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「上陸者たち」登場人物、一覧表 / 20240716tue(8000字)

第一部のあらすじ(四百字)
日本海に北の工作船が浮かぶ。作戦は十個の原爆を東京に運び爆破させる。浜まで四十キロの地点で海保巡視艇が近づく。漁師になりすましていると指令がとどき襲撃。巡視艇は蜂の巣に。仲間ひとりに原爆五個を残して浜へ急ぐ。人質を見て兵士たちは驚く。日本語を学んだ日本人教官と瓜二つだ。教官との別れが浮かぶ。「私はアンジョ・ナオではない。サエキミカ」なんと人質は教官の妹。船で無線相手の土台人に裏切り疑惑がわく。ボートに原爆四個を積みこみ罠を仕掛けた。荒れる海。最後の一つはキムが背負う。沖までわずかの所でマは人質を殺そうとする。キムは銃を抜くがハン司令官が現れて反逆者マの処刑の将軍の書状をよみあげる。沖でキノコ雲が上がる。爆風でボートは吹き飛ばされるなかハンはキムと人質を抱いて守る。ハンは熱風で燃えながら「作戦決行だ。おまえに首都爆破を命ずる。それが将軍閣下の真の作戦だ」キムは人質を浜に寝かせ、上陸する。
四百字詰め原稿用紙換算百六十五枚(六万六千字)。

第二部のあらすじ(四百字)
「第一部」を書いたのは十歳の蒼井セナだ。セナは地下組織の銀次に北の兵士を追えと言われ、追う。セナは五歳のガクトにノートを奪われる。ノートのキャラたちはガクトに翻弄される。キャラたちはガクトの落書きを乗り越えてファミレスへと辿り着く。地上は爆撃され、逃げ込んだ地下に都市があった。ケガレたちが核融合動力素粒子衝突型加速器を建設していた。そこでは目玉教の教祖が君臨する。群衆の前でキムは斬首刑に。銀次を殺した忍が現れて教祖の化けの皮を剥がす。銀次の兄金男だった。群衆の前で金男は殺される。キムは銀次と金男の死体を吸いこんで黒く肥大化する。暴動が起こる。ブルマダグル星と交信をしたセナは解決策の提示する「ガルガンチュアになるキムの影を素粒子衝突型加速器でとなりの宇宙に弾き飛ばせ」装置は起動する。衝突が起きて巨大な黒い影が誕生する。あの黒い影はほかの宇宙だとどんな怪物にみえるんだろうね。ガクトは笑った。
四百字詰め原稿用紙換算八三五枚(三十三万四千字)

「第一部」+「第二部」=合計、一千枚(四十万字)

■あくまでも筆者の希望としてだが。
本の装填では小説に登場するすべてのキャラ(車や動物たちや建物)を描いてもらいたい。中央には北の兵士(キム)が走ってくるシルエット。北の兵士を中心として放射状にキャラたちが飛び出てくる。

(第三部へ続く)


登場人物

第一部

■一班:オオヤマ班
大山正明(三九歳)人民武力総参謀部軽歩兵部教導指導局出身、ハン・グァンホ作戦司令官。
片桐喬久(三七歳)特殊第十一軍団九◯七部隊出身。チョ・ドンソク上士。大山とはの異母兄弟らしい。新潟沖にて爆死。
北野剛毅(三二歳)軽歩兵部教導指導局出身。シン・ホチョル作戦副官。
桜井晴人(三十歳)国家安全保衛部偵察局出身。キム・スリン。パンソリの弾き手の両親をもつ。
柴田真由(二七歳)細菌・化学戦に精通した女性軍医。ペ・キップン。

