましたね。Human Researchのコースではさらに「人」に重きを置いて、一つのアイデアを仮定するまでに3日間くらいかけてインタビューしまくってたらしいです。おもしろ~!

5日間、修了♥

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修了証をShamikとMartinaから授与!学位じゃないのですが、一つ記録にのこるものが持ち帰れると嬉しいものですね。

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CIID学長の直筆サイン入り。やったぁ~!会社のデスクに飾りました。

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チームメイト~!2日目からスナックのアイデアと縁側のアイデアに別れたんですが、ずーっと同じテーブルで作業しました。同志!

アフターパーティ

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全コースの生徒と先生が集まって打ち上げ〜!

普段はお酒を飲まない私なのですが、5日間作業し続けた妙なハイ状態でハイボールをがぶ飲み!同じクラスの女の子たちときゃっきゃ会話してみなさんに挨拶して帰りました。楽しかったぁ。チームでの打ち上げは別途計画中!

5日間のプロトタイピング実践

いやぁ・・濃かった。これまでのどんな会社の研修よりも濃かったのではないか。自分に結構負荷をかけて作業しまくったので、最終日はヘトヘト!アフターパーティでお酒飲んだらなんか涙出そうにすらなりました(危ない人)

「あえて最初のアイデアに固執しない」

Prototyping as a Processは、初日の1時間だけブレストをしてそこから5日間ず~~~~~っと検証。初日はボディストーミング、2日目は紙製プロトタイプとインタビュー、3日目はデジタルプロトタイプ、4日目はビデオプロトタイプ。いろんなかたちにラフな状態でアウトプットして、どんどん揉んでいく。なんならぶっ壊してやり直す。そんな日々でございました。

クラスメイトのみなさまも先生のShamikも言っていたのが「最初のアイデアを愛しすぎないこと」です。愛しすぎると、変えたくなくなっちゃうから。良くなる余地を、奪ってしまうから。これは目からうろこでした。

コピーライターやCMプランナーをしていると、一回目の打ち合わせからちゃんと面白いアイデアをもっていかないと、ダメなクリエイターの烙印を押されてしまうという恐怖があるんですね。だから一人でブレストして、芽が出なそうなアイデアは試さずに落としちゃったりする。

だけどこのワークショップでは、アイデアの粒はラフでOK!なぜならプロトタイピングしている間にアイデアが増えて、広がって、変わっていく前提だから!これがビックリ。それを経験できたことで自分の普段の仕事のスタンスも変わりそうです。

「とにかく速くプロトタイピングする」

もう一つこのコースで学んだのが、アイデアが生まれてからいろいろプロトタイピングするスピード感。とにかく、時間をかけない!!

Shamik曰く、「早く直せば直すコストが低い」とのこと。(=アイデアあたためまくって後から直すのは時間もお金もかかる。)さっさと揉んでさっさと直せば、それだけローコストでアイデアをよくできる!このスピード感を体験できたのも本当によかったです。

「試す前にアイデアを見捨てない」

研修が終わって数日あれこれ考え、そういえば・・と思ったのがこの点。5日間、様々なワークショップで永遠にブレストしてるようなもんだったのですが、どんな稚拙そうなアイデアの粒も、ごちゃつきはじめたプロトタイプも、「ダメ」とか「芽がない」とか絶対言われないんですね。

普段の打ち合わせだと、やっぱりクライアントさんに持っていけないものや厳しいものは落とさないといけないので、審査が厳しいんですが。このコースではアイデアが甘くてラフでも揉みながらよくしていけばいい!というモットーなので絶対に否定されないんですね。そうすると、これはナシだろ~と思っていたようなアイデアのつぶから光るコンセプトが見つかったりする。それを実感しました。勉強になりました。

CIID、経験値5万UP

そんなこんなで終わった5日間!一日経験値10000UPくらいしたんじゃないか・・・・。(頑張りすぎて週末若干体調崩した)

ここで学んだことを忘れて消えてなくなってしまわないように、実務でも実践していきたいと思います~!

そして次は・・・・コペンハーゲンで参加したい。面白そうな他のコースがあったんですよね、ふふふ・・。

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10年前に留学してた頃のコペンハーゲン。


なが~いレポート、読んでいただきありがとうございました!

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CIID、受けてみた。1日目2日目3日目4日目のレポートはこちらへ。

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たのしかったぁ



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