見出し画像

全部いる

本を10冊処分。絞り出して10冊。
処分してもなんら変化がない数。

今まで絞り出しに絞り出してを繰り返し、本を処分して来たけれど、全然良くない。喜びがない。後悔しつつ、しかし仕方がないからなあと思って実施している。

読める数は限られているので、処分してもいいのだけれど、以前処分した本を「また読みたいなあ」という気分になってしまい古書でなんとか探して読むということが多くて、なにをやっているのか。という気にもなる。もう捨てたくない。はっきり。

読んだ本を全てちゃんと覚えていたらいいのかなあと思う。覚えていないからこそ、「また読みたい」と思うのではないか。レクター博士は一人で楽しそうに暮らしてた(?暮らしてた?)し。頭の中に図書館が完備されていてちゃんと見えるらしい。

とはいえ。部屋の床がだんだん本に侵食されて、狭くなって来ている。

今の状態はもう捨てられるものはすべて捨てた後なので、何度チェックしても「うん。いるな。」と思うものばかり。新しく手に入れた本で捨てられるものは読み終わってすぐに処分している。実際に頻繁に「そうは言っても多い」と思ってチェックを始めるのだけれど、なかなか10冊搾り出すのが難しい。

その上、以前処分したもののなかで「もう一度読みたい」という気分が来てしまったもがたまにプラスされる。
ということで減るわけがないのであった。

私が処分しやすいものといえば着るもの。これははっきり似合わなくなるので処分がしやすい。大好きで寂しいなと思いつつも、でも、はっきりと使えないとわかるので処分がしやすいのだ。
着物と帯も今年になってかなりの数減らした。(が、別にスッキリしていない)

そう。私の物の整理の特徴は、「別にやってもスッキリしない」である。
元々のものが多いためだと思われる。それに外に出ていないものの整理だからというのもある(本はすでにはみ出ているが)。
洋服も着物もしまってあるので処分してもスッキリしない。

しかもである。本も洋服も着物も処分した途端に買い足している気がする。

気のせいでありますように。

あ、昨日の大河ドラマ。ヤマガラの鳴き声登場でしたね。やはりNHKは鳥の声好き。


サポートいただけたなら とってもうれしい