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みんなは反転で書いてる!?(1)20230111wed189

散歩を書こうと思った。けど、コラムも散歩もごった煮で800文字。しばらくはそれでかく。

3月で、MS wordソフトのサブスクが切れる。自動更新で年額14,800円だ。小説を書くときに縦書きで書けるというので使用しているが、新人賞もプロアマ問わずのどの作家もいまは.txtで送るのが主流だ。つまり文字配列のみ(数字の羅列とおなじ形)でデータを送る。それを向こうで原稿用紙に起こしてプリントアウトする。
TXTファイルとなるとワードソフト(一太郎などもふくめ)はいらない。
縦書きも横書きも、気にしない(実際ぼくはまだ気にする)のであれば、このnoteのフォーマットで十分足りるのだ。
あとはどこに保存すればいいか。
グーグルドキュメントで十分対応できる。
Gmailでも保存できる。

手書きでなきゃ。という人もいるだろう。

数年前、とつぜん旅に駆られて、郡馬から新潟、山形、秋田をめぐって三陸鉄道、震災現場を見、茨城、栃木と弾丸で列車で行ってきたことがある。
三日目だったか。本八戸駅前にある安ホテルに宿泊した。
朝、チェックアウトをして、本八戸駅の中で顔を上げて時刻を確認していると、八○過ぎたと思われる老婆が机に大学ノートをひろげ、硬めのえんぴつで猛然と文を書いていた。えんぴつをもった手の動きに躊躇はない。ゾーン状態で書いているのかと思った。八〇にして、あまりに洒落た浅葱色のカーディガン、ねじりマフラーといい、老作家オーラというか、近寄りがたい雰囲気があった。ノートをのぞくのも憚られた。
ぼくはその老婆は小説家とふんだ。なぜならコラムやエッセイはあんな勢いでは書かないと思った。ハッと浮かんだワンシーンを、まるで瞬間冷凍させるような勢いであった。あるいはハーブティや草だんごのエッセイもそうやってかく作家もいるかもしれないが。

のこり四十二文字である。
反転の話をまだ書いていない。
のこり十五文字だ。
あ、この終わりか…
(800文字)

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