今日から12月、この一年長かったようで短かったなぁと思う(まだ一ヶ月あるけど)。
ところで、今年の秋はどこへ行ってしまったのでしょうね。
気がついたら立冬を迎えて、少し暑いくらいかと思ったら急に寒くなって
これが異常気象ってやつなんでしょうか……。
まぁ異常気象かはともかくとして、秋の風情みたいなものが全然感じられなくて、今年は少し寂しかった。
この時期、といってももう少し前くらい、10月の下旬頃になると毎年ニュース番組なんかで紅葉スポットの特集が組まれたりしているものだけど、今年は一回も観ていない気がする。
今年唯一そういったものを観たとすれば、皇居の乾通り公開くらいなもんだ。
あと紅葉でいうと、道端の「落ち葉の山」を今年は見ていない。
毎年、11月頃になると色づいた葉が落ち葉になって、道路がとにかく落ち葉だらけになる。それを清掃員さんみたいな方がお掃除をして作る、あの落ち葉の山をまだ見ていない。
繰り返しになってしまうが、本当に秋の風情みたいなものを感じられない年だった。
思えば、さんまも食べていない。
しかし、そういえば代わりに面白いものは見れた。
これは実際に見たわけではなく、SNSの投稿で見たものだけど
「紅葉で色づいた葉に雪が降る」というなんとも美しい動画。
あれはびっくりしましたね。「紅葉が始まったと思ったら雪!?」って。
でも地域によっては、もしかしたら紅葉もすっ飛ばして大雪なんて場所もあるのかな。
ともかく、その紅葉+雪の映像は本当に美しかった。
そこでふと、過去に同じようなことはあったのかなと思った。
「過去」というのは、現代から近代をさらにさかのぼって、たとえば江戸時代とか。
江戸時代に活躍した絵師なんかがあんな光景を見たら、筆を持たざるを得なかっただろうな。
秋らしい秋というのは、今年はなかったかもしれないけど来年はあるかもしれない。
もしかしたら、夏も冬も無くて7月からずっと秋なんて……さすがにないか。
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