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京都、34度の日_20190525


今日は7:00に目が覚めたあと、三度寝をして10:00に起床。
朝からふわふわとあたたかかった。

冷蔵庫に残っていたゆでうどんを火にかけて、そのなかに生卵を落とし、とろろ昆布をどっさり入れる。朝とも昼ともつかない時間に、腹を満たすためのうどん。昨日の夜からおなかはすいていたはずなのに、作りたてのうどんを目の前にしても、わきの烏龍茶ばかりがのどを通ってしまう。

「夏バテはじめました」

簡単なつくりのワンピースを頭からかぶって、顔を洗って、コンタクトを入れる。自転車にのって、商店街へ向かう。100円ショップでクラフト紙を買って、持ってきた本や京都で買った本のすべてにカバーをかけていった。明日の夜、京都を発たなくてはいけないから、荷物をダンボールに詰めて送る。

外は日差しが、ほんとうに痛かった。長袖を羽織っていないと出られない。
暑いから、土曜日だから、今日はひきこもりを決め込む。

映画を二本観た。「舟を編む」、「家族ごっこ」。宿のおねえさんとずっとのんびりする昼過ぎ。

京都は34℃。町家の宿の一階は、まだひんやりしていて風が気持ちよいけれど、わたしたちは朝からもう、「暑いね」と、「松田龍平がかっこいい」という話しかしていない。

「カルテット」というドラマをまた観たくなった。

窓の明度がだんだん落ちていって、狂気的な暑さが幾分かやわらいだ気がした。30℃は下回っただろう。そろそろ、外のベンチで煙草でも吸ってみようか。履き古したサンダル擦って、缶ビールでも買いに行こうか。

京都で書く文章はこれが最後かな。明日は、宿のスタッフさんや、元スタッフさんとみんなで手巻き寿司パーティーをしてから夜行バスで帰る。昨夜、やっぱり今限りの時間はこれからも大事にしたいなと思って、そんなに無理に文章かかなくてもいいかと思ってしまったな。無理に書いた自分の文章はあんまり好きじゃない。でも毎日投稿はしていたいから、苦しまぎれにつぶやきを載せた。東京帰ったらまた、仕事しながらぽつぽつ書こう。

いろんな表現の仕方があるけれど、わたしの手段は文章であることに意味があるな。わたしのからだと、こころひとつさえあればいい。からだとこころがあってよかった。たくさん考えた京都旅だった。

明日、めいっぱい楽しんで帰ります、今日も読んでくれてありがとう。

aoiasa
- 20190525

#日記 #京都 #ひとり旅 #暑い

最後までありがとうございました。 〈ねむれない夜を越え、何度もむかえた青い朝〉 そんな忘れぬ朝のため、文章を書き続けています。わたしのために並べたことばが、誰かの、ちょっとした救いや、安らぎになればうれしい。 なんでもない日々の生活を、どうか愛せますように。 aoiasa