■二班:フクダ班
福田のオヤジ(福田敏夫、三七歳)生粋の破壊工作員、マ・ギョング。日本首都爆破作戦副司令官、上陸直前に銃殺刑。
松田翔太(二七歳)国家安全保衛部偵察局、第十一軍団九◯七部隊から本作戦に転属。リ・ジヨン特務上士。
田中香織(二六歳)女性のみで構成される牡丹師団第五二五旅団の出身。女傑。ユ・スヒョン少尉。
福田のオヤジの息子(福田泰斗、二八歳)役。平壌音楽大学で指揮科とピアノ科から軍事大学へ進学した。ホ・ジョンミン上士。
蒼井しずく(二五歳)金日偉政治軍事大学で電子通信技術と破壊工作を学ぶ女性士官。パク・イナ上士。

アンジョ・ナオ(佐伯美香・二十七歳)、日本人拉致被害者、日本語教官、佐伯七海の双子の姉。
北の金正雲将軍(手紙のみ)

■新潟上越海上保安部PC型巡視艇「くじゅう」乗組保安官たち。
艦長(五五歳)元PL船の伝説の船長。春の人事異動にて左遷された。
ひょろり(四二歳)三等海上保安正、係長。
青年(三三歳)二等海上保安士、航海士。
サエキナナミ(二七歳)三等海上保安正、主任航海士、アンジョ・ナオの妹。
新人(二四歳)三等海上保安士、航海士補、網を持って職質する新人保安官。


第二部

序章
蟹(宇宙)

一章

■第三事業所:
辰吉耳男(タツ・二五歳)北陸組の若頭
具志堅(グシ)
竹原(侏儒のように小さい男)
白井(佐渡島で銀次の助けられた新人)
輪島(他の男衆とともに背景で登場。後に黒いハイエースのなかで再登場)
井岡忍(五十二歳)東京組の元組長代理、関東統括責任者、死刑確定囚。

■ファミリーズ親不知店:
ウエイトレス(柏崎冴子? 柏崎紗枝?)

■浜:
綿鍋銀次(五七歳)北陸組の組長。物語の最中に「筆者」が闖入してきて「この男は身も心も醜い。それはもう筆舌に尽くしがたい」と語ったほど背が低い醜悪な男である。顔面に明朝体で「目」と書かれた眼帯をしている。
佐伯七海(二七歳)三等海上保安正、主任航海士。

■旧国道:
飢堕覚(二六歳)中距離(二トン)トラックの運転手。
北の兵士(三十歳)「第一部」のキム・スリン。
白色の国産高級車(白いレクサス)

■親不知ヒスイパーク:
ウエイトレス
ゴールデンバット(タバコの絵柄、神武天皇の杖にとまる金鵄)
ヒロちゃん(広永賢司・タケが目撃する。福岡の組の凶暴な若手らしい)
お婆婆たち

■北陸つばめドライビングスクール:
柏崎康徳(父、六四歳)北陸つばめドライビングスクール事務員
柏崎由香理(妻、五二歳)
柏崎節子(長女、流産で死亡)
柏崎雪乃(次女、四四歳)
柏崎篤史(長男、四一歳)第二章:第三事業所でのジャンケン大会で死亡。
柏崎冴子(三女、一七歳、父は康徳で母は雪乃)
柏崎紗枝(四女、一七歳、冴子と双子)
柏崎四葉(五女、一七歳、父は篤史で母は由香理)
柏崎逸美(六女、一七歳、四葉と双子)

赤城了(十歳・小五)セナの親友。努力家で強がりの少年。
蒼井瀬名(十歳・小五)リョウの親友。宇宙人と交信できる天才児。

二章

■廃墟ホテル:親不知ビューホテル
ヤマガカシ(猛毒をもつ蛇)。飢えて、セナのノートを食ったのだが紙だっので吐き出した。
筆者(四十八歳、本名は大澤章信(おおさわあきのぶ)で筆名は蒼井瀬名)
「消えた小説」の筆者は幼少の頃からテストの答案用紙には「文章を信じる」と書いてきた。じぶんに名前を訊ねてくる人間には「文章を信じると書いてあきのぶと読みます」と何万何十万回と説明をしてきた。この事実は、筆者が作家になってから筆者の筆を苦しめる一種の呪いとなった。筆者は「他人の文章はかんたんに信じられるが、じぶんの文章には読者をのめり込ませるほどの説得力があるのか? その悩みに延々と苦しめられることになった。筆名「蒼井瀬名」の由来は「蒼井」は伝説のポルノ女優「蒼井そら」から。「セナ」は伝説のF1レーサーである「アイルトン・セナ」から。この小説「上陸者たち」には、謎に満ちたセクシーな女とさまざまな車が登場するが、筆者の筆名の影響からであろう。

