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ロールモデルにはなれないけど、いつの間にか

「ロールモデル」という言葉をK-POPアイドルから知った、フリーライターのaoikaraです。

K-POPのアイドルは「〇〇先輩のような~~になれるよう頑張ります」といロールモデルを聞かれた答えることがある。それまで「ロールモデル」という言葉を知らなかった。

今でもちゃんと調べたことがないかも。なんとなく、ふわっと、目標とか憧れとか、「こうなりたい存在」みたいに思ってるけど。正しい意味を調べてみよう。

「ロールモデル」とは、自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長するといわれます。

出典元:コトバンク 人事労務用語辞典の解説 より


見た目としての「ああなりたい」も含まれているのかと思っていたけど、“行動”や“考え方”なのか。とはいえロールは「役割」という意味の言葉だから、見た目の役割があればそこも意味するのかなぁ、と解釈について考えてみたり。


私は特にロールモデルはいない。でも、憧れる人はいる。それこそ行動や考え方に「いいなぁ」と思うような人。

たとえば、いつでもニコニコ笑顔でご機嫌な人とか。いいなぁ、私もそうなりたいなぁ、と思ったことがあるし、「今日から私もご機嫌な人になるぞ」と実践してみようとしたこともある。

でも「いいなぁ」と思うのって、自分にはないからこそ羨むもので、自分の中に取り入れようとしてもなかなかなじまない。だって持ってないものだから。頑張ってみるけどなじまなくて、「自分とは違うものなんだ」と結局は手放してしまう。

自分にはないものを手に入れようとしている時点で、たぶんロールモデルにはなれないんだろうなと思う。

でも、「いいなぁ」「私にはないからこそ魅力的だな」「ああなりたいな」とは意識してはいるから、少しずつ少しずつ影響は受ける。全部をいっぺんに取り込もうとするとなじまないけど、取り込もうとはしないでだんだんとなじませていくと、染みこんでいたりする。少しだけかもしれないけど。

人生を一変させてしまうほどの影響だってそれはものすごいけど、それは別の何かを自分に上書きしているだけかもしれない。悪いことじゃないけど。自分がベースにあるわけだし。

でも、小さな小さな影響でも、少しずつなじませていった方が、とても自分らしい経年変化をしていけるんじゃないかなと思う。地味だけどね。でも、なじみはいい。

だから憧れる気持ちとか、羨む気持ちとか、「いいなぁ」「私もそうなりたいな」って思いは大事にしていたいなぁと思う。願い続ければ叶うとはちょっと違うけど、素直になっておけばなりたい自分に少しずーつ近づけるかもしれないもんね。

2020年1月22日(金)

No.761

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