面接不合格の通知1週間後に、採用の連絡がきたはなし。
こんばんは〜、日々の生活の気付きと暮らす、あおいです
明け方、急に息子に泣き叫ばれて
「ママがいい〜」と言われるもんだから様子を見に行くと
「なんにもしてないのに濡れてるの〜」と
なんにもしてないことはないんやけどな
あきらかに、それ、やけどな
と思いながら、
怒っても仕方がないし(本当は文句を言いたい)
本人の自尊心を傷つけるのも、、、(ママの睡眠の邪魔をしないで)
と本音を堪えて
「濡れたら寒いね。お着替えしようか」と声を掛けてあげれた自分を讃えてあげたい
朝起きたら洗濯かーーーー
とちょっと憂鬱な気持ちだったところ
「いま洗濯回してしまう?」と暗闇からキラーパスな夫
お!そうか、たしかにそんな手もあったわね!
寝ていると思ったら(よく寝る人)まさかの気合でフォローしようとしてくれていたことが嬉しくて
それだけで夫に優しくしようと思えた明け方の5時でした
昔は、そういうときに
「ありがとうー、、、むにゃむにゃ」
と夫に言われることが多くて、
「ありがとう、って思うなら起きて対処してくれよ」
と夫に(心の中で)毒を吐いていた日々が懐かしい
心の中で言っていたつもりが、うっかり漏らしてしまって
今に至るんですけどね。はは
溜め込むのはよくないね〜。はは
さ、今日もいってみよー
面接不合格の通知1週間後に、採用の連絡がきたはなし。
これはわたしの話ではない
わたしの甥っ子(姉の長男)の話である
そんなことある?と姉の話を聞きながら、心の奥で岸田奈美さんのnoteの話を思い出していた
わたしが感じたことは、優しい世界を生むのは優しい世界に触れたことのある人だけである、ということ
どんな話だったのか、以下にまとめてみようと思う
甥っ子のはなし
甥っ子である健太(仮名)はADHDの特性を持ち、障がい者手帳を持っている
小中と地元の公立学校に通い、特別支援の中で生活をしてきた
養護学校の選択肢も含まれていた中での選択だった
そんな彼は、高校は通信制の高校へ進学し、無事卒業した
勉学に対して積極的ではなかった彼は
いよいよ学校という場所を手放し社会に出るのだが
ここで壁が立ちはだかる
就活をしてもことごとく面接で落ちてしまうのだ
これはもう本当に難しいというか悩ましいというか
本人にとってもつらい現実だし
家族にとってもつらい現実だった
そして就職先が決まらないまま高校を卒業し、春を迎えた
やりたい気持ちはあっても、時間と暇を持て余してしまったのだ
その間に車の免許を取ろう!と決意を固め免許取得の勉強をしながら
たまに書類通過す企業へ面接に行くのだった
不採用通知1週間後、突然の採用の連絡
そして不採用、不採用、不採用、、、
なかなか採用してもらえないと落胆していた中で突然電話がなった
「こないだ面接しに来てくれた〇〇会社の社長の△△やけど」
びっくり仰天!
まさかの社長直々に再度お電話を頂けることになるとは
そしてその電話の内容は
「正社員からは難しいけど、アルバイトからはじめてみーひんか」
見過ごす神あれば救いの神あり
こうして彼は、はじめて就活を終えることができたのだ
なぜ採用されたのか?優しい世界が生まれるわけ
ここで疑問がある
1度落ちて、なぜ採用されたのか?
今回の場合は、社長の親戚に健太と同じような子がいたことが大きかったようだ
面接を終えて、1社会人としては物足りない印象があったものの
どうしても自分の身内と重なってしまう
面接を通して真面目そうな性格はとても伝わってきたし
どうしても気になってしまう
不採用を伝えたら、彼は今後どうなっていくのか
そう考えた社長は、もやもやを晴らすべく
「健太を採用しようと思うけど、どう思う?」
と従業員に声を掛けて相談をしてくれていたようだ
そして、さらに世界はつながる
従業員の中に養護学校出身の方がいて
「養護学校出身の子に、車の免許を持つ人はいません」
と進言までしていただいたようだ
(※この方のお話であり、事実かどうかは定かではありません)
ここで思い出したのが岸田奈美さんがボルボを買った話
車椅子仕様に変更することを断られて、断られて、断られて(そこまで言ってない)
受け入れていただいた会社の社長が
「そういう力になりたいと思っていた」と仰られていたのだ
まとめ
優しい世界は最初は存在しない
でも、当事者になって、身近に感じて
相手の靴を履いて想像する中で手を差し伸べる人のいる世界が生まれる
それが優しさなのか
そもそも優しさという言葉が適切な表現なのか
言い表す言葉をまだ私はもっていない
だけど、そこをないものだと思っていたら
想像できない世界は確かにある
わたしは世界を広げていきたい
世界と繋がっていきたい
だから、目を背けずにたくさんの知りたいと願う
そんなおはなしでした
最後まで読んでいただきありがとうございました
それではみなさま、素敵な週末を〜ぐっない🌛