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”BE FREE!”

今回は、本屋さんとのお話です。

”人はいろんなものに属している。夫。親。仕事。家族。友達。その属を全て外しても生きていける。「自分」で生きていく。”
”俺には目に見えない切り札、ジョーカーがある。音楽とか、本とか、言葉とかね。”
”「自分で考える」とは、才能ではない、能力だよ。能力はトレーニングすれば鍛えられるよ。まずNoということだよ。”
”問題を自分で複雑化してるだけ。シンプルにすればいい。一度はなれて、フリーランスになればいい。今の仕事のことは、心にもっといて、戻りたくなったら、戻ればいい。”
”何とかなるよ。”
”BE FREE!”
”旅はいいよ。でも、そうやって人に会いにいくのも、旅だね。”

コーヒー屋さんが教えてくれた本屋さんに行きました。月に2回、自宅を解放し、1Fを本屋にしているという、おもしろくて素敵なところです。
静かにレコードが流れていて、コーヒーの匂いがします。猫が居心地良さそうにくるまっています。
「いらっしゃい。」
「はじめまして。Aさんにここを 
 教えていただいて、今日はきました。
「あぁ、そうなんだ。」
「いきなりですみません、相談があって…お
 話、聞いてもらえないでしょうか。
「どうしたの?とりあえず座って。」
とても優しい店主でした。
その後も、ぼくが来るお客さん全てに
「悩みがあって。聞いてください」
と言っているので、店主さんも「変なやつがきた」と面白がってくれました。それが一番うれしかったです。なんと晩御飯までいただきました。

BE FREE。自由。
それは、「自分で考えて決める」こと。
僕はその経験値が少なかったのかな。
晩御飯をいただきながら、皆さんの会話を聞いて思いました。

ぼくには何もありません。能力も才能もありません。勇気もありません。
世間体を気にしてしまいます。そう話しました。

”0はいいよ。真っ白だから。変なものがない分まっすぐに積み上げていける。俺には謙虚という君の良さに見える”
”こうやって他人にいきなり相談できるなんて、なかなかできないよ”
”無責任っていいやん。最高だよ”

なんて言ってもらいました。嬉しくて、涙出そうでした。

このままお勤め人でいくのかな。我慢を受け入れて。そういうもんだと。そのなかで楽しさを見出して。家族のため、お金のために働いてるんだ。だから無理するな。
ほんと?

こんな立ち止まるタイミング。神様がくれたとしか言いようがない。
まだまだわからないよ。自分が。どう生きていきたいのか。
人に聞くのもいいけど、自分の声も聞かなきゃ。

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