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【数字でみる滋賀レイクス】12/2-3 山形ワイヴァンズ戦

11月を7勝1敗という素晴らしい成績で終えて、いよいよ12月。師走です。
師走といえば、昨日我らがブバ師匠が足の怪我から復帰して、インジュアリー・リストから解除!まさに師走。
冗談はさておき、苦しむ富山ですが体には気を付けて師匠にも大活躍してほしいところ。

さて、対するレイクスは久しぶりのホームゲームで山形ワイヴァンズを迎え撃ちます。山形といえば、TEEさん、マニーさんの古巣!

子供心をくすぐるロゴデザイン!

山形についてはたけいさんの記事も併せてご覧ください。
(いつもご紹介ありがとうございます!)

さて、そんな山形は現在8勝9敗で東地区の4位。
ちょうど真ん中くらいの位置につけていますが、負けが先行。とはいえ、前節では越谷からも勝利を挙げています。

今回から導入のクラブカード

クラブスタッツを見てわかる通り、TOが少なく堅実なチームであることに加えて、3Pに強みを持つ一方でリバウンドやセカンドチャンスポイント、ブロックが少なく高さの面ではやや苦戦していることが伺えます。

3Pアテンプトの割合は脅威の51.2%(B2:1位)。2本に1本以上の確率3Pを打ってくるチームです。滋賀が39.9%、B2平均は39.3%ですので、リーグ全体でみても相当高い確率であることがわかります。成功率もリーグ3位で、まさに外からのシュートを主体としたチームといえるでしょう。

クラブリーダー

クラブリーダーはこちら。得点、アシストでTOPのジェームズ・ベル選手はやはり要警戒でしょう。3P成功率は34.9%とずば抜けて高くはありませんが、チーム最多試投数の6.6本

また、リバウンドTOPのティモシー・ホリフィールド選手も平均で3.6本試投しているほか、14人の選手のうちなんと7人が試投数3本以上。滋賀で3本以上試投しているのは、ライアン、キーファー、モリの3人ですので、誰か1人のエースシューターによって引っ張られているわけではなく、チーム全体として満遍なく3Pを打てるチームだといえます。

成功率チャートを見ても、右コーナーは脅威の4割越え。トップや左ウィングからも高い成功率になっており、守備のミスからオープンにさせてしまうような展開は絶対に避けたい。

シュート成功率

ですが、シュートは水物。高い確率を誇ってはいるものの3Pの確率に大きく勝敗が左右されるチームであるともいえます。

以下は今季の勝敗と3P成功率を並べたもの。30本以上試投して、5割を超える試合が2試合もあり、この両試合では越谷、青森に勝っています。

一方で、現在のチームの平均:35.6%を基準に見てみると、平均以下となった全試合に勝てていません。リバウンド面では優位に立てると想定されますので、シュート前のケアをしっかりと行うことで勝敗が大きく左右されるでしょう。

勝敗×3P成功率

気を付けるべきはマイケル・フィンケ選手。2m08㎝ある4,5番ポジションの選手ですが、3P平均試投数は5.2本あり、成功率はなんと46.1%でリーグ3位。1位の土家選手や2位の喜多川選手は試投数が3本程度ですから、多投しつつ、この成功率は脅威。まさにShooting Star。

魔法使い感がある(?)

マッチアップではモータム、ライアンの両選手でしょうか。サイズ的には負けませんから、踏ん張ってもらいたいところですね。

最後に現状の滋賀のクラブカードをご紹介。
3連勝で西の2位をキープ。前節復帰のモータム選手はブランクを感じさせない素晴らしい動きでした。

ダビーHCの試合後のコメントにもある通り、アシスト数が目に見えて増えてきていてリーグ3位に。当初の数試合はアシストはリーグでも下から数えたほうが早かったですが、チームとしての成熟度が高まり、良くボールが回るようになってきているのだと思います。

また、TEEさんやダイチを筆頭に粘着性のあるディフェンスからのスティールとディフェンスレーティングでリーグ1位!!

PACEやオフェンシブレーティングもリーグ上位で、速攻からのオフェンスができており、目指していたバスケットを体現していますね。

一方、TOの数は未だにリーグ下位。ここがより改善すれば、より安定した試合運びができそう。今後にますます期待です!

クラブカード(滋賀)

年末のホームゲームラッシュの初戦、しっかり連勝して勢いをつけて24年度を迎えられるか、注目です。

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