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真面目に自分の作品を振り返る。

 創作大賞2024投稿お疲れ様でした。今回は私がnoteに土俵を映した経緯と、血で書いた作品について振り返ります。ちょっと長いので、本当に興味がある方のみどうぞ。

2024年創作大賞に初応募した「砂の城」を作成するにあたってのエピソードです。
そして「砂の城」についての自分なりの感想も込めております。


私とnoteの出会いは2023年9月23日に遡る。

 noteとの出会い


 あの時はパーソナルトレーナーさんとのセッションで体重を落としていた時期で、毎日チョコザップの記録と体重測定について記録していた。しかしnoteというものがどういう媒体なのか把握していなかった私は独り言をこんないちいちログイン面倒くさいところに載せなくていいやとすぐに蓋をした。記録ももう消した。
 

 noteを再開した本当の理由

 

 パーソナルトレーナーさんとのセッションが諸事情で契約終了となり、私は暇を持て余していた。今までお休みの間ただゲームしたりぼーっとしたりはっきり言って無駄な時間を過ごしていた。そこでふと長年筆を休めていた合作の事を思い出す。今まで時間が無くて書けない、まずは体重を落として身体と向き合わないとと思っていたのでずっと休んでいたが、これだけ時間があるのだから再開できるのではないかと踏んだ。
 実はこの1年前から小説の相棒と全く連絡が取れなくなっており、私は彼が本気で「死んだ」と認識していた。彼がいない中で埋もれた合作を埋もれさせるのは辛い。でも一か八かと思って昔使っていたフリーメールで連絡したらなんと二週間後に返事がきた。喜びあれよあれよと合作の元ネタが再開。設定もがらりと変わり、私達の頭にあった物語の色が変わった。
 しかし問題は投稿システムの場所。私達が書きたいのはあくまで合作。「蒼龍葵」ではなく、「辻村恭」でもない。元々投稿していたサイトだと慣れあい感が強すぎてしかも身内評価ポイントが無いと「読んですらもらえない」 
 そんなのどこにおいても一緒の気がしたが、私は小説にきちんと絵をつけて、ひとつの壮大なアニメーションとして脳内で展開していた。バックサウンドは紛れもなく「ナノさんの Nevereverland」だ。
 この曲を初めて聞いた時に私の頭の中で4人の主人公が展開されたムービーが流れた。(これは2017年のツイッターでも二回目の手術を終えてパソコンが壊れて嘆いた私がぼやいていた)
 何とか絵や曲をつけた壮大な作品を残したい。ちょっと前に人気があった作品を土俵変えたら読んでもらえるだろうか?なんて甘い気持ちで合作の番外編と恋愛小説(兄妹)を出してみたが、びっくりするくらい結果は明らかだった。
 需要のないものはよほど興味を惹かれないと読まれない。
 自分では面白いと思って書いたわけではないただの義理兄妹の恋愛話。これが違う土台でも有難い事に250人近くのフォローがついてくれた。(なろうでは850人くらい)
 代わりに自分が書きたいファンタジーはどうか。こっちは忖度ありのたった3人だ。
 私の文章力で合作の番外編は全く戦える代物ではなかった。

 絶望した。どうせ読まれないんだったらなろうにおいても意味がない。
 私は恋愛小説作家ではない。自分がまっとうな恋愛をしてこなかったので、はっきり言って書いている作品はどれも変化球な作品しかない。

 どうせ戦えないんだったら、きっちり画像や音楽をつけて全部自分の中でやれるだけの作品を作ろう!!!忖度は無しだ!

 というわけで、久しぶりにnoteに帰ってきた。

 ソロモンよ、私は帰ってきた(By ガトー大佐)


 チョコザップ記事を放置していた私はまずnoteの使い方からお勉強を始めた。埃のかぶったパソコンを取り出してみるも、うちはパソコンを置く環境が整っていなかったので、とてもパソコンで執筆できる環境ではない。なので、アプリ版のnoteをDLしてそこから執筆を始めた。

 そもそも、ただ画像を選んでアップして、そして書くの繰り返し。
 最初は愛すべきオムライスのお店を自分の日記として記録していた(オムライスのマガジン笑)
 実はこれは理由があり、このマガジンは今も定期的に遊んでくれるとある編集関係のお仕事をされている方が私のオムライスツアーに付き合ってくれている。彼もオムライスが好きとの事なのでウィンウィンの関係だ。

