あおいろ

いつもおやすみしたい。ここはわたしだけの秘密基地。

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苦しくなるの

夜になると毎日泣くの。苦しくなるの。 誰かのために泣くのじゃなく、自分だけのために泣くの。 昼間は誰かのために生きるの。それが仕事であって、それが生きる意味なの。 自分の未来に真っ黒な黒い雲を感じるの。 誰だってそうなんだと思っても、おそろしくて仕方がないの。 そんな未来なら、もう来てほしくないと思うの。 理由をつけて生きることを軽んじようとする自分に嫌気が差すの。 周りの目に映るところだけ綺麗でいようとする自分のやましさに苦しくなるの。 そんなことをあなたには言えないの。

    • 自分がいかに波風を立てないように、周りの期待に応えるために生きようとしているか、それに気づくと苦しくなる。自分で自分の首を絞めていることに気づくと苦しくなる。そんな苦しさを言い訳に、本当にやりたいことに挑戦することから逃げていることに気づくと、もうだめだ。苦しい、苦しい、苦しい

      • 余裕のある時だけでいいから

        月が綺麗に見える。あなたも余裕のある時だけでいいから、見てほしい。 あなたのことが本当に好きだから、なるべく笑っていてほしいし、なるべく悲しまないでいてほしい。これが独りよがりだってこともわかっている。自分勝手な心配事、口先だけのつまらない戯言なんだって知っている。それでも、あなたのことが本当に好きだから、あなたがどんな人間だったとしても、愛しているから、あなたがどんな最期を迎えるのか私は知る由もないけれど、その時あなたが思い出す人の中に私はきっといないけれど、それでも心から

        • 自分が切羽詰まってくると、「いつでも連絡していいよ」「あなたのためになら時間をとるよ」と言ってくれた人の勇気に気付く。優しさだけじゃない、勇気、覚悟みたいなものだな、と思う

        苦しくなるの

        • 自分がいかに波風を立てないように、周りの期待に応えるために生きようとしているか、それに気づくと苦しくなる。自分で自分の首を絞めていることに気づくと苦しくなる。そんな苦しさを言い訳に、本当にやりたいことに挑戦することから逃げていることに気づくと、もうだめだ。苦しい、苦しい、苦しい

        • 余裕のある時だけでいいから

        • 自分が切羽詰まってくると、「いつでも連絡していいよ」「あなたのためになら時間をとるよ」と言ってくれた人の勇気に気付く。優しさだけじゃない、勇気、覚悟みたいなものだな、と思う

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        記事

          今日も大変だったどこかにいる誰かが、私が、今夜少しでも安心して眠れますように。

          今日も大変だったどこかにいる誰かが、私が、今夜少しでも安心して眠れますように。

          人間みんなスケルトンだと思うから、あなたの眼球が、鼻の形が、耳の形が、すべて美しく思える、本当にいとおしい

          人間みんなスケルトンだと思うから、あなたの眼球が、鼻の形が、耳の形が、すべて美しく思える、本当にいとおしい

          何気なさと救い

          見えずとも素直になって受け止めて甘えていいの 愛はナマモノ あなたの目 口と指先 耳の穴 から溢れたの 全てを吸って だいじょぶよ ぜんぶぜーんぶ 人なのよ 傷つけるも それ癒すのも たくさんのうちの一枚、あなただけ見てくれたなら もう宝物 目が合うと心の奥がこそばゆくなってくるからうれしはずかし 愛してるなんて言わない方がいい日もある 私、この世が好きだ 目の前の炎消すのは明日でも遅くないから毎日眠る 歌を詠む日はなにもかも真空で保存されてく新鮮なまま

          何気なさと救い

          つよいひと

          震えるとあなたの瞳目の前に見えた もう、逃げなくていい 「つよいひと」凍えた胸に響くのは あなたの口から溢れたからか 結局さ、元気で愛していればいい そうなんだよな、そうだったよな 腹を割るなんて言葉は似合わない あなたがいる それでいいの ねえ、涙は行ったり来たりするだけよ 笑ったらもう、今日は◎だよ

