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病の話

笠井さんのニュースは個人的にかなりショックを受けた。

フジ出身でフリーになった笠井さん。逸見さんを思い出す。

私は時々、父が亡くなった53歳に自分が近づいている事にとても恐怖を覚える。父が亡くなった経緯は殆ど逸見さんと同じだ。

自分は53歳まで生きられるんだろうか。

逸見さんは知らないが、父はタバコも酒も浴びるほどなタイプだった。笠井さんは、タバコも吸わず、お酒も嗜む程度でこれと言って思いあたるフシはないそうだ。健康に気をつけていても病になる人はなる。タバコや酒なんて大して関係ないのかもしれないとすら思えてくる。3人に共通するのはとにかく多忙。仕事も順調、楽しく仕事してようが目に見えないストレスが蓄積されていくのではないだろうか。それに、2人共真面目そうだ。父もそうだった。きっちり仕事をしなければ気が済まない。ご本人はそれをストレスとも思ってはないだろうが、身体は悲鳴をあげる。父もそうだったがフリーランスは会社員より自由な面もあり大変な面もあるんだと思う。仕事が常にある訳じゃないだろうし、責任の重みがやっぱり違うと思う。

私は今責任もさほどないくせに鬱になり、ダラダラと日々過ごしている。更年期なのか手が思うように動かなくなっただけで死ぬのでは…と恐怖を覚える。

祖母はリウマチ、母は膠原病であちこち痛いと言いながらも祖母は101歳まで生き、母はまだ元気だ。リウマチや膠原病で苦しんでいる人には大変申し訳ないのだけど、父の壮絶な癌治療を見てきた為、癌になるよりリウマチや膠原病の方がいいとどうしても思ってしまう。本当に勝手な考えだ。癌は昔より医学が発達し、不治の病ではなくなった。母の姉と妹は2人とも乳癌だったが今は元気そうだ。それでも、やっぱり癌は怖い。

鬱が酷くなると希死念慮が強くなるくせに、不安障害が酷くなると死にたくないになる。自分のメンタルのアップダウンにめちゃくちゃ疲れる。病院で血液検査をし、リウマチ、膠原病の値も正常で、他の項目も殆ど正常。コレステロールが異常だったけど…。ザックリ言うとだらしない生活を送り、喫煙者でもある癖に私はかなり健康な方なのだ。なのに漠然と53歳までは生きられないかもと言う不安から逃れられない。

内臓疾患の病も精神疾患の病もどんな病でも人を不安にさせる。この年になれば何かしらの病気じゃない人の方が少ないだろう。うまく付き合って、元気に過ごして行けるといいな。

笠井さんも、早期発見だったようで本当に本当に良かった。癌治療はとても辛いだろうけれど、元気な笠井さんがまたTVでお目にかかれるよう楽しみに待っている事にする。ポジティブに考える事が、患者にとって支えになる事もあるだろう。

身体が少しは休んだら?と言ってるんだろうな。笠井さんも私も。元気に働けるようになる為の小休止だと思おう。

#病 #癌 #鬱 #休養 #リウマチ #膠原病


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