「モチベーションの源泉」はやっぱり人だった
チームで私がやっている仕事は、ディレクション業務、編集、クライアント対応、営業などなどです。
そのほとんどすべてが、人とのコミュニケーションに関係しています。
編集業務は「一人で黙々とするもの」というイメージがあるかもしれませんが、実はこの作業は「ライターさんとのコミュニケーション」そのものなんです。
「どうしてこの表現にしたのかな?」とか「どうやって表現したら、意図が正しく伝わるかな」とかそんなことを考えながら編集をするので、ずーっとライターさんと対話している感覚です。
言葉のちょっとした使い方で、ライターさんのお人柄がわかることもあって、本当に編集の仕事って興味深いな〜と思います。
思いやりがある人なんだろうな〜とか、ユーモアがあるんだろうな、とか色んなことを感じながら記事を仕上げていくのが楽しいです!
一人でライティングしていたころは、こういう楽しさを感じることができなくて「ライターに向いてないかも?」と何度か思っていたのですが、それはライティングにコミュニケーションが介在していなかったからだと思います。
私は結局「ちょっと得意なこと+コミュニケーション」の組み合わせで仕事をすると、モチベーションがすごく上がるみたいです。
でも実は、こういう仕事って大きなデメリットもあるんです。
コミュニケーションの相手にネガティブな感情を抱いていると、その仕事が苦痛で仕方なくなります。
たとえば編集だと、1記事につき少なくとも2時間は費やすので、その間ずっと苦手な人と会話している感覚になってしまうんです。
そういうところ、会社員のことはちゃんと割り切れていたのに、今は自分の「好き」と「嫌い」がはっきりとわかるので、見て見ないふりができなくなってしまっています・・・。
「好きな人との仕事はパワーを発揮できるけど、苦手な人との仕事は継続できない」という自分の長所と短所がわかってきたので、こういうところを補ってくれるようなビジネスパートナーが必要なんだと最近よく考えます。
私は、誰と仕事をするかで「仕事の質」が全然違ってきてしまうタイプの人間みたいです。
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