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タンスの角に小指をぶつける人生

比喩的な意味と、直接的な意味で、タンスの角に足の小指をぶつけた、フリーライターのaoikaraです。

本当はテーブルの脚に足の薬指をぶつけた。違う部位なので比喩的な意味でもあるし、ケガをしたので直接的な意味でもある。

右膝のあざが治ったと思ったら、左膝にできていた。それもまた治りかけているところに、全然違うところをケガした。そういう人生。

「うっかりさん」「おっちょこちょい」といえば、あらかわいらしい。でも、自分としては全然かわいらしくない。痛いもん。痛いの嫌だもん。

気付いていないでケガをするならそんな痛みはないけど、足の薬指はまあ痛かった。あんまり叫んだり喚いたりしないけど、さすがに「うううう痛いいいいいい、痛いよぉ」って誰も聞いちゃいないのに言ってたもんね。

意図せずよくぶつける。視界には入っているけど見ていないのだろうと思う。見えているけど見ていない。脳が認識していない。

いつか私が死ぬとしたら、よくわからないどこかにぶつかって打ち所が悪かったとかそんなんじゃないのかと真剣に考えることもある。でも打撲ぐらいでめちゃくちゃ痛いから、これ以上に痛いのは嫌だな。

痛みに強くなれたらいいけど、努力の方向性がわからないので、“タンスの角”に気を付ける方向性でいこう。人生もね、小指をぶつけない方がいい。ぶつけて痛んだらいたわってあげるのも大事だけどね。

だから今は薬指をいたわる。別の場所がケガをしたら、それもまたいたわる。つい忘れがちだから。自分をいたわる気持ちを見過ごさず、忘れないようにね。

2021年6月14日(月)

No.903

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