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感情で視野がうねる

前に「こうだ」と思っていて、後から「あれ違う」と気づいた、フリーライターのaoikaraです。

どうして勘違いしていたのかというと、そこに感情が入っちゃってたから、と思う。自分にとってマイナスの感情が沸き起こって、そこから冷静に見られなくて、情報を正しく受け取れなかった。

時間が経ち、機会があって改めて向き合ったら、「あれ?そんなことなくない」と気づいた。感情を置いて、きちんと事実を見たら、全然違っていた。

こういう思い込みは少なくないんじゃないかと思う。じっくりと考えて物事を判断することもあるけど、直感的な判断も多い。感情が先にあると、振り切った判断をしてしまうときもある。一度振り切ると、フラットに戻すのはなかなか難しい。

感情があると、視野がうねる。物事をまっすぐ見られなくなる。感情を手放して、というよりは忘れてしまうと、ようやく視野のうねりが消える。

うねりが自分だけのことだったらうねった後で自分に返ってくるだけだからいいけど、誰かを巻き込んでいると危うい。勘違いで、誰かを傷つけるかもしれない。傷つけたことも、傷つけられたことも、あるんだろう。

感情が落ち着いたら、もう一度きちんと物事を見てみよう、という意識を持つことから始めておこうか。

2021年6月25日(金)

No.914

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