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今ここに在ること

今年の頭頃、自由奔放に生きている友達が目を輝かせながら『生きてるだけで超お得!』と言っていたのを思い出した。
最初はちょっと能天気すぎじゃないか?とも思った。

話は変わり、、、
つい先日、地球の歴史について触れる機会があった。
そこで、面白い気づきがあったので紹介しようと思う。


宇宙の歴史は138億年、地球の歴史は46億年と言われている。
そんなことを考えると、生命の歴史はほんの一瞬に過ぎない。

地球カレンダーをご存じだろうか?
地球の歴史46億年を1年に置き換えたカレンダーである。

1月1日 複数の微惑星が合体や衝突を繰り返しながら原始地球が誕生

1月12日 原始地球が地球と月に分かれる

2月9日 地殻が固まり、陸と海ができる

2月17日 海中で、生命の素材となるタンパク質や核酸ができる

2月25日 細胞や細菌などの原始生命体が誕生

5月31日 光合成ができるバクテリアが生まれ、酸素の放出を始める

8月3日 今の世界の基盤となる1つの超大陸が誕生する

10月29日 超大陸が分裂し始める

11月14日 温暖な気候が続き、オゾン層が形成される

11月20日 魚類が誕生する

11月28日 植物や昆虫、両生類が陸に上がる

12月13日 恐竜、爬虫類が誕生する

12月19日 鳥類が誕生する

12月26日 午後8時17分 巨大隕石が激突して恐竜が絶滅 哺乳類が繁栄し始める

12月31日 午前10時40分 人類のルーツとなる猿人が誕生(700万年前)

12月31日 午後3時39分 猿人が直立二足歩行を開始する(440万年前)

12月31日 午後7時15分 猿人が石器を使い始める(250万年前)

12月31日 午後8時35分 猿人が火を使い始める(180万年前)

12月31日 午後11時58分52秒 猿人が進化した現生人類が農耕牧畜を始める(1万年前)

12月31日 午後11時59分46秒 キリスト降誕

12月31日 午後11時59分59秒 20世紀が始まり、終わる

翌年の1月1日 午前0時0分 今

https://www.rosettas.jp/column/01/20190818-472/

なんと、地球の歴史を1年の中で考えると、1月1日に地球が生まれ、生命が生まれ、その間も地殻変動など繰り返し、長い時を経ながら、
人類が12月31日午前10時半に生まれ、12月31日午前59分59秒に20世紀が始まり終わり、今があるのだ。
地球の歴史を1年で置き換えた時間の中で、人類が生まれたのは最終日である12月31日なのだ。
それほど、人類誕生は地球の歴史から考えて、とても新しい出来事。

宇宙ができ、地球ができ、プランクトン、恐竜、鳥類など様々な生き物を経て、人類が生まれ、私が生まれるまでの間、起こる出来事が1秒でもずれていたらもしかしたら私は生まれていなかったのかもしれない。
それを考えるだけで、今私たちがここにいるのは奇跡的なことではないかと思う。 

歩けること
休めること
想像できること
景色を眺めること
思う存分眠れること
雨の音が聞こえること
美味しい空気が吸えること
太陽の暖かさを感じれること
美味しい食べ物を味わえること
信頼できる人たちが周りにいること
遠い遠い命が繋いで繋いで、奇跡的にこの世にわたしが生まれてきたこと

生きてるだけで超お得!な人生、万歳!!

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