          つよいひと

          日常と自由

          アオスジアゲハが工事の網の中を飛んでいた 囚われの身 みんな同じ 背中がチクチクする 晴れていても晴れないこころ いつも同じ 眠りながら踊りたい 夢の中で踊りたい 毎日あなたに居てほしい 鼓動と呼吸を感じる 言えないことは積もるばかり ねえ、あなたもなの? 柔らかい唇 温かい唇 やさしさだって、一度きりなら それはもう、 濡れた頬 隣の台所の音 飛行機が去ったあとの空 全部が懐かしい、美しい、 それから、誇らしい 匂いと光と音 日常と自由 囚われていても泣いて笑

          日常と自由

          笑いたくて笑ってるんじゃないのよ、気づいてほしい 目を閉じて呼吸が止まっていないかを確認しながら眠る、これも幸せ

          笑いたくて笑ってるんじゃないのよ、気づいてほしい 目を閉じて呼吸が止まっていないかを確認しながら眠る、これも幸せ

          居場所がない だれもわかってくれない

          居場所がない だれもわかってくれない

          きみへ、今日の日記

          この一か月、一気にいろんなことが起こった。 自分とたくさん向き合った。今まで目を背けてきたところも見ようとして、息苦しくても向き合って、自分の脆さをちょっとだけ知った。 大切な人たちとも向き合った。今までにないくらいぶつかって、向き合おうと頑張った。自分を押し出して、自分を大切にして、自分を大切にしてもらおうとして、頑張った。相手に対する自分の愛にも、向き合った。 それから、私は”誰か”を探していた。 私の生い立ちも、私の複雑な感受性も、私のまだ見ぬ私さえも、 探して、見つ

          きみへ、今日の日記

          息をする

          描きたいと、息をしたいと、触れたいと、 私の中ではおんなじなのよ

          息をする

          きみへ

          お久しぶりにお手紙を書いてみようと思う。生活は、日常は、大切なものを見失ってしまうほど忙しなく過ぎ、目眩しだけれど夢中にさせられるものだ。だから、私も余計な事柄に散々巻き込まれて思ったように時間が取れない。あんまり長い文章を書けないかもしれない。そうやって大人になってくことが悔しいけれど、たまには当たり前に逆らってみようと思う。本当はもっとたくさん言いたいことが、伝えたいことが、言葉にならない想いがあるんだけれど、渡せないんだってことをちょっとでも分かって読んでほしい。 こ

          こんな日に、消えてしまいたいと思う自分が浅はか過ぎて嫌になる。温かいご飯を食べても、お風呂が沸いていても、元気でいられても、ないものねだりの自分が嫌になる。仕方ない、人間は愚かだ。でもやっぱり、消えてしまいたい。私の存在を自分で受容できない。命は尊く、今の私には重過ぎる。

          こんな日に、消えてしまいたいと思う自分が浅はか過ぎて嫌になる。温かいご飯を食べても、お風呂が沸いていても、元気でいられても、ないものねだりの自分が嫌になる。仕方ない、人間は愚かだ。でもやっぱり、消えてしまいたい。私の存在を自分で受容できない。命は尊く、今の私には重過ぎる。

          One Last Kiss

          宇多田ヒカル『One Last Kiss』のMVが公開された。 これを見て、恋に落ちない人類は存在するのだろうか。 私は宇多田ヒカルに恋をしている。現実の恋人とか、昔好きだった人とか、年齢差とか、どうでもいい。そんな陳腐で薄っぺらいものに関係なく、恋をしている。というか、宇多田ヒカルを前にしたら、何もかもが浅はかで意味のないものになる。 彼女には常に驚かされている。彼女のことは、何一つとしてわからない。胴体はおろか、尻尾さえどこにあるのかわからないし、髪の毛一本見つけたこ

          One Last Kiss