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私、面の皮が薄いんです。

面の皮が薄い、フリーライターのaoikaraです。

精神の話ではなく、肉体の話。要するに皮膚が薄い。

運動をすれば頬だけでなく顔じゅうが真っ赤になる。緊張しても恥ずかしくても顔が真っ赤になって、イジられたこともある。

気温が下がれば青ざめて、唇は紫になる。自分としては「少し寒いな」くらいでも、紫色の唇をしているから周りから「大丈夫?」と心配される。

具合が悪いと血の気を失う。無自覚に体の調子が下がり気味になっていて、鏡で顔を見て「ああ、具合悪そう」と自覚することもある。


面の皮が薄くてもやもやした経験はあるし、肌が弱いから良くはないけど、特にコンプレックスというわけでもない。普段は意識もしていないし、ふとした瞬間に「あ、皮膚薄かった」と気づくぐらいで。

自己紹介で「私は面の皮が薄いです」なんて言うこともない。でも紛れもなく私の一部。わざわざ自発的に言うほどでもないけど、実はとても自分らしいよね、って部分はみんな持っているんじゃないかと思う。

自分では気づかなくても、実は他人とは大きく違う、唯一無二の個性だったりするかもしれない。その個性が周りを大きく引き離して、圧倒的存在感を放つかもしれない。

というわけで、いつかもしかしたら何かしらにつながるかもしれないので、地味な自己紹介。

私、面の皮が薄いんです。

2021年5月24日(月)

No.882

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