焼きたてパンの香りはめっちゃDon't think, feel!
紙袋を開けたら、焼きたてパンの香りが鼻腔をくすぐって、思わず笑顔になったフリーライターのaoikaraです。
食べて「おいしい」と思うよりも前に、香りが先にやってくる。「あ、焼きたての香りだ」って。パンにぬくもりを残しているように、香りもほんのりと温かさを感じさせるようで、もうおいしい。
できたてはおいしい。炊きたてのご飯が入った炊飯器のフタを開けた瞬間の香りも、同じように笑顔になってしまう。幸せな蒸気。
香りで「おいしい」と感じるよりも前に、もう笑顔になっている。頭で考えるよりも、体の感覚の方がずっと速く、正直だ。
この瞬間、めちゃくちゃ「Don't think, feel!(考えるな、感じろ)」だなと思う。できたてだからおいしいとか、この店だからおいしいとか、別に考えていない。袋を開けた瞬間、考えるよりも前においしい香りを感じている。
こうやって考えるよりも速く感じている瞬間は、日常にあふれているんだろうなと思う。無意識すぎて、ひとつひとつに「考えてないな、感じたわ、今」とは思わない。でも、きっととても本能的。
もちろん深く考えることも大切だけど、同じくらい瞬間的に感じることも大切なんじゃないかと思う。
私だけの感覚、本能、大事にしたい。とりあえずは、焼きたてパンを食べられて幸せです。
2021年5月29日(土)
No.887
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