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12時間23分52秒82の執筆。20230206mon225

1745文字・45min

膀胱炎になりそうだ。
口内炎になったっぽい
失楽園したい。
永谷園ならお茶漬けだ。
広辞苑より
叙々苑だ。
ぼくはいったい何を書いてるんだ!?

1作品、応募を終えた。
今日の昼から始め上記の時間が掛かった。
完成品を1倍速で見直した。
タイムは下記


次回までに忘れぬように備忘録で書く。

⑴執筆はタップノベルメーカーで直書きがいいと思った。
タップノベルは小説というよりも「アニメーション作品」だ。
自分が監督となってアニメ製作する感覚だ。

①話の脚本を書く
②キャラを動かす
③視覚エフェクトを使用(活用)する
④登場人物ぶんの服、髪色、人相、体型、目つきなどの選択
⑤④を一コマずつ選択して変化(動き・緩急)をつける
⑥シーンずつの背景の選択

それに今回、書いていて
「ゲーム小説」とはなんぞや?
というのがずっと僕の頭を悩ませた。
僕はこういうシーンを作った。
悪ガキ(田中、佐藤、伊野)がやってきて
■悪ガキ佐藤はヘッドホンをつけている。
当たり前だがヘッドホンは外せない。そういう絵の仕様だ。

田中は佐藤に。
「ヘッドフォン取れよッ!」
佐藤は
「あっ?!取れねんだよ、それに」
伊野は
「それに?」
佐藤は
「中は音は流れてねえんだよ!」

ズコーッ!!

文芸やアニメの世界では
その絵のヘッドフォンは外せない。だからだれも確認はできない。
これはメタフィクションだ。

■それともう一つ

伊野は
「俺たち、これからどこへ行く?」
1タップ☞立ち去る
2タップ☞リョウと決闘!

実際は、タップは一度しかできない。
タップノベルでは一回タップすると次のページに進む。
2は存在しないわけだ。

これが高度なタップノベルだとしたら

スマホゲーム(フリーシナリオ)のようにどこにでタップした無数の場所(ページ)に進むことができてしまう。
こうなるともうシナリオは多重構造でRPGゲームの容量になってしまう。

応用すれば、令嬢の女友達が
「では、私はリョウ様の色に染まる衣装に着替えますわ」
1タップ☞やっぱりウエディングドレス
2タップ☞中世風がいいな!
3タップ☞魔法少女!
2タップ☞セクシー系は?

となるのだが、タップノベルアプリが用意してあるフォーマットは「ウェディングドレス、中世風、制服、カジュアル、パジャマ」しかない。
逆にいうと、自分であれが欲しい。このキャラにああいう服をきさせたい。ということはできない。
今回は「カラスのボッチ」は「ツバメ」で代用した。
これが良いいか悪いかはそれぞれだ。
最初は違和感を感じていても次第に作品に溶け込んでくる。
次第にツバメがカラスにしか見えなくなる。
それは小学校の悪ガキのキャラもおなじで、小学生の設定なのだがひとりは中学生でもうひとりは大人のプロレスラー(あるいは力士)のような巨漢だ。


これは小説やマンガの虚構を創造するのにすごく合う。
「ああ! なるほど! 怖がらずにキャラをまず置いちゃえばいいんだ! 今まで自分で自分の想像力を制限していたんだ!」と身につまされた。
小説や漫画では何を書いても、書かれたものはすでにそこに創造物(建築物)として存在するのだ。

難しいことを言えば、ポスト構造主義の親玉、ジャック・デリダのいう、エクリチュールだ。「書かれたものはすでに存在する」だ。
「書いてあるものは、あとは読み手が勝手に解釈で化け物のように変容していく」=「筆者の手から離れていく」
話はもどるが、
自分で「常識の箍」をつけてかけないとか、誰かに馬鹿にされるんじゃないかとか、添削や大学の講師にこの絵は言葉は幼稚だとか言われるんじゃないかとか、引け目を持ったりするのは、自分で自分の想像力を縛っているだけだ。

タップノベルを書いてみて、改めて自分は、世間や見えない常識や同調の圧力に「文章を書くときは表現する時はこう書け!」みたいなマジョリティにとらわれていた。と思った。
それから解放できたのは、タップノベルで強制的に「このように書け」「これの素材で書け」強制(リミット)が掛かったからだ。
■もし自由に書いていたら「自分の想像のなかの駒しか使わなかっただろう」
自分が変革できる自分を再発見するチャンスはこういう外部の強制力に出会した時くらいしかない。

あれ、ぼくはいまなにを書いているんだろうか。

あと二本書かねば。

3000文字か。

がんばろう。

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