 4回くらいオムライスを投稿してなぜかフォローしてくれる人がぽつぽつ現れた。大した面白い文章も書いていない、ただ〇月〇日にXXのオムライスに行きました!という内容なのに、非常に有難い。
 よくわからないままフォローしてくれた人をさらにフォローするとまた人が増えた。私はSNSが苦手な人間なので、そもそも使い方を把握していない。コメントに💛を返したり、どれに対してレスポンスがあったのか追うのが最初はわかっていなかった。(なので最初は無反応を繰り返してとっても嫌なやつだったと思いますすいませんOTL)

 オムライスを書いてやっと少しずつnoteでの文章の書き方がわかってきたので、ついに自分の小説を書く事にした。
 おお、文章の間に画像つけられるんだ!このシステム超おもしれえ!
 なろうではピクシブとリンクしないと作中に画像は張れないのだが、noteさんは有難い事に直接みんフォトという場所だったり、自分の携帯のフォルダから直接落とせる。
 なんて有難いシステムなんだ!!!!!(猛烈に感動)
 今までピクシブにDLして、ピクシブのURLを張り付けて~って作業してましたが、これが意外と面倒くさい。そしてなろうも規約が変わったので、多分ピクシブの画像を直接貼れなくなった。そうなると私の中で描いている動画や作品の色が消えてしまう。なので、これを使いこなそう!

 わはは、ソロモンよ、私は(noteに)帰ってきた!!!
 
 誰も待ってないけどね。

「砂の城」

初期案砂の城について

 2015年、私は小説家になろうでそこそこその他部門で名前を馳せていた。ほんと一時期だし、偶然同じジャンルで切磋琢磨していた仲間がいてくれたこそだ。
 あの頃はとにかく嫁ぎ先が最低最悪だったのでメンタルも病んでいたし、交流がとにかくしたかった。ネットの友人を全て失った私にとってパソコンをたたいて人の掲示板でわいわい楽しく遊ぶのが生きがいだった。
 その時に、私の書く恋愛小説を読んでくれていた熱心な枝〇さんという方(もうHNは変わっておりますし、どこにいらっしゃるか分かりませんが……)が「葵ちゃんの書く失楽園みたいな話が読みたい」とリクエストしてくれました。
 失楽園と言えば、当時私が14歳だったかな、の時に地上波で放映されていたなんとも艶めかしい作品です。我が家では勿論閲覧禁止、再放送も見せて貰えませんでした。飛び交う教室での話題で「昨日のあのシーンエロいよな~」とか馬鹿な男子が喋っているのを耳を3mくらい引き延ばして聞いていたような気がする。
 いやあ、見た事ないんだが、どうしたらいいんだ。
 そこで私は電子書籍という手段で「失楽園」を買った。やはりそういう作品が読みたいと言われたら本物を読まなくてはいけない。確か数年後に再放送の失楽園は見たが、2時間に凝縮するにはあの不倫の葛藤や二人の選んだ末路までの道が足りない気がした。登場人物の本当の心理面を探るべく、私が失楽園を買ったのは間違っていないと思う。
 初めて官能小説を読んだ頃を思い出す。と言っても私はもっぱらBLメインだったので、ノーマルな大人の恋愛(不倫だから全然ノーマルじゃないが…)はある意味初の試みだ。

 失楽園、買ってよかったです。私はあのドラマだけだと「地上波で美しいエロをありがとう!!(感涙」で終わっていたかもしれない。
 確かに黒木さんの演技、足の指を舐めるという当時はとても地上波で出していいのか!?と思われるくらいのシーンにドキドキした。

 あまり失楽園について触れすぎると消されそうな気がするんですが、この過程がドラマのものとは全然違った。
 失楽園下巻の最後の数ページはもう二人の究極の愛しかなかった。残されたものの反応、その後結局どうなったのかは一切記されていない。ただ絶頂のまま青酸カリを摂取し、結合したまま逝った。赦されるものではないが、こうまで愛し求めあう二人の作品を改めて読むと心が鷲づかみされる。

 そう考えると、枝〇さんに求められた「失楽園のような話」私には敷居が当たり前だが高すぎる。愛することに理由はいらない、とにかくこの人が欲しい、狂気的な愛だ。これが書けた時に私の中でひとつ成長するのではないか?
 でもまて、この敷居の高い話をどうにかリアル映像に紐解いて何とか文で残せないだろうか?

