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ノイズキャンセリングとASMRと20221227tue173

日記だ。その日のことを並べれば終わる。が、嫌なことは筆が止まる。書くと読み手に嫌われると自ら制御をかける。それは好ましくない。このマクラ事態が予防線であり、女々しいわけだが。

昼過ぎ、「おまいう?」記事を読む。「何万文字も書いてそれが小説作品だ、すげえだろって俺は理解できない」
才能の前提は質よりもまず量だ。ピカソ、シェイクスピア、バッハ、エジソン、スピルバーグら彼らの才能は溢れる作品の量だ。作り続けるそれが才能だ。お前の作品はなんだ。

同じマンガ原作の応募をねらう人から♡をもらい励まされる。こちらも読みにいく。いいアイデアだ。脚本仕立てで読みやすい。改良すべき点に気付かされる。他の応募者も見に行こう。

舞台は学校の教室。無限タイムリープ。テーマは「エロで宇宙を救う」。一味たりない。音を武器に戦う。賢者の命の砂時計。あとひとつ欲しい。YouTubeで見つけた。ノイズキャンセリング(音の相殺)。それとASMRだ。

ASMRは人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワする反応や感覚。一般的な日本語訳は今のところ存在しないが自律感覚絶頂反応という。

エロやフェチとの境界が不明瞭だが、映像を見てカルチャーショックだった。例えば、ボトルに入れた水を揺らす「ぴちゃぴちゃ」という音。人によっては癒しや睡眠導入。人によってはエロティシズムに感じる。

雑音におなじ雑音をぶつけて音をミュート(音の相殺)するノイズキャセリング。音を駆使して魔王と戦う賢者たち。エロのテーマの裏に「賢者タイム(リープ)」の暗喩も。三話まで書けばいい。三話のラストで魔王と決戦。残り二週間。

Amazonで悩んだ末に、投資だとおもいきって砂時計を買う。三十分計で高さ二十センチだ。パソコンのディスプレイとおなじ高さだ。少しでもアイデアが欲しい。マンガ原作は文章の技術じゃない。アイデア勝負だ。筋や構造はみな本歌取りだ。アイデアこそは唯一無二が欲しい。
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