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論語と算盤。そして..

おはようございます。

2連休、2日目のかにまゆです。

さてさて、今回はあの不朽の名著

『論語と算盤』を読んでみました。

そうです。私がなぜ名前に蟹(かに)🦀を入れているのか?

この本の中にも出てきますが、『蟹穴主義』だからです。

こんな余談は置いておいて..

先ほど、『読んでみました』と書きましたが、私は以前、中学生の頃にこちらの本で論語と算盤は読んでいました。

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ただ、最近学んでいる分野とも関係が深いこともあり、この作品をもう一度深く味わいたい!!!と思い

これとは違う本を適当に、直感で4冊購入しました。

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この他にも

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これだったり

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これだったりと、本当に色々な形で要訳された本が沢山ありました。

私は、最初の写真にあった4冊をゆったりと数日かけてパラレル読みしようかなと思っていたのですが、一冊一冊がどれも読みやすく、結局昨日1日で4冊全て読んでしまいました

なぜ、パラレル読みで読もうと思ったか、

一冊でも充分なのに、なぜ4冊も手に取ったのか、

それには『理由』があります

ちゃんとこの本の内容をしっかり記憶したい、そして、深く理解したい!と思ったからです。

最初に『この作品をもう一度深く味わいたい!と思った』と書きましたが、前回読んだ時は簡単に読んでしまったこともあって内容をはっきり説明できないレベルだったんですよね。

でも、今回は使える知識として血肉化するために、しっかりと味わい、かみ砕いて咀嚼がしたかったのです。

パラレル読みでは、客観的で多面的な思考力が身につきます。

どうしても1つの本に限定してしまうと、偏りというのが生じてきます。

本と言うのは、基本的にその本を書いたその人(著者)のあくまでそのひとりの著者がその人なりの言葉と意見を述べたものになってきます。

なので、その1人の意見だけをなんの疑いもなくインプットしていくとどうしても偏りが生じるのです。

『他の本ではどういう風に表現されているんだろう?』と他の本(他のひとりの意見)と照らし合わせながら、複数の本を客観的な視点で読むことで、偏りなく複合的に、さまざまなことを考える力も身についていきます。

私は読書記録として本の写真を残しているので、今日は読んだ順番と共に、ここに貼りますね📚

【 1 】漫画版

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そしてなんと、この本の帯に『中田敦彦さんのYouTube大学でも紹介!』との文字があったので、

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この1冊目を読み終わったタイミングでこちらのYouTubeもチェックしました。

と、言うのも私は普段テレビを観ない代わりにYouTubeを観るのですが、中田敦彦さんのこの動画も好んで観ていたんですよね。

でも、この内容の動画の存在は知らず、絶対観ようと思いました

一言でいうと、中田さんの話は一瞬で入ってくる!

本当に頭の中に入ってきやすいんですよね。本当にわかりやすい。面白い。

個人的にかなりオススメです。

それから次にこちらを読みました

【 2 】図解バージョン

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【 3 】現代語訳

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そして、最後に

【 4 】こども向け

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結果的に、この順番が私的にすごく良かったです

まず、1冊目の漫画だけでもかなり理解が進みましたが、漫画を読んだ後に、中田さんのYouTubeを観て、更に2冊目へと移って読んでいくと、『あ、さっき説明してたところだ』『あ、これのことか!』と繋げながら読む事が出来て、読んでる時間が本当に楽しかったです!

全く、読んだことがなく、理解出来るか不安な人にもオススメなのですが、

イメージとしては、こんな感じ

①まず、漫画で簡単に『こんな感じなんだなー』とイメージをつかむ

②YouTubeでも学ぶ

③図解で更に詳しく見ていく。

④現代語訳された論語と算盤を読む

⑤最後に子ども向けの本を読む

ここで、【なぜ、子ども向けの本を??】と思った方に、子ども向けの本も読んだ理由を説明すると

この『論語と算盤』という本を、小さな子にもわかりやすく説明しようと思った時、『どんな言葉を用いて、どんな風に表現されるのか』

これが知りたかった、見たかったからです。

私は、何かを学んだあと、必ずいま学んだ内容を自分の言葉に置き換える『再言語化』というのをやっています。

これをすることで、理解の深まり方も、記憶への定着率もかなり上がると考えています。

この、『再言語化』するとき、大事にしているポイントが

【これを10歳の子どもにも伝わるように言葉を選ぶ】ということです。

10歳の子どもでも知っている知識の中から、言葉を選び、比喩表現を使ったりしながら、言葉を再言語化する。

そして、難しい概念だったり、専門的な用語や難しい表現をより簡単でシンプルな言葉に置き換えて、たとえ、その分野について、全く知らないよという人にも、分かりやすく伝わるように表現を考えます。

『これは、効果があるな』と思って、学生時代からやっている学習法なのですが、

その本を読む時、また勉強をする時に、この勉強のあとに【人にも教えるつもりで読む/勉強をする】

"人に教えるつもり勉強法"です。

実際、人に教えても良いんですが

私は生活の合間の隙間時間とかに、ぶつぶつと独り言を言って、アウトプットをします。

いま、目の前に誰か教える相手がいると仮定してぶつぶつと喋るんです。

あ、ぶつぶつじゃなくてもハキハキでもいいですよ。(実際、自分が講義をしたり、ラジオをしてるイメージで話してもOKです)

これの良いところは、日常のあらゆる隙間時間を勉強に使えるところです。

トイレに入ってる時も、洗濯物を干している時も、お風呂に入ろうと服を脱いだりしている瞬間も、お風呂に入っている時間も、通勤中も。

どうしてもまとまった時間が取りにくい人の方が多いと思うのですが、時間がなかなか取れないからと勉強を諦める必要はなくて、思っているより隙間時間ってちょこちょこたくさんあるんですよね。

机に向かってガリガリとペンを走らせるだけが勉強じゃないんです。

これだったら、お皿洗いをしている時間でも出来ます。

通勤、通学で周りに人がいるよって時は、頭の中で思いだすっていう、これだけでも勉強です。

この隙間時間を上手く使えることは、身につける、癖にする、習慣にすると強いです。

もの凄く勉強家の人を見て、『あの人はすごい』と感心して、自分とは違う人間なんだと感じてしまう人も多いと思いますが、

結構、1日たった15分勉強をする。

これを1日も欠かさず毎日やってみる。

それだけでも、人より頭ひとつ抜け出せます。

本当にそうです。

論語と算盤の話からいきなり学習法の話へ移ってしまいましたが、論語と算盤も、この学習法も本当にオススメです!

論語と算盤を読みながら、最近読んだ独学大全とも繋がるところがあって面白かったし、52ヘルツのクジラたち🐳とも、通じるものがありました。

他にも7つの習慣という本や
ビッグフィッシュという映画のあるシーンを思い出したり、これまでの知識や記憶と繋がった瞬間って本当に楽しいですね..

というか、本当にいろんなことって繋がってるんですね🍀

これだけ有名な本ですので、読んだ事がある方ばかりかと思いますが、

まだ読んでない方にひとつ忠告しておくと、

これを読むと勉強がめちゃくちゃしたくなります(笑)

そして、本を読みたくなります。かなり。

ならない人もいるとは思いますが、たぶんなるかも。


この論語と算盤はこれからも、繰り返し繰り返し何度も読みたいと思います。

遅くなってしまったけれど、またこの論語と算盤に戻ってこれて良かったなぁと心から思いました。

2024年が楽しみですね(*^ω^)💴♪

ではでは、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます🥰

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