 私の初期案「砂の城」がスタートした。当初はなろうに3回載せて3回とも消された。挙句、これ以上繰り返すと垢消去のリスクもあると警告まできた。それくらい性の描写に関しては厳しいサイトだった。
 当時の原案は勿論失楽園だったので『楽園の扉』という題名で、やっぱり田畑兄妹を題材とした。ただし、あれでダメだったのは年齢だ。
 どこのサイトもそうだが、未成年を題材にすると法律的な問題が発生するのでやはり消されるのだろう。なので、私は初期作を出せないジレンマから結局これを封印し、そのまま実に6年あたためることとなる。

「第二期・砂の城」

 先ほど触れた「ソロモンよ、私はnoteに帰ってきた!」だが、せっかくnoteで書いてみるのであれば、なろうに置けなかったこれを書こう。そして今年の目標である『作品をエタらせずに完結させる』を実現する!という志でスタートした。
 まず問題なのが題名だ。『楽園の扉』には相当な伏線を張っていたのだが、失楽園の結末をご存じの方は知っての通り、バッドエンドだ。
 当の本人達は幸せな悦に入るが、残された人間に良い読了感はない。ただ、あの二人の選んだ結末に私は納得している。途中途中の色々な過程はあれど、最終的には望む形となってはてた。
 精神の先っぽから愛した人間と一緒に果てられるのは女としては幸せの極みだと思う。(少なくとも、まともな恋愛を一度もしてきていない妄想作家の私から見てのあくまで個人主観的な意見ですが)

 それに、同じ設定で執筆したらまた消されるか炎上するか。
 そう考えた時にふと設定年齢を上げようと考えた。元々麻衣が高校生の時に忍とにゃんにゃんしちゃったところからスタートする作品だったが、ならば麻衣を未成年から大人にしてしまえば法律的に解決する。
 我ながら単純だなと思ったが、これからするするとキャラが語りだした。

ロケーションについて

 Xにも書いている通り、この作品のロケーションは「自分が職場へ出勤するルート」だったりします。
 作中では青梅街道、と書いてますが、実際は新青梅街道が舞台です。
 8;15分というのも実際に私がここを全力で電動自転車で出勤しているルートでして、実際にこの時間帯に何人かランニングしている方を見かけるんですね。平日だろうと祝日だろうと。
 私のシフトは固定休みではないので、毎日この時間に人間ウォッチングをしてて、ランニングのシーンいいなあ、雨降ってもみんな走ってるなあ、とかぼんやり見ながら出勤していた時に思いついた追加シーンです。

 新宿のキャバクラ。
 私の中学時代の友人がキャバ嬢でしたが、キャバの送迎ドライバーさんと確か結婚しました。子供がいるという噂まで聞きましたが、もうあの関連は疎遠なので今はどこでどうしているやら……
 はっきり言って内部の話は憶測なのでそこは突っ込まれると困るんですけど、ごめんなさい。どうしてもさあ、リアルに金手っ取り早く金稼げる手段ってそれしかなかったんですよ!!(汗
 ちなみに、身一つでキャバクラに行ったのはうちの中学時代のこの友人からの話です。給料や色々な裏話も何回か聞けたけど、メモってないからうろ覚え。

 西東京市
 市と区では管轄が違うという設定を使いたかったので出してますが、これも私が実際に体感したものです。
 
 砂の城を書くにあたり、どうしても綺麗な砂浜を求めたのですが、湘南は遠い(電車時間を加味するとリアルに欠ける)、現実的な場所を探して有明公園の方をチョイスしました。
 誰も気にしないシーンかもしれませんが、実際車だとどれくらい時間がかかるか、夜勤明け~仕事までの6時間ちょいで果たして往復可能な距離かを全部調べてこの結果になりました。
 職場の先輩にも「近所に綺麗な海と砂浜ないですか?」と意味不明な質問して、一緒に千葉~埼玉~神奈川~鎌倉方面まで全部調べてもらいました。あの時はM先輩突然対応してくださって本当に感謝です。

 ラストシーンの砂浜はご想像にお任せしております。こちらは品川区の実家から通っていたという話を書いているので、子供の足で行けそうな場所、そして今の品川区みたいに都市開発が進んでいなかった頃だったら、もしかしたら昔からそういう穴場があったんじゃないかなあ・・なんて考えてます。

