雨ニモ、風ニモ、マケズニ楽シム、盛岡。
梅雨に入り、面倒な低気圧との付き合いに困っているみなさん、こんにちは。
私も同じく低気圧にやられて気味なあおばたです。
最近の天気はよくわからないことばかり。
それが大事な用事のタイミングで翻弄されるのは、本当に勘弁してほしいものです。
そういえば、今週岩手県盛岡市に行く用事がありました。
主な用事はきたぎんボールパークでの野球観戦。
屋根付きの球場ではないので、試合開催に支障が出るレベルの雨が降ったら中止という懸念があります。
そして東北地区は梅雨の季節真っ只中。はい、見事にその懸念が当たってしまいました。
試合が中止になったときの過ごし方を考えるのは難しいと思いながらも、"保険"のプランを考えていたので、岩手・盛岡を十分に楽しむことができました。
久々にnoteをがっちり目に書くので、表現的にイマイチな部分もあるかと思いますが、岩手滞在の2日間をテキトーに振り返ってみましょう。
仙台→一関→水沢→盛岡
仙台から盛岡までは新幹線・バスが主要な移動手段のようですが、今回は寄り道する場所があったので変則的な移動で北へ向かいました。仙台から一関までは高速バスで移動し、そこからJR東北本線で水沢まで。
水沢では友人の美容師に髪を切ってもらいました。髪型はほぼ友人のおまかせで切ってもらいましたが、暑い夏に備えていい感じに短くしてもらい、相当スッキリ。
散髪後には水沢駅まで徒歩で移動していましたが、やはり水沢地区がある奥州市といえば、日本が誇るメジャーリーガー・大谷翔平選手の地元ですよね。だけあってか、街の至るところには、大谷選手を応援するポスターやのぼりが掲げられていました。世界的なヒーローが生まれ育った街ですからね。ある意味貴重な場所にやってきたんだと感じていたのです。
水沢から盛岡まではJR東北本線でのんびり移動。道中、花巻あたりではソフトクリームでおなじみのマルカンビルや、ちょっと進むとその日の晩に試合が行われるきたぎんボールパークが見えたりと、在来線の移動で見える景色を存分に楽しめました。
そんなこんなで盛岡には1時間かけて到着。電車の窓から空を見たらあまり思わしくない空色だったので、駅ビルのダイソーで傘を調達し、一旦宿にチェックインしてきました。
どうしてこんなに曇るの?
この日の宿は久々にドーミーイン。ビジホ好き・サウナ好きには特に愛される全国規模のホテルチェーンですね。チェックイン後に部屋で荷物を整理しつつ、盛岡の空模様を窓から眺めていたけれど、どうしてこんなに曇るか?と思うほどの相当どんよりとした空色。水沢ではそこそこいい天気だったけれども、やっぱり北上すると一気に天気が変わるもんなんですかね。
その時点では試合開催可否がわからなかったので、盛岡駅からのシャトルバスを使って球場に向かってみました。バスの中では楽天ファン・オリックスファンのみなさんが心配そうな表情になっているのが印象的だったなぁ。駅から球場までは20分程度。JRを使えるルートもあったようでしたが、駅から15分歩かなければならず、雨に濡れるのを最大限控えたかったので、バスで移動して一旦は正解だったっぽいです。
はじめてのきたぎんボールパーク。
今年含めたここ数年は全国各地の球場に足を運んでいるのですが、地方開催試合へ行く機会が本当になかったんですよね。今年はたまたま時間が作れたので、およそ10年ぶり(前回は大宮だった記憶)に地方球場で観戦できる…予定でした。イーグルスの場合ですが、基本的に地方でのホームゲームは平日開催が大半で、土日祝開催は本当に稀なパターンだったりします。10年前に盛岡で行われたぐらいかもしれない。
なので、意気揚々ときたぎんボールパークに足を踏み入れたわけですが、盛岡駅出発時より雨模様は更に激しく、風は冷たく。現地で合流した友人とは「こりゃ(中止になるのも)時間の問題だな…」と嘆きつつ、夜はどうするかの話題も出てしまっていたほどでした。ちなみにこの試合のチケットはライト外野席だったので、芝生の席にビニールシートを敷いて座るタイプ。試合が行われたとしても観戦するコンディションにはほど遠いなと思ってしまいますよね。
試合中止や視野