おまかせなのだ

健康的に生きたいです。

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暴力的コミュニケーション

もう1年以上靴擦れしている。サイズの合わない革靴を何も考えずに履き続けた結果なので、自業自得。キズパワーパッドを貼ってみるが、なかなか完治しない。夏期休暇中、友人と遊ぶ予定をまったく入れなかったので、喫茶店に何回か行く以外には実家でぐーたらしていた。この機会に完治してくれと祈るが、マザー2のギーク戦のポーラみたいには祈りは届かない。 *** 今日は終日研修だった。デール・カーネギーという自己啓発本を何冊も書いているような人のコミュニケーションに関する研修だった。研修終

    • 感染と幽霊文字

      呪術には類感呪術と感染呪術の2種類あると言われている。呪いたい誰かを模したわら人形に釘を打ち付けて、その人を呪う、というのは類感呪術に分類される呪術のひとつである。一方、感染呪術は、呪いのビデオを観たら〇時間に死んでしまうといった、感染、伝播していくようなタイプの呪いである。しかし、最近ではゾンビが噛みついた人間もゾンビとなることに関して、呪術の論理ではなく、ウイルスの感染として説明づけることが増えている。 星野源が「Pop Virus」で、自身の思惑を遙かに超えて指数関数

      • 夏は書道!

        同じ法人で複数の印章を作る場合には、印影でどの印章で押印したか特定できるように印章に刻む書体は被らないようにする。会社でグループ内の印章を発注するような部署にいるので、書体に関する解像度が多少は高くなる。それでも知らないことばかりで、『とめはねっ!鈴里高校書道部』で、篆書の時代は文字は筆で書かれるものではなく、骨や石に刻まれるものであるから、篆書体はハネもはらいもない書体なのだ、という説明に対して、改めて新鮮に驚く。 大学時代、塾講師のバイトをしているときにホワイトボードに

        • 藤原定家と古代メキシコ

          スタッフの営業トークに乗せられ、まんまと回数券を購入した僕は隔週で整体へ通う。今日でもう三度目なのだけれど、運動を1週間ばかりサボってしまったこともあり、まだまだ身体は凝り固まっている。今回は首回りがひどく固まっていることを指摘される。昨日、銭湯で外気浴中に天を仰いだ時にも首回りの固さを感じていたことを思い出す。日常生活で何かを見上げたり、見渡したりすることがなく、パソコンのモニターばかり見ているからだ。目が痛くなることはないけれど、仕事中にさす目薬が疲れに染み渡るような感覚

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        記事

          ポラリスからエライへ

          銀杏BOYZがカバーした「MajiでKoiする5秒前」を最近よく聴いている(あの不倫報道とはまったく関係ない)。原曲は1997年。当時僕は4歳だから覚えてはいないけれど、ギャルファッションをした若者であふれかえった時期だったはずだ。渋谷は再開発されて、昔の街並みはほとんど残されていないらしい。渋谷系と称す時のあの文化の発信地であった渋谷をそのままの形で訪れることはもう出来ないのだと思う。色々なものが目まぐるしく変わる渋谷の街で、ハチ公は変わらず待ち合わせ場所であり続けている。

          ポラリスからエライへ

          枕がへたった

          ここ2、3週間ずっと首が痛い。スマホをいじる時間もパソコンをいじる時間もたいして変わっていないから、原因は枕にあるようだ。去年の秋、自分の誕生日プレゼントということで、ちょっと高い枕を買ってから、眠りの質が良くなっていたが、数ヶ月で急速にへたってしまったらしい。枕が高い方が良いので、枕がへたって、低くなるのはとても耐えられない。枕にわたを詰めてちゃんとメンテナンスすべきなんだろうけれど、間に合わせで枕の中にタオルを詰めて高さを出したら、これがちょうど良い。ぐっすり眠れた。そし

          枕がへたった

          思ったより性格悪い

          カネコアヤノの新曲がちゃんとかっこよくて安心する日々である。 眠りが浅い 唯一見た夢は 君と喧嘩する夢 私は決していい人じゃない 最近、精神がすり減っているので、冒頭の歌詞の「私は決していい人じゃない」の部分に共感してしまった。たまに優しいと思われたりするし、そう思われたいと願いながら生きている節はあるけれど、自分の性格は思ったより悪い。 先輩が思った数倍、仕事ができない時、語気を荒らげたり、強い言葉を吐き出すようなことはしないようにしているが、口調にイライラの感情が乗

          思ったより性格悪い

          2020-2021 ずっと家にいた年末年始

          仕事がアホほどたまっているけれど、休める時に休もうということで、有休を駆使して、12月26日から1月5日まで休みを取ることにした。一回だけ都内に出かけてしまったが、それ以外はずっと家にいた。サウナに行きたいと思ったけれど、人が多そうだし、自粛した。人と会わないと、こうも退屈なのか。 都内に出かけたのは、有馬記念の日で、有馬記念自体は負けてしまったのだけれど、断捨離で得た金がなくなっただけで、ボーナスはまだ使っていない。友達の友達が食事の場でマスクせずに大声で会話していて、こ