本篇開始にあたり

 作品を一人称にするか、三人称にするか悩みました。
 別の方への感想で語りましたが、断トツで私は一人称が苦手です。一人称は「書きやすい」のが魅力ですが、失敗すると文章が陳腐になりがちです。
 三人称は作者が「斜め視点」から読み解きながら執筆するので「書くのが難しいが故に自分も読者目線から執筆」しているので、後からの読み直しと改稿が楽だったりします。
 楽と言っても産みの苦しみがあるので、どっちも決して楽ではない。これもあくまで私の個人的な意見ですけどね。

 プロの作家さんは三人称視点が抜群に多いです。そして三人称視点は同じところから読み解けるので面白い。

 じゃあ何故苦手な一人称でトライしたのか。それも理由があり、三人称作品でエタってきたので、まともに書ききった作品の一人称視点を持ってきたところです。
 私の作品の最大のネックは実は『雪音』ちゃんでして、こいつを三人称視点で書くと「打ち間違いですよ」という指摘がわんさかきそうだったのでやめました。
 何故主人公でもない重要な脇役のせいで視点まで変えねばならなかったのか……ですが、雪音の存在は必須ですし、彼女は自分をとある事情で幼少期から「雪」と呼んでます。そして旦那の弘樹だけが怒る時に「雪音!」と呼びます。紛らわしいんですよねうん。なので、お友達や他の人は「雪ちゃん」と彼女を呼ぶのに時々雪音、と表示しなきゃいけない。
 三人称だと間違いなく毎回雪音と打たないといけないけど、呼称は「雪」ああ、音を入れわすれてますよ、というなんともむなしい指摘が来たら嫌だったので、やっぱり一人称で行こうと決めました。

実は雪音視点の話もあった

 今回の完結に当たるまで文字数制限が非常に重くのしかかっており、私は夢の中で推敲して翌日に文字起こしをするというトンデモナイ変な作風をしています。
 夢の中で雪音視点の話がありました。マルボロを捨てられない麻衣のシーンで、一番今回の投稿で人気があったやつです。
 あれの続編部分で、弘樹達と帰った後に麻衣と忍をどうにかくっつけられないか、という話が出てました。その後に喫茶店を経営している小野田夫婦にいきついたんですが、文字数がどう頑張っても足りなくて諦めました。
 それに、語るにしてもちょっと読んでても必要ないかな?という部分だったので。
 そうしたらラストに小野田夫婦がぽっと出感が半端なくて可哀そうなことになってしまった。
 でも実は雪の話を考えていたからこそ、小野田夫婦を出して結婚式場は借りられないけど、ここでハッピーエンドという風に持ってこれました。
 

どうしてもハッピーエンドにしたかった

 前述している通り、失楽園は現実的にはバッドエンドです。だって死んでますし。ですが、あれは当の本人達にとっては生きていて男と女に生まれ、精神の先っぽから結ばれた相手と共に果てる。これ以上ない、本当に幸せな結末なんです。
 オーダーされた失楽園のエンドをもう一度振り返った時に私の考えている6つのEDパターンは苦悩した。毎日毎日何とかひねり出していたものが書けなくなり、少しずつ投稿期限もギリギリになり、このままだと投稿できないまま終わるんじゃないか?というくらい毎日苦悩の連続でした。実際下痢はするし、胃炎は悪化するし(コーヒー飲みすぎ)

 この時に相棒の辻村氏が産みの苦しみについて語り、俺は推敲が遅いから書くのが遅くてごめんなと言っていた理由がわかりました。
 どうしてもこの作品を書ききらないと私はこれから先もエタるんじゃないか?という不安があって、絶対に何があっても完結させる気合だけで完走しました。

 文字数の兼ね合いでラスト3話はかなりダッシュしてます。一番大事な部分なのにパンチ力が弱い。「あーハッピーエンドね、よかったね」で終わられるのは悲しいのですが、もっと作中に散りばめる葛藤を書きたかった。ただ、余計な文章を色々入れてしまったせいで残念なことに文字数が足りなかった。

 それにですね、長い作品は基本脳が受け付けないんですよ。
 誰だって知らない人間の書いた長編、しかも設定が奇抜だからよっぽど忖度でもない限り読みませんよ。少なくとも私がそう。物語を引っ張る3話まで読んで、つっかかってもとりあえずお気に入りの作家さんは飛ばしつつも読んで、それでもダメだったら途中で読むのをやめる。

