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バトルフィールド2042 オープンβの感想と期待

BF2からバトルフィールドをプレイし、強豪クランに所属した経験、サーバーランキング1位の運営経験がある筆者が、独自の視点で #バトルフィールド2042 について語ります。

オープンベータの感想

日本時間 10月10日の16:00 予定通りバトルフィールド2042のオープンベータが終了しました。
事前情報でPC版は非常に高いスペックが要求されることが分かり、私が投稿した以下のツイートも3000RT以上の高い反響がありました。

実際に私がプレイした際も、フレームレートが60〜90fpsぐらいしか出ず、非常に重たいゲームでした。(スペックは、CPU i7 9700k、GPU RTX2070、設定ALL low)

肝心のゲーム内容は、日を追って操作に慣れてくるごとに面白いと感じ始め、コンクエストモードのOrbitalという1つのマップしか無いにも関わらず、25時間以上はプレイしたと思います。

今回は、BF2042のオープンベータをプレイして感じた、良かった点、悪かった点についてまとめてみたいと思います。

良かった点

✅ レスポンス
noteの BF2042が流行るために必要なことTOP3 という記事にも書きましたが、このゲームのレスポンスは非常に良かった。
128人で対戦していることを感じさせない程、自分の兵士がキビキビ動くし反応がいい。
これが何よりも重要なことで、製品版にも期待させてくれる要素となった。
ゲームのベース部分がしっかりしていることが確認できたので、少し安心しました。

✅ ネットコード・ガンプレイ
撃ち合いも良く出来ていて楽しいです。
良い意味でバトルフィールドらしくなく、もっさりしてないし、自分が見たままに敵に当てれば良いので、すごく自然で気持ちよくプレイできると思います。
今までやってきたゲームの中ではCoD:MWに近いと感じました。

✅ 兵器の挙動
戦車とかヘリもあまり違和感はありません。
特に、自分の戦車が撃たれて部分破壊された場合も、移動が遅くなったりすることが無いので、退避がしやすかったり、BFVの仕様に比べるとストレスが少ないと思います。
その代わり、歩兵の対戦車兵器は威力が高めになっているので、歩兵側も貢献していると感じやすくて、バランスも良いと思いました。

✅ プラスシステム
戦闘中に武器のカスタマイズが出来る新しいシステムですが、非常に良いと思います。
他の方の意見を聞いてもプラスシステムは肯定的な意見が多かったように思います。
戦闘中に銃のカスタマイズを出来ることに対して潜在的な需要があったのですね。なぜ今まで無かったんだ?と思う気持ち、分かる気がします。
マガジンごとに残弾が管理されていて、マガジンを切り替えるとリロードが完了しているのは(特にLMGなどで)バランス的にどうなのかという課題はありますが、基本的には良いシステムだと思います。

✅ スペシャリスト×ガジェット
スペシャリストとガジェット類が自由に組み合わせできることによって、組み合わせのパターンが増えて、4人のスペシャリストしか居なかったにも関わらず、比較的飽きずに楽しめたような気がします。(もちろん1マップしか無いので飽きてはいましたが)
過去作のコンクエストなどでも、出撃時は特に他の分隊員の兵科を気にすることも無かったので、スペシャリスト性でも特に違和感はなかったです。(状況に応じて自分がどの役割で出撃するかだけを考えれば良い)
まぁ、スペシャリスト性というのはコンクエストモードのためだけに用意されたのではなく、ハザードゾーンモードなどを見据えて作られたシステムではあると思うので、コンクエストだけで評価するものでは無いかもしれません。

悪かった点

✅ UI
やはりユーザーインターフェースの出来は良くない。
BFではいつものことではありますが、色々な点でUIがイマイチでした。

出撃画面
リスポン待ちの出撃画面のUIが良くないです。
スペシャリストを選んで、武器を選んで、ガジェットを選んでというのがバラバラになっていて、手順が多いです。
一応ロードアウトという項目があって、一括で選択することが出来そうでしたが、ベータ版では編集も出来ませんでした。
スペシャリスト+武器+ガジェットで自分が好きなロードアウトを10個ぐらい作れて、出撃画面でワンクリックで選べると良さそうだと思いました。

分隊内、分隊外との意思疎通
ゲーム内で他のプレイヤーとのコミュニケーションが取りづらいと思います。
分隊長の司令も見た目上分かりにくいし、誰も従っていません。
ピンシステムはありましたが、仕様が分かりにくく効果的に使える場面が少なかった。

キルや経験値獲得の表示
キル表示が地味ですね。製品版では改善されるのでしょうか。
経験値の獲得表示も右側に小さく表示されるだけなので、自分のプレイの貢献度が分かりにくい。
さすがにベータ版だからだと思いたいですが、他にもバグがたくさんあるのでしばらくこのままかも知れません。

✅ バグが多い
数え切れないくらいバグが含まれています。
幸い、ゲーム自体がクラッシュするような致命的なバグが少なかったのは良かったのですが、まだまだゲーム内のバグは無数に残っています。
製品版までに改善出来るのでしょうか。
発売してしばらくはこのままの状態が続くのではないかと思います。
バグがあってもゲーム自体が楽しいのであれば私は気にしません。

✅ 最適化不足
画面が一瞬カクついたり、敵がワープしたりする場面はよく目にしました。
徐々に改善されていくとは思いますが、できるだけゲーム自体の動作を軽くして、なめらかに表示されるようになってくれればと思います。

✅ マップデザイン
一言で言えばマップが広いになりますが、なぜマップが広く感じるのかを分析して、もっと良い体験になるように改善しなければならないと思います。
一番有りがちなのが、大部隊で一つの拠点を落とした後に、生き残った兵士が徒歩で次の拠点に向かうという状況です。
徒歩で移動するには拠点間が遠すぎるので、戦闘が発生しない移動だけの時間が発生してしまっています。
ゲームシステムでこのことを改善してあげてほしい。
私のゲーム配信中のコメントで、「拠点と拠点の移動はコストなしで自由に移動できるようにしたらどうか?」という意見を頂きました。
現状、Redeploy(再出撃)のたった1チケットで自由に移動できることを考えると、ゲームバランス的にも特に問題ないのではないかと思います。

✅ 分隊人数
128人対戦になったのに、分隊人数が4人のままというのは少しアンバランスな気がしますね。
分隊員が少ないことでリスポンできる箇所が限られてしまって、大部隊の徒歩移動が多く発生してしまっているのではないかと思いました。
分隊人数を増やすことで、もっと移動が効率的になって何もしていない時間を減らすことが出来るかも知れません。
分隊+分隊で8人小隊ということにして、小隊メンバーからリスポンできるようにするなども良いかも知れませんね。

製品版への期待

✅ バグをできるだけ修正する
バグが多すぎるのですべて製品版発売までに修正するのは無理だと思いますが、優先度が高いものからできるだけバグを修正してローンチを迎えて頂きたい。
BFVの経験でローンチ時の評価がいかに重要かということは痛いほどわかっていると思います。
期待しています。

✅ ユーザーインターフェースの向上
特に、出撃画面や分隊メンバーとのコミュニケーション手段について改善して欲しい。
製品版ではコモローズも実装されるようです。
ぜひ使えるものを形にして頂きたい。

✅ ハザードゾーンを磨き上げる
バトルフィールド2042 成功のカギとなるもの という記事にも書きましたが、ハザードゾーンモードがBF2042成功のカギを握っています。
ここを要所と捉えてぜひ面白いものに仕上げて頂きたい。

おわりに

最後まで読んでくれてありがとうございました。
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