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あおいろの部屋

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作品まとめ(短歌・詩・ショートショート)
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#現代詩

ひとのかずだけひとがいる

生活の音が聞こえる、ベランダ 夏の夜、風が通ると涼しい夜 生活の音に耳を傾ける 私は生活の…

あおいろ
4年前
3

言い分

生き急いでいる日々、もう思い出せないくらい、 気付いたら夏 躍起になって若さを脅かす大人…

あおいろ
4年前
5

民意のおかげ

あおいろ
4年前
2

脳裏から離れない

脳裏から離れない。 若い社会人男性が、就活相談をする女子学生に放ったことば 「まぁ、戦争は…

あおいろ
4年前
2

明るい詩をかきたい

明るい詩をかきたい 明るい詩を 明るい詩をできればかいていたいのだ 明るい詩をかきたい 明…

あおいろ
4年前
4

創作 「傲慢さ」

今は爆音でこの世界をあざ笑っていたいのだ。あまりにも痛みがあるこの世界を軽蔑し、深く共…

あおいろ
4年前
1

きみは難聴になった

きみは難聴になった 精神的なものらしい 原因はなんだったの。 神経衰弱の毎日が、 いまこの命を蝕むのがわかる でもどうしろというの。 きみは気丈にみせた その陰においてけぼり きみは笑顔みせた その陰においていたもの きみはなぜこの世界をみて こんなに人間を憎むのに この世界を愛して 人間を愛そうとするのだ きみはなぜ子どもの笑顔が なによりも美しいと思うのだ なによりも憎んでいる 人間の命をつなごうとするのだ 長い思春期を終えて 短い人生に思い馳せる 誰かの声が叫

名のない詩

異質なものとして生きてきました のどに小骨がつっかかったように 生きてきました うそはつい…

あおいろ
4年前
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