文字を書いたら筋肉痛になった
毎日文章を書いている、フリーライターのaoikaraです。
なのになぜ筋肉痛になったのか。正しくは、私は毎日文字を“打って”、文章を書いている。パソコンのキーボードで。
そう、文字を書いたのは、“手”で、ペンを持って。久しぶりに手書きで長文を書いた。それにしてもまあ、本当に手書きってしないもんだね。仕事はパソコンで、プライベートはスマホで済んじゃうもんな。
毎日タイピングをしているとはいえ、ペンを持つのとは違う筋肉を使っているんだろうね、腕が筋肉痛というか、腱鞘炎みたいになった。筋が張って疲労感があるような。1日で治ったけど。
長文といっても1,000文字ほどで、このnoteの文字数とあまり変わらない。でも腕の疲れの実感的には「2,000~3,000文字は書いたんじゃないかな」と思っていたから、全然届いてなくて驚いた。えっ、私の筋肉弱すぎ。
鈍い疲労感と共に、昔は本当に手書きをしていたなと思い出した。小学生の頃から、中指の第一関節がぼこっと出っ張ったペンだこができていた。今も触ってみると名残は感じるけれど、見た目ではわからない。
中学生時代でたぶんノートを100冊は使っていると思う。自習をよくしていたし、日記とかも書いていたし。
子どもの頃から書くのが好きだった、というような自己紹介的文章をnoteでも何度か書いているけれど、正確には“手書き”から“パソコンのキーボード”にゆるやかに変わっていってる。
ライターという仕事を始めてからはパソコンで書くことが主流になったけど、それ以前はパソコンで入力をしても気持ちを込められるのは手書きだと思っていた。今は書きたいことと手書きのスピードが追いつかないから、タイピングの方が気持ちを込めやすいとさえ感じている。
同じ“書く”はずなのに、全く違うような、だけど自分の中から出てくる思いや言葉は一緒のはずだから同じのような、不思議な感覚。
パソコンやスマホを使っていくようになった過渡期のような時代に生きているからこそ、体験できたこと。面白いよね。
とりあえず手書きしたら字がヘタすぎて悲しかった。これまた全然手書きをしない弊害だな。ユーキャンのペン字講座でもやろうかな。
2021年6月29日(火)
No.918
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