【滋賀レイクス】山形ワイヴァンズに向けて予習をする話【中盤戦突入】


〇はじめに



 前節の愛媛オレンジバイキングス戦では、ライアン・クリーナー選手が古巣相手に大活躍。シュートも高確率で決めて、変わらない姿を愛媛ブースターのみなさまにお見せ出来ていたのではないでしょうか?


 個人的にはGame2の2Q、ディフェンスからゲームを作れたこと、野本大智選手と湧川颯斗選手の得点シーンが多く見ることが出来たこと、本当によかったなあと感じています。



 そして、11月の試合は欠場していたブロック・モータム選手の復帰。愛媛戦ではベンチからのスタートでしたが、無事に復帰出来て安心ですね。



 しばらくは様子を見ながらの起用になったりもするのかもしれませんが、今後も元気にプレー出来ることを願っています。


 川真田紘也選手もケガを直して、またレイクスみんな元気な姿でコートに立てる日が待ち遠しいですね。



 さて、次節からは12月に入り、リーグ戦も中盤戦に入ってきます。次節で20試合が終わるペースですからね。プレーオフ進出に向けて、11月の好調を維持して12月も戦っていきたいですね。



 そんな次節の対戦相手は山形ワイヴァンズ(以下:山形)になります。。今シーズンのレイクスでいえば、田原隆徳選手、眞庭城聖選手が所属していたチームとなりますね。


 ひさしぶりのホームゲームなので、レイクスブースターのみなさまも楽しみですね!


 今回はそんな山形ワイヴァンズについて調べてみました。


 12月は試合数が(リーグ全体で)多いので、なるべくコンパクトな記事作成を目指します。そうしないと、書ききれないですからね・・・




〇今シーズンの山形ワイヴァンズ



 さて、今シーズンの山形ワイヴァンズについて、まずはいつも通りスタッツ面から見ていきましょう。



 現在の山形は8勝9敗で東地区4位。



 スタッツを見るとわかる通り、今シーズンの山形ワイヴァンズはかなり去年からチームスタイルが変わっている傾向にあるといえるでしょう。

 


 特徴として一番わかりやすい所でいえば、スリーポイントに非常に力を入れていることですね。


 スリーポイント試投数が昨シーズンと比較して、8.7本も増加しB2リーグトップの本数(32.4本)となっています。2位の岩手ビッグブルズが27.5本、3位がレイクスで27.0本であることを踏まえると、山形のスリーポイントへの取り組み具合がわかりやすいのではないでしょうか?


 ちなみにB1のチームと比較しても、山形はスリーポイントが多いチームであり、山形より試投数が多いのは三遠ネオフェニックスの35.8本のみです(参考:B1でスリーポイント試投数2位は琉球ゴールデンキングスの33.4本)。


 これだけ試投数を増やしても成功率を挙げているのですから、お見事の一言ですね。


 全体的にどのエリアでもスリーポイントの成功率が高めなので、3Pライン付近でボールを持つ選手に対しては、チェックをしないといけないですね。



 また、ターンオーバーの少なさも山形の長所ですね。


 
 スリーポイントの試投数が増える中、アシスト・ターンオーバーがどちらも昨シーズンよりも減ったことから考えてみると、いわゆるパスからのキャッチアンドシュートのスリーポイントよりも、ボールを持つ選手がそのままシュートに入るパターンも多いのかもしれないですね。





 その一方でフリースローの試投数やリバウンド、ブロックなど、今シーズンで山形は苦戦傾向にあり、非常にスタッツに得意不得意がはっきりとしているのかなという印象ですね。



〇対戦相手から見る山形ワイヴァンズ




 さて、ここからは対戦相手目線で山形ワイヴァンズについて見ていきたいと思います。 



 対山形ワイヴァンズ戦の各チームのスタッツをまとめてみるとこうなります。




 この表を見ていると、以下の特徴があるといえそうですね。


【対山形戦での特徴】

 ・全体的にハイスコアゲームの傾向がある
 ・2Pシュートを比較的高確率で決めることが出来ている
 ・一方、スリーポイント試投数はそこまで多くならない
 ・リバウンドが多く取れる傾向にある
 ・ターンオーバーが少ないが、アシストも少なめになる



 山形のスタッツ、対山形戦のスタッツを踏まえて考えてみると、山形は中よりも外が全体的に得意なチームと言えそうですね。




〇個人的な注目点



 最後に、個人的に注目したい点を簡単に紹介させていただきます。注目点というよりは期待点かもしれませんね。



 今回の個人的な注目点は「レイクスのチーム全体でのスリーポイントがどれほどの武器なのか」という点です。






 7月に原社長が今期のメンバー編成において、以下のように触れられていました。



Q.今季のチーム編成にあたっての軸はあるか?
A チーム編成のところは明確にございます。(中略)
 両ポジション(ガード・スモールフォワードです)の全員においてスリーポイントが打てるところはこだわりました。
日本代表候補として活躍している川真田選手はセンターなのでちょっと違いますけれども、日本選手8人は2極化させて、ボールハンドリングがある、サイズがある、そして、その全員がスリーポイントが打てるという選手を集めております。


 原社長は「心・技・体」を用いてレイクスのチーム編成に言及されていました。



 「体」として上げたサイズ(身長)の部分は活かされている部分もすでに多く見られていますね。



 「心」の部分については、現地観戦をしていないぼくにはわからない部分も多いので、今回は触れません。現場に詳しい方に教えていただきたいところですね。




 残りの「技」の部分としてスリーポイントがあげられていました



 今シーズンのレイクスは日本人選手どころか、外国籍選手の3名もスリーポイントを打てますし、なんならインサイド陣も非常に高確率でスリーを決めているチームです。


 3人とも、全員スリーポイント成功率が40%以上ですからね、すごい。


 コート上の5人が全員スリーポイントを打てる状態の時もあります。結構すごいと思うんですよね、これも。




 しかし、今度の対戦相手である山形はさらにその上を行くチームです。



 現在のB2でスリーポイントにおいて、山形はナンバーワンのチームだといえるでしょう。



 そんな山形と戦う中で、レイクスのスリーポイントがどれほどの武器となっているのか、個人的にはすごく楽しみにしています。



 山形相手にスリーポイントで打ち勝つようなゲームが見られたら・・・あついですよね。


 そんな期待も込めて、今度の山形戦でのレイクスのスリーポイントにも注目したいなと思います。



 もちろん、勝つことが第一なので、インサイドゴリゴリバスケでも一向にかまわないのですが・・・ぼくがスリーポイントをばしばし決める試合も見たいだけです、エゴですね。




〇まとめ


 ・山形のスリーポイントはすごい、B2ナンバーワン
 ・スリーポイントへのディフェンスは必須?
 ・そんな山形にスリーポイントで打ち勝つ姿が見たい



 山形戦から12月に入ります。1月中旬まで休みなく試合が続きますので、チーム・ブースターともに体調には気をつけてがんばりましょう。


 11月の好調で、レイクスは西地区2位まで順位を上げることが出来ました。12月以降も好調を維持していきたいですね。


 最近は日替わりのように多くの選手が活躍を見せてくれています。今節のヒーローは誰になるか、とてもたのしみですね。



 今週もがんばれ、レイクス。



 おわりです!

 

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