          2020-2021 ずっと家にいた年末年始

          11月最終週の土日と11月30日

          一部の人はすでに知っているが、僕の会社で複数人で飲み会に行くな、とお達しが出ている。そう仕向けたのは自分だし、全社に発信する通達文を作成したのは自分なので、守らざるを得ないよな、と言うことで友達から誘われても断っている。申し訳ない。 コロナがなくても予定が埋まらないのに、土日をどう過ごそうか。そう悩みつつ、土曜日は朝7時前に起きる。健康的な生活を心がけるようになってからか、今年になってから平日と休日まったく同じ時間に起きてしまう。 早起きしたもののやることがない。どうしよ

          11月最終週の土日と11月30日

          なかやまきんに君について

          冗談めいたタイトルに聞こえてしまうかもしれないけれど、今年になってなかやまきんに君を好きになってしまったということについて書きたい。 なかやまきんに君を好きになったきっかけは確実にYotubeである。「ザ・きんにくTV」、「ザ・きんにくTV 2nd」というYouTubeチャンネルで筋トレについての情報発信をしていて、大体90万人くらいの登録者数だ。今年の中頃から見続けている。家で筋トレするときはほぼ必ず「ザ・きんにくTV」の筋トレ動画を見ている。 きんに君のダイエット理論

          なかやまきんに君について

          踏んだとこから星屑が

          11月はうわの空だったように思う。夏から秋まで資格の勉強をしていた日々がそれなりに充実していたんだけど、10月下旬に旅行へ行ったものの、その後に何も予定がなかった。 会いたい人に会うのも憚られるようなこの頃だから、物欲をひたすら満たしていた。 たとえばスニーカーや洋服。もともと洋服をそんなひんぱんに買う人間じゃないが、あまりにも買わなすぎたのと、今の自分の感性からするとセンスの悪い服しかなかったので、買い漁った。多少満足した。スーツも買った。半額セールだから財布の紐が緩ん

          踏んだとこから星屑が

          ブリキの屋根に月映る見ゆ

          4連休後、思っていた数倍忙しくて、休みに仕事を持ち越して心の余裕がなくなっていた。それでも世の中一般でいえば、残業していない方なんだけれど、体力も仕事の責任の重さも職場の人間関係も家庭環境も全く違うわけで、誰かと比べるのはとてもバカバカしい。心に余裕がなくなったらそれは良くない忙しさなのだ。 11連勤したおかげでなんとか仕事の目処が立ち、心の余裕を取り戻せたので、マッサージに行った。マッサージに行くたび腰がとんでもなく張ってますね、と言われるが、あまり腰痛を感じたことはない

          ブリキの屋根に月映る見ゆ

          石立太一『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ネタバレ有

          どれだけこの日を待ちわびたことだろうか。この1年間はつらい気持ちになっていたとき、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を見て乗り越えていた僕としては、この『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を映画館で観たらそりゃ泣いてしまうだろうなあ、と思っていたら案の定号泣だった。1回観ただけ感想がうまくまとめられる自信がなかったので、2回観て何に心打たれたのか掴めた気がするので、書いていこうと思う。ネタバレしてしまうと思うので、まだ映画を観ていない人は読まないでください。 本作

          石立太一『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ネタバレ有

          8月も終わりかよ

          最近は筋トレくらいしか楽しみがない気がする。なかやまきんに君のYouTubeを見てから、筋トレというのはボディメイクなのだ、ということを教わった。いかに効率的に自分の身体をデザインしていこうかと考えながら筋トレをしている。今までは漠然と痩せようという気持ちで始めていたのだけれど、身体をデザインする、という発想だと、案外続けられる。もうそろそろ1ヶ月だがまだまだ飽きそうにもない。 ブログ更新をしていないここ2週間で、映画は一本しか観ていない。クリストファー・ノーラン『インセプ

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          三木孝浩『思い、思われ、ふり、ふられ』

          普段あんまり映画を観ないので、三木孝浩監督作品は『ソラニン』しか見ていないし、浜辺美波が出演している映画も『アルキメデスの大戦』しか観ていない。 Twitterでこの人がオススメしている映画は観て損はないと思える人が何人かいて、その人がオススメしている時は、自分が普段観ないジャンルもなるべく観ようと思っている。『思い、思われ、ふり、ふられ』を観たのも、Twitterで傑作と称されているつぶやきを見つけたからだ。期待半分、不安半分で観にいった結果、もう一回観たいと思えるくらい

          三木孝浩『思い、思われ、ふり、ふられ』

          今井一暁『ドラえもん のび太の新恐竜』

          ※ネタバレあり。酷評を見たくない人は読まないこと。 『ドラえもん』の連載から50周年、今作で40作品目(新ドラからは15作品目)という記念すべき節目に今作へ期待する人も少なくないだろう。コロナ禍でなかなか子供向けアニメ映画が上映されない中で、待望のビッグタイトルだ。 近年のオリジナル映画作品(『のび太の南極カチコチ大冒険(2017)』や『のび太の月面探査記(2019)』)は、原作へのリスペクト・愛があり、芝山努が監督していた頃の旧ドラ映画を思い出すような胸躍るSFを描いて

          今井一暁『ドラえもん のび太の新恐竜』