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小学校教員と大学教員の働き方の比較

小学校教員から大学教員に転職。小学校現場では「中堅」と言われるポジションでの転職でした。現在、悩みながらも楽しく日々を過ごしています。このnoteでは、教員養成系大学教員の仕事について、小学校教員の生活と比較しながら書いていきます(もちろん私の場合)。いくつかのテーマに分けて書いていますが、テーマについての要望があれば、それに応える形で加筆していきます。

気になる給与は、あまり期待できないかも...

年収は、小学校教員と比べほとんど同じでした。福利厚生にも差はありません。ただ、講演などを担当すると、謝礼等があるので、そこの収入は別になります。また、学会の会費や書籍代、研究に関わる旅費等を「研究費」から出すことができます。現場時代は、自分自身の修養にかかるお金の大半が自腹でしたが、それはほとんどなくなります。そう考えると、自由に使える予算が、年間数十万単位なので、トータルで考えるとプラスになるかもしれません。

また、定年は65歳です。60歳時の給与が65歳まで維持されるようです。ゆくゆくは70歳になりそうな雰囲気です。今の働き方であれば70歳まで働けそうかなという感じはあります。退職金の制度もありますが、周りには、退職金を含んだ年俸制で給与を得ている方もおられます。

ちなみに年末調整等の作業は、事務職員さんが多いこともあり、本当に丁寧にやってくださいます。その辺りはとても手厚いです。

同僚は尊敬できる方が多い。異動はほぼない。

大学教員はクセが強いと言われることも多いですが、実際そのように感じることは少ないです。皆さん第一線で活躍しておられますし、謙虚でお優しく尊敬できる方が多いです。基本的に個人評価の世界なので、私の周りには、仕事できないという方は1人もいないです。私ができない1人かもしれない、、と思うくらいです。

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