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「強み」と「仕事」がつながった!
かれこれ4年ほど、自分の強みを活かせる仕事を探し続けています。
きっかけは2019年。
幸運にも、健康診断で「超初期の乳がん」がみつかり、2ヶ月後に手術。
超初期(ステージ0)といえども左の乳房を全摘しており、私は30代半ばだったこともあり、人生に与えたインパクトはとても大きかったのです。
その時に私がしていた仕事は、とある税理士事務所のパート。
この頃すでに税理士の資格を取得しており、登録に向けて実務経験を積んでいるところでした。
7月に手術を終え、8月に仕事復帰した時、「この仕事をしてちゃだめだ」と明確に感じたことを今でも覚えてます。
当時は言語化できていなかったのだけど、今は「自分の強みをいかせていない」と直感的に判断したのだとわかります。
事情を説明し、その後すぐに退社。
すぐに職探しを始め(この時は開業する気が一切なかった)、応募したのはとある専門的な(特定の分野に特化した)コンサルティング会社。
内定の通知をいただくも、その後すぐに体調不良となり、内定を辞退したのでした。
この頃は本当に踏んだり蹴ったりで、前に進みたいのに進めないことの繰り返しで、精神的にボロボロだったの覚えています。
税理士になりたかったのに、乳がんがきっかけで、なりたいかどうかがわからなくなった
コンサルティング会社で働きたかったのに、突然めまいに襲われて働けなくなった
体調不良が落ち着いて新しい仕事を始めたかったけど、妊娠が判明し、つわりとコロナで身動きが取れなくなった
やっと出産したと思ったら転勤で状況が一変。環境に適用するのが精一杯で、また身動きが取れなくなった
今考えると、全てを環境のせいにして自暴自棄になっているのがよくわかるのです。
でも当時は、いろんなことが一気に押し寄せすぎてきて、とても私の中で対応できなかった・・・
そんな日々を過ごしていたら、あっという間に4年経ってしまいました。
契機となったのは、2022年の4月。
仮登録をしておいた近所の保育園から「空きが出ました」と電話があったのです。
転勤してから丸1年経った頃でした。
保育園に預けるには働く必要があるものの、私が住む地域は比較的基準が緩く、開業した場合は所得の最低ラインが設けられていないことが判明。
このことが開業を後押ししてくれて、2022年の7月に無事に開業届を出すことができたのです。
それから11ヶ月経過し、やっと今、私の「強み」と「仕事」がつながってきています。
以下の5つは、私の強みを最も端的に表しています。
学習欲:学ぶことが大好きで、学ぶプロセスに心を惹かれる
個別化:人の強みを鋭く観察し、最も良いところ引き出すことができる
収集心:知りたがり屋で、あらゆる情報を手に入れ保管する
内省:考えることが好きで、縦横無尽に頭を働かせる
最上志向:平均ではなく優秀であることを求める、
平均以上の何かを最高のものに高めることにワクワクを感じる
これはストレングスファインダーによる、わたしの上位5つの資質です。
私は考えることが大好きで、そのネタとなるものや解決策となるものを求めて常に情報収集をおこない、また頭の中で考えて、それを練り上げて最高のものに高めていくことに喜びを感じます。
こんな資質がなんの仕事にいかせるんだろう?とずっと思ってきたのですが、その仕事が見つかったのです。
それは、インタビュー記事の作成です(多分)。
このことに気づいたのは、とあるインタビュー記事を受注した時でした。
企業の成功事例を記事にする仕事だったのですが、取材をするうちにわくわくが止まらなくなり、記事を書いていると泣きそうになるという、わけのわからない状況に遭遇。
その企業の「良さを表す言葉」を探しに探して、ドンピシャなものが見つかるまでずっと探して考えて、やっとやっと記事が完成しました。
初めてのインタビュー記事だったものの、クライアントからとてもお喜びいただき、私としても最高に楽しかった仕事でした。
その時に思ったのが、大した努力もしてないのにすごく褒められた!ということ。
今まであらゆる仕事をしてきたけれど、めちゃくちゃ努力してやっと成果を出していたんです。
でもインタビュー記事は、私としては全然努力していなくて(多分、努力が娯楽になっていた)、それなのにすごく喜んでもらったという感覚。
「好き」や「得意」を仕事にするってこういうことなんだなと実感したのでした。
このインタビュー記事の仕事に大きく関連してる資質は「個別化」です。
個別化とは、人の強みを鋭く観察し、最も良いところ引き出すことができる資質のこと。
それに、最上志向がプラスされたようで、
誰かの強みを磨き上げて、それを私なりの言葉にして、世の中に広めたい!
という気持ちがムクムクと湧き上がってきています。
今はまだ、誰かが作ったうまい表現を借りることしかできないのだけど、私なりの言葉で誰かの良さを引き出すことできたら最高だなあと思ってます。
インタビュー記事の実績はまだわずか3件。
でも、とある大手出版社のインタビュー記事の受注が決まり、今最高にワクワクしています。
強みと仕事がつながるって、最高に楽しいものですね。
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