主代恵子(ヌシロケイコ、セナの継母)
蒼井健一(セナの実父)
綿鍋金男(本名マ・ガンホ・綿鍋銀次の双子の兄、大阪組の組長で、白馬の地下にあるケガレ地下都市を牛耳る「目玉教」の教祖)
辰吉耳男(両耳が削がれてない。いつもヘッドフォンをつけている)

■山とスキーのイノウエ:
母つばめ(序章で死んだ蟹を啄む)
子つばめ(飢堕覚のトラックに轢かれる。死んだがキムに蘇生される)
井上光吉(三二歳)妻と息子を愛する登山写真家。スキーショップを経営
井上岳斗(五歳)セナからノートを奪って、そこに憎悪を塗り込める。
小林義一(八八歳)無類のギャンブル好き、娘を白馬岳の頂上から突き落とす。
井上美里(享年・二七歳)ガクトを愛する母親。
銀次が連れてくる男衆(タケ、シライ、ワジマ)

■北陸タクシー魚津支店:
渡部稔(ワタベミノル、五十二歳)窃盗歴で前科三犯。いまは仮釈放中の身。
浜田司(五十六歳)輪島出身。肩書は主任。
本部の遠隔監視員のスギシタさん。

第三章
■高級ソープランド ラ・グリュ;
小沢彰人(二一歳)
主任の田中
店長(権田原にクビを宣告する)
権田原(新人で店長にクビを宣告される)
ドアマン役のボーイ
廊下に立つボーイたち
セイラ(一番人気のキャスト)
ジャック・スパロウ(客の中国人・偽名)
ポケモン(客の南米人・偽名)
トム・クルーズ(客の西洋人・偽名)
カガミ(二十歳、学生、アルバイト)
クロベ(三十五歳、バーカウンター、ゲイ)
部長(四十歳、吉原のソープランドからやってきた)

■京都、先斗町:
大門貞子(当時・一六歳)銀次の初恋の相手
美魔女の仲居(幽霊、鬼雲に種付けされるて、成仏する)
日本料理屋の大将(三八歳)
鬼雲毅一(五六歳)末期がんでステージ4。自衛隊の東軍との決戦の指揮官を自薦する。

■祇園お笑い劇場:
小西清孝(三五歳)舞台音響
荒木繁春(四四歳)舞台事務室長(課長職)
高野透(三八歳)舞台照明
京都では気鋭の劇団「舞台王国」の演目「上陸者たち」
女性航海士役の女優(二二歳)佐伯七海役。モノローグで進行役をする。
準劇団員たち(十代)ハプニングが起きて、急遽舞台上で魚たちを演じる。
声が新劇俳優のようによく通る中堅俳優(三四歳)マ・ギョング役
若手俳優(二三歳)ホ・ジョンミン役。

■ラーメン屋風力亭:
鱒尾充枝(当時・二八歳)忍の小学四年時の担任の教諭、初恋の相手(嘘)
中国人の老マスター。
松方辰雄(享年・七十三)忍が語る銀幕俳優。
「かなえ」(グシが思いだした過去の名前)
具志堅「鼎」(忍が、グシの名前「かなえ」に漢字をつける)
週間少年マンガ雑誌(忍が読者アンケートに憤慨をするが、読み直してまた笑う)

