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はじめまして、アオイチ です。

はじめまして、アオイチです。大学で教員養成に携わりながら、校内研修や自治体の研修を担当しています。現在までに100校程度の小中高校と、20程度の自治体と関わりを持たせていただいています。

また、公認心理師として、不登校やいじめ、非行問題の解決に向けた活動をしています。あと、学習会等の運営も。

このnoteでは、小学校教員と大学教員の双方から見た学校現場について、伝えることができたらいいなぁと思い、はじめてみました。が、やっていくうちに、学校教員から大学教員への転職について知りたい!というニーズが高いことがわかりました。

なかなか言いにくい話ではありますが、情報が閉じすぎていてもフェアではありません。できる限りではありますが、転職のリアルをお伝えすることにしました。教員養成が盛り上がるきっかけの一つになればと思っています。

学部からの採用、そして修士、そして

学部を卒業し、小学校教員として採用されました。あこがれていた夢の教師生活でしたが、なかなかうまくいきません。うまくいかない子どもとの関係についての悩みが頭から離れず、家に帰っても度々思い返しつらい日々を送っていました。

そのような中、修士課程で学ぶ機会を得ることができました。そこで嬉しい驚きがありました。私が学校現場でモヤモヤと感じていた悩みは、既に研究がなされており、理論として整理されていたのです。

悩みの正体が明らかになった瞬間に、気持ちがすっと楽になりました。濃い霧が晴れていくような気分でした。

そして、さらに専門性を高めたいという思いが強まり、学会や学習会に所属しつつ、論文を読んだり書いたり、時には仲間と学びを共有したりしながら学びを続けました。そうした学びが今の土台となっています。

小学校教員から教員養成教員への転職

小学校現場で力を磨き続けていくと、自分の学級経営よりも、若手教員へ、自分の実践や考えを伝えていきたい、という思いが湧いてきました。自分ができることと、人をできるようにすることは全く違うことなので、悩むことも多かったのですが、自分の実践や考えを伝える喜びを知ることもできました。

現場での仕事が落ち着いてくると将来についても考えます。このまま自分はどうなるんだろうと考えることが増えてきました。学校管理職も素晴らしい価値のある仕事です。しかし統率力のない自分に向いているのかは疑問でした。

専門的な知識を学ぶのも面白い、学びを伝えていくのも面白い。もしかすると、自分は教員養成大学の教員として働くことが向いているかもしれない。そう考えるようになりました。そこで大学教員の公募に応募。縁があり無事に採用されました。

そんな経験をもとにした内容をnoteに紹介していきたいと思います。

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