 最後の3日は23:59まで改稿しまくって文字数を約1万削りました(遅)
 なので、読み手のタイパを重視してくださるみくまゆたん(敬称略)は尊敬しかない。彼女の作品は本当に面白くて起承転結が綺麗にまとまっている。文量も重すぎず時間もかからずにさくっと読めるので本当にタイパ重視。全年齢対応だし随所に入るクズキャラが物語を最高に引き立てている。
 今回「砂の城」を書ききった後に、みくまゆたんの作品を見てこれくらい起承転結をさっくりまとめられる短編小説~中篇小説にトライしてみようと襟を正された思いです。

AI画像生成ソフトに関して

 私は漫画家になりたかった人間なので、元々は先代パソコンでドット絵やマウスでペイントソフトを使い絵をかいてました。今もピクシブに私の書いた合作の主人公キャラが転がってます(笑)
 ですが、左手の感覚が半分無いので流石に細かい作業は限界を感じ、何か方法が無いかと絵師さんに依頼するかまで考えてました。
 でも、いくら作品に素敵な絵を添えたくても絵師さん、1枚3000円~。いやあ、シーンや細かい指示もするとプラス500円~1000円。ちょっとお財布が厳しい。
 でも何とか作品に色を添えたい。そう感じたのはヘッダーが輝いているPJさんのタカバタケを見たから。
 ああ、私もこういうの作りたい。せっかく送り出す作品なんだから、画像をつけて、このシーンはこうなんだよ!というリアリティのある画像がほしい。みんフォトには確かにあるが、ちょっと違う。マルボロと怪我したシーンの写真は大変お世話になりました!!
 そこで出会ったのが「YouCam AI Pro」というアプリです。
 色々なサイトを検索してここに行き着いたのは、年間4500円という非常にリーズナブルな値段!
 年4500円で画像生成が使い放題?これだったら年1回豪華なごはん食べたと思えば全然OKな値段じゃないか!
 見つけた時は狂喜乱舞でした。毎日仕事の休憩でもネット環境劣悪な中毎日しこしこ画像作成して、忍と麻衣、二人の出力が本当に難しくて納得がいく一枚を作り上げるのに実に1週間以上かかったものもあります。
 結婚式の背景は別画像を持ってきて作れましたが、いやはや、プロコトル入力って難しい!同じ設定にしているのに、どうして毎回顔が変わっちゃうのよ!!(号泣)

 あと、画像を全てリアルにしているのはメディア向けに執筆した作品だからです。
 元々「失楽園が読みたい」というリクエストから始まった作品なので、どうしてもブラウン管の失楽園っぽいリアリティを再現したかった。
 なので、あまりウケないと思いますけど、これがリアル画像っぽいAIなのはそういう理由です。
 忍と麻衣のキスシーンと細かいシーンなんて5000回以上リテイクしてます。もはや狂気的な鬼監督ですね。

 有難いことに、私のフォローしている方よりもスキをくださった方が多いです。スルーとお礼スキルでの好きかもしれませんが、この数は本当に本当に私の中で宝です。
 誰も知り合いも友達もいないゼロからのスタートの中で、たったひとりでも心に残る作品になればという思いを込めて。

読者様へ御礼

 あと、今更ですが、感謝!!!
 何名かわざわざご丁寧に紹介感想下さった方がいらっしゃるのに、最初っからこんなにくそ長い話を読ませてしまい、大変申し訳なかったです。
 ですが、きちんと読んでくださった方が1人でも2人でも居てくださったことがとにかく嬉しい。
 元々この作品は読んでいないであろう枝〇さんとの約束を果たすべく書いたようなものですし。なので、読者は私の心と居ない枝〇さんに届けばいいなあ、と思っていたくらいです。それくらい寂しいスタートでした。
 それがnoteの交流のお陰で数名から有難い感想まで頂き、本当に本当に感謝しかありません。

 感想をくださった方のリンクを張るべきなんですが、この作品は年齢制限ではないですが、はっきり言って内容が内容ですし、読み手を選ぶ作品なので、私の心とスクショに保存させて頂き文面のみで感謝を綴らせて頂きたいと思います。


 


 あ、ここまで読んで下さった奇特な方はいつでも感想お待ちしております。蒼龍葵という歩くR指定の人間に対してでも構いませんので!

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