■雄琴温泉街:
黒色のハイヤーの運転手(四六歳)鬼雲の息がかかった自衛隊員。

■雄琴のソープランド大華魁:魁皇の間
高原慶太(十五歳)ヒロちゃんの弟分。
ソープ嬢(十九歳)
足先まで髪が垂れる女の亡霊
眼球がくり抜かれた赤ん坊(銀次に殺された亡霊)
亡霊たち:銀次を呪い殺す。
巫女の正装をしたお婆婆たち
オツルお婆婆(九九歳)
秋田の老婆(九八歳)インチキイタコ
陰陽師の正装の格好をした若い男(國學習院大学一年生の一九歳)
オトメお婆婆(百九歳)

第四章

■白馬山脈:
老オオワシ
中国軍輸送機:コードネーム「毒蛇作戦」
王朝偉分隊長(中国軍輸送機の前方)
王朝偉分隊長の部隊
牛兵士(梁徳華分隊長に殺される)
羊兵士(梁徳華分隊長に殺される)
百兵士(梁徳華分隊長に殺される)
姚兵士(梁徳華分隊長に殺される)
侯兵士(梁徳華分隊長に殺される)
銭兵士(梁徳華分隊長に殺される)
丁兵士(梁徳華分隊長に殺される)
貝兵士(梁徳華分隊長に殺される)
田兵士(梁徳華分隊長に殺される)

胡国栄中隊長(中国軍輸送機の中部にいた。飛行機の腹部が山のてっぺんに墜落して死亡)
胡国栄中隊長の部隊
成兵士(輸送機の墜落で死亡)
呉兵士(輸送機の墜落で死亡)
周兵士(輸送機の墜落で死亡)
黄兵士(輸送機の墜落で死亡)
李兵士(輸送機の墜落で死亡)
単兵士(輸送機の墜落で死亡)
鄭兵士(輸送機の墜落で死亡)
陶兵士(輸送機の墜落で死亡)
馬兵士(輸送機の墜落で死亡)
葛兵士(輸送機の墜落で死亡)

梁徳華分隊長(中国軍輸送機の後方)
梁徳華分隊長の部隊(光学迷彩を着る女兵士)
張兵士(梁徳華分隊長に殺される)
石兵士(梁徳華分隊長に殺される)
王兵士(梁徳華分隊長に殺される)
鼻兵士(梁徳華分隊長に殺される)
許兵士(梁徳華分隊長に殺される)
習兵士(梁徳華分隊長に殺される)
揚兵士(梁徳華分隊長に殺される)
功兵士(梁徳華分隊長に殺される)
章兵士(梁徳華分隊長に殺される)

唐土の女の歌声:梁分隊長
崖を歩く男の影(キム・スリン)
崖の上にある巨岩(梁分隊長がライフルで撃ち落とす)
母グマ(キム・スリンに子グマを襲われて狂った)
子グマ(背中にキムが落ちてきた。怯える)
橘田隆行(五二歳)元医師、現在はキャンプ系ユーチューバー
橘田絵里(四八歳)橘田隆行の妻
橘田千夏、ナユタの彼女

■ファミリーズ白馬店:
謎のウエイトレス(ヨツハかサエコ)
頭蓋のない丸坊主の男(忍)
角刈りの男(辰)
二葉亭四迷
道路で声が聞こえる。
「くたばってしめえ! 」
「なんだと? おれが二葉亭四迷だ! 」
戦車隊の一群(鬼雲が率いる自衛隊西軍の連隊、囮)
山際から登場するドローン群(鬼雲が率いる自衛隊西軍の本隊)
じつは鬼雲将軍は国道一号線(東海道)で移動中だった。

■北海道第八独立軍猛襲熊旅団:橘田隆行が見るYouTube動画のなか
ナカヤマ兵士
オノダ兵士
キタノ兵士
ハトヤマ兵士
クリモト兵士
北海道の土壌:ロシア軍隊(液体金属)

