保育士をやめた後、子どもと関わる仕事を選ばなかった理由は?
うーん、そうだなあ。
あまりにも小さな世界で生きていることが怖くなったからかな。先生以外の自分でも生きていけることを知っておきたかったの。
政治?経済?むずかしい
IT?AI?なにそれ?????
ずっとずっと、こんな感じだったから。
時代の流れるスピードに
ついていけない自分が怖かった。
自分の人生の選択肢を増やすためにも
保育士にとどまってちゃダメだと思ったの。
たしかに子どもを見ることはできる。
それなりに勉強もしたし一生懸命やってきた。
でも私にはそれしかできない。
保育士として過ごしながら
「それでいいのか?」と
ずっと思ってた。
怖かった、世間を知らなさすぎる自分が。
子どものこと以外も
きちんと学んでおかなきゃって。
保育士として骨を埋める覚悟があったら
そんなこと考えなかったかもしれない。
でも、私にはその覚悟は持てなかったの。
ずっとこの仕事は続けられない
いつかやめる時が来るだろう
そんなふうに思ってたから。
これを読んでくれているあなたはどうですか?
異業種への転職は
異業種への転職も何度も考えたけど
結局挫折した。
異業種の求人をみていたはずなのに
気付けばスマホの画面は
「家庭教師」
「ベビーシッター」
「病棟保育士」
結局子ども関係の求人を探してしまう。
先生以外の仕事は知らない
自分が先生以外の仕事をしている
イメージもつかない
異業種はどれもしっくりこなかった。
できることもやりたいこともわからなかった。
これからどうしていけばいいのだろう
私は先生以外になにができるのだろう
スマホをスクロールしては
ため息をついて眠りにつく日々が続いた。
そんな中、
仕事について調べるうちに
私は会社員として組織で働くよりも
個人で仕事をしている方がいいのでは?
と思うようになった。
そこでもまず浮かんだのは
「お教室の先生」だった。
リトミック講師
ベビーマッサージの先生
ピアノの先生・・・
思い浮かぶのは、どれも
子どもと関わる仕事だった。
だけど、なんかちがう
私がしたい仕事って
そういうんじゃない
子どもと関わることは
もうやめにしたかった。
子どもと関わらなくても
先生じゃなくても
生きていける自分でいたかった。
自分の可能性を信じたかった。
先生しかできない、という思い込み
異業種への転職が考えられなかったのも、個人で仕事をしようとしたときに子どもと関わる仕事ばかりが思いあたったのも、
自分には子どもを見ることしかできない
そんな思い込みにしばられていたからだと思う。
周りの先生たちにはそんなふうに思わないのに、本気出せば私はなんだってできるって知ってるのに、なぜか自分ごととなると縛られて身動きが取れなかった。
と言いつつさ、
なんて言うんだろう、、、
外の世界へ飛び出したい自分はたしかにいるけれど、つきつめると先生としてやっていきたい自分もいて。
もしかすると
あなたも同じように思っていたりするのかな。
私もぐるぐる悩んでいたんだけどさ、
先生はいつでもできると思ったんだよね。でも、先生以外は今しか挑戦できないと思った。
先生への未練
私は先生をやめたけど、
今でも保育士への未練が
心のどこかにある気がしてる。
散歩中の園児を見ると
込み上げてくるものがあって
今でも泣きそうになるし、
嵐の曲を聞くと
運動会の映像がカムバックする。
以前「好きな仕事をやめるのは大失恋と同じなんじゃないか」という記事を書いた。
季節が移ろうたび
懐かしい匂いがするたび
思い出の曲を聞くたび
あの頃を思い出す、ってやつ。
好きだけど、好きだったけど
未練もある気がするけど、
戻りたいかと言われるとちょっと違う。
私にとって保育士は
大好きだった元カレと同じ。
だけどこの先もずっと
一緒にはいられない
・・・みたいな。(伝われ)
*
先生として生涯を過ごす、別の道へ進む、選択肢はいろいろで、人の数だけ答えはあって。
その答えを探すことを、私は一緒にやっていきたい。
その答えに行き着いた背景こそ、それぞれの生きてきた過程と自分への可能性を感じられて、とても尊いものだと感じている。
そんな今日この頃。
どの道を選んでも、
私たちはそれを正解にできる。
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