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紙博vol.3でシルクスクリーンやってみた!

お久しぶりの投稿です。日々健やかな暮らしのイラストを描いているaoitatanです。

↑ローラースケート初体験のパピヨン2匹。


先週末、浅草で行われていた紙もの雑貨のマーケット「紙博in東京 vol.3」にて念願のシルクスクリーンデビューを果たしました!

シルクスクリーンの事前知識も準備もまったくない状態でのワークショップ突撃でしたが、ブースを出していたレトロ印刷JAMさんのフレンドリーかつ親切なスタッフさん方のおかげで難なくおどうぐばこを作ることができたので、写真中心にご紹介していきます。

紙博とは

会場はこんな感じでした。浅草のビル2フロアをまるっと貸切で催されていた、全国津々浦々の紙もの作家さん、印刷屋さん、紙ものメーカーさん、本屋さん等が集う巨大紙ものマーケット!出展はゆうに100店舗を超えていたような。めちゃめちゃ賑わってました。

今回はここに出展していたレトロ印刷JAMさんのブースでシルクスクリーン体験をしました!

1.刷るものを選ぶ

事前予約不要!2000円で紙フォルダー、おどうぐばこ、トートバッグから選んで既存の絵柄または好きなイラストを刷れるワークショップ。わたしはおどうぐばこを選びました。


2.絵を描く

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お金を支払ったら紙とペンを貰い、刷りたいイラストを自由に描きます。描くスペースには私以外にも数名の方が思い思いのイラストを描いていました!今回は一色刷りのワークショップなので、黒いペンで描き描き。白か黒かの判別になるので、はっきりと分かりやすく描いていくのがコツです!わたしは画を書き損じまくり数枚紙を使ってしまいました・・すみません。汗 ここで黒く描いた部分がそのまま最終的にインクがのる範囲になります。私は画を書くのに15分くらいかかりました。

3.版を作ってもらう(見てるだけでOK)

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絵が描けたら、スタッフさんに渡します!そうするとその場でサッとスキャンをしてくれて・・・

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プリンタからビニールに描いた絵が印刷された版がすーっと出てきます!(描いた絵の部分だけ細か~く穴があいたビニールです)ものの数分。私はすることないので見ているだけです(簡単・・!)。

4.フレームに版を押し込む!

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刷ってもらった版を持って、近くのテーブルに移動。プラスチックの枠の溝に、棒状のゴムをぎゅっ!ぎゅっ!と押し込んで、ペラペラのビニールを枠に固定していきます。ここは教えてもらいながら自分でやります!

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ゴムの棒をひたすら溝に爪で押し込んでいきます。

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こんな感じで押し込んでいくと、ビニールが枠にぴーんと張られていきます!余ったビニールは最後にハサミで切るのではみ出しててOK。

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ぴーん!四方が無事ゴムで固定されました。押し込んだ際に余ったビニールのぴろぴろはハサミで切って、四隅にくの字型のピースをはめます。インクをする時に土台を安定させるためとのことだったかな・・?

5.インクを選んで、刷る!

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インクを選びます!おどうぐばこの紙がブルーグレーだったので、淡い色だと見えにくいかな~と思い「Umi」という濃いブルーのインクを選択。ゴールドとシルバーは本当にラメでキラキラしていました!白地だったらゴールドにしてみたかった。

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ゴムをぎゅっぎゅしたテーブルから刷り場に移動(写真奥がゴムぎゅっぎゅテーブルです)。

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選んだインクを、歯磨き粉のような量で横にすーっと出します!出す量ややり方はスタッフの方が丁寧にディレクションしてくれるので初めてでも安心でした・・・!

また、「随時写真を撮ってももいいですか・・!?」と伺ったところ「どんどん撮ってください!」「ここも撮りますか?」と随時撮影させていただけてありがたかったです!

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載せたインクを、ヘラですーーーーーっと縦に伸ばします!どきどきする瞬間。ヘラの角度や強さも常に声をかけてもらえるので初めてでもみなさん成功されていました!!!!すごい!

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そーっと版を持ち上げると・・・じゃーん!おどうぐばこにちゃんと刷れていました!すごい!

最初に描いたイラスト部分だけにビニールに細かーーーく穴が開いているので、描いた絵の範囲だけインクが通るんですね。(全部青く刷られるのかと思いかねない!)

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インクを刷ったら、ドライヤーでインクを乾かします!!最初はベタベタしていますが乾くとサラサラに。

今回のワークショップは2000円でおどうぐばこ2つ刷れるものだったので、もうひとつも最初に出したインクでそのまますーーーーっと刷りました。歯磨き粉くらいのインク量で、ものにもよりますがハガキ300枚くらい刷れることもあるらしいです!!

ワークショップは以上で終了。絵を描くのに15分、そこから刷り上がるまでに20分くらいで合計35分程度だったかなと思います!おもったよりもスピーディ。シルクスクリーンは通常版(絵のところだけ穴の空いたビニール)を作るのが大変だそうなのですが、特別な印刷機でする事でスピーディにできるそうです。

6.組み立てて完成!

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家に帰って、組み立て。線に沿って折ったらホチキスで留めるだけ!無事におどうぐばこが完成しました。嬉しい~!

紙博での作業中も随時スタッフの方が「かわいいです~!」となんども声をかけてくださり、初心者にもとってもやさしいワークショップでした。グッズ作りってそこはかとないクリエイター感があると言うか、特別な知識がないと挑戦しにくいのかな・・!?とも思いがちなのですが、親切に教えて頂けたおかげでとにかく楽しくおどうぐばこを作ることができました。

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一点、自分自身の大きな反省・・!家にホチキスが無かったので帰りに100均でホチキスを購入したのですが、100均のホチキスでは力が圧倒的に弱かったようで・・・・一つのおどうぐばこを組み立てるために大量のホチキス針をだめにしてしまいました・・・・!なんてこった~!

ワークショップ会場でホチキスを貸し出してくれていたので、お言葉に甘えてその場で組み立ててくればよかったあ~と反省しました!(もしくはちゃんとしたホチキスを買う^^;)組み立てて行かれますかとお声掛けいただいたのですが、他のたーくさんのお店を回りたいと思い組み立てずに終わらせてしまったのでした!笑 しかし無事に組み立てられたのでオールオーケー!

シルクスクリーンができるレトロ印刷JAMさん

今回ワークショップに参加させていただいたレトロ印刷JAMさんは、

大阪にあるレトロ印刷(本店的な感じかな?)

東京(品川)にSURUTOKOというシルクスクリーン工房があるそうです!

今回無事にシルクスクリーンデビューできたので、次回は工房にお邪魔して一日かけてグッズを刷ってみたいな~と夢が膨らみました!


読んでいただきありがとうございました。

普段は多色のイラストを描いています。2018年3月から絵を描くと決意、ほぼ毎日イラスト更新してきました。現在ZINEと絵本制作期にステップアップ中!

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