■白馬山:
オオワシ:
義一を成層圏まであげて、落とす。義一は橘田のベースキャンプに落っこちる。
巨グマ:(山塊の主):橘田のランドクルーザーを襲いにやってくる。
四つ足の動物たち
木立に隠れる鳥たち
雪崩(梁が山を発砲)
女兵士:梁(リャンさーん)と麓から少年の声が聞こえるが、覚えがない。
麓で「リャンさーん」と叫ぶ少年の声:
別次元からやってきたリョウ
白いランドクルーザー300:夜になると死臭を放ち始める。
橘田隆行が勤務医時代に銀次に貰った車。
「夜の獣道ではくれぐれも気をつけてくださいね」
包帯の男:キム
小林義一

■橘田隆行の桃太郎の寓話:
おじいさん
おばあさん
桃太郎
ダイダラボッチ:日本各地で伝承される巨人:桃太郎の子分
盗人:桃太郎の子分
鵟(ノスリ):桃太郎の子分
鬼ヶ島の城に立つ鬼の大将(桃太郎とそっくり)

■ファミリーズ白馬店:
組のオヤブン然とした丸坊主の男(忍)
組の若い衆と言った感じの青年(ヒロちゃん)
ヤクザの風体の背の高い角刈りの男(辰)
小ぶりなタクシー乗務員(ワタベミノル)
古びた背広を着た老人(柏崎康徳)
惟野片歩(ただのかたっぽ)
惟野昇(父)元七菱重工の職員
三本足の鴉(霊鳥)
惟野みず(母)超能力の持ち主。
セーラ:惟野片歩の息子。片歩に雄琴温泉に沈められた。
尾形満汁:3Dプリンタでロケット弾を作って世界を変える男。
尾形満汁の母:福岡のヤクザ、キム一家の隠し子
尾形ゴドー:生粋の性犯罪者:仙台拘置所で死刑執行を待つ身。

キム・スリンの寓話のツーリストたち(それぞれ顔を知らない十名で構成)
死さえも恐れない勇敢な冒険家
暴君の仮面を剥いでじぶんの尻につける道化
己の人生もあらゆる話も嘘で固めた扇動家
悪に善の仮面を善に悪の仮面をつけておどる議政者
空間と時間の狭間に実生活の歪みを測る測量士
この世のだれよりも疑り深い天文観察者
強欲で小心者の偽アスリート
西の地下宮殿はだれの小説かどうかを探る小説家
なにからも束縛されないジャズ奏者
革命の芽を殺し続ける暗殺者

■三途の川(義一老人の悪夢)
神武天皇「作ったときはこんな列島になるはずじゃなかった」と愚痴をこぼしながら歩く。
金鵄(ゴールデンバット)神武天皇の笏に乗る鳥。
金の斧と銀の斧を提示する髭もじゃの神。
神武天皇の後についてあるく127人の歴代の天皇たち。
お天道様。
大鳥居。
母子ツバメ。
ジャズ。
DJナッシングボム。
蟹汁。
ブルマダグル星人。
青崎湖キャンプ場の管理人。

道の駅関ヶ原
ウエイトレス:

五次元に展開収縮するX セナノートの端切れ
★         片腕のタクシー乗務員
彡    道の駅関ヶ原、暗殺者ヒロちゃん
※            自動ドアの前で
♣︎         黒いハイエースのなか
?  おれたちはどこからおれたちなんだ?
⬅︎      。すまきてっやが崩雪らか前
♡            恋する少年たち
♧    ブルマダグル星人と交流するセナ
☆           筒抜けすぎる情報
♦︎            闇を走る車たち
☀︎    義一の悪夢、お天道さまと桃太郎
∞           銀次のお∞度参り
♬  対決!ジャズVS大鳥居VS巨大ツバメ
♠️              黒幕、現る
♻︎             ガクトの悪夢
♤             崩壊する世界

第六章 

■白馬岳山麓八方尾根交差点前十字路

一         飛来してきたオオルリ
二     暴漢たちの首謀者、九山那由多
三    ファミリーズ白馬店にみんな到着
四             地上の爆撃戦
五            列島大パニック
六          現れた四人の革命家
七    橘田千夏の親殺しのパラドックス

オオルリ(作家、九山八海の家から逃げてきた)
母子つばめ(北から飛んでくる)
黒色のプリウス(辰、ワタベミノル)
黒色のハイエース(タケ、ワジマ、シライ、ガクト、サエキナナミ)
ソウルレッドのアクセラ(柏崎康徳)
白色の国産高級車(グシ、オトメお婆婆)
シルバーの二トントラック(飢堕覚)
オレンジ色のボルボ車製のフルトレーラー(忍、ヒロちゃん)
火の見櫓の上に居る河原乞食:(四十五)坊主頭で太鼓っぱらの男
火の見櫓の上に居る泥棒:(四十八)ひょろりとした髭もじゃの男
白髪の老人で白い作業用のつなぎを着ている男(外国人)。
レンガ色のダウンベストにブルージーンズ姿の背の低い青年(外国人)。
シルバーのデロリアン。
毛もじゃの犬
作家、九山八海(八九歳)全国に二十人の息子(一、十、百……)がいる。
九山八海の妻(九○歳)
三船夏子(三六歳)文学少女だった。八海の助手から愛人に。那由多を孕んだ。
九山那由多(十九歳)九山八海のどら息子。村では有名。
橘田千夏(二○歳)橘田隆行の素行不良の娘。
矢澤眞也(十八歳)黒服の背が高い方。九山八海を暗殺する催眠をかけられる。じぶんはブルースブラザーズのファンの断講社の編集と思い込んでいる。
時田真琴(十八歳)黒服の背が低い方。九山八海を暗殺する催眠をかけられる。じぶんはブルースブラザーズのファンの断講社の編集と思い込んでいる。
老人のホームレス(十字路で頭を撃たれて死亡)
黒服の男(ナユタに父九山八海を暗殺する催眠術をかけられているマコト)
黒服の男(ナユタに父九山八海を暗殺する催眠術をかけられているシンヤ)
ホームレス:黒服のふたりとおなじベンチに座って物乞いをする。
北京の身障者を装うホームレス:黒服の逸話に登場する。

第七章


白馬にブラックホール出現する

一 ケガレたちの地下都市

ファミリーズの地下にある「地下都市ケガレ」の市民たち
地下都市ケガレの市民らはみんな銀次とおなじ「明朝体で目と書かれた眼帯をしている」

二 眼帯をした教祖、綿鍋金男

地下都市を牛耳る教祖「目」の正体は、綿鍋金男

三 ドラム缶のなかの死体

四 暴動と革命
暴動のキッカケ:
綿鍋金男(大阪組の組長)への忍(東京組の元組長代理)の裏切りが起こる。ドラム缶(銀次の死体)を運んできた忍だったが、王宮の祭壇にて、地下のケガレたちの大衆の前にでた教祖「目玉さま」の白装束をはいでしまう。

ナユタたち四人は地下帝国で革命を起こすことになる。

五 キムの処刑

綿鍋銀次の死体は死刑にされたキムのからだに触れて、蘇る。

六 白馬リニアコライダー衝突型加速器

セナ:
リョウはセナの肩をもって震わせる。
「セナ、あの夜。ブルマダグル星となにを交信をしたんだ! セナ! 」
セナは解決策の提示する。
「現代の地球では未だに確認できないんだけど、ブラックホールになるつつあるキムの死体を、このリニアコライダー装置をつかって、《あるはずのとなりの宇宙》へと弾き飛ばせばいいんだって」

衝突:

七 ガルガンチュアの誕生

ブラックホール(キムとキムが飲み込んだ銀次の死体や怨霊たちが空間を吸いこみながら肥大化する)=ダイダラボッチ伝説

解説
龍洞三(?歳)、「上陸者」の解説を書いた池袋直樹(架空の文芸評論家)を装う曙書房の伝説の編集者。四十年間、蒼井瀬名のデビューの芽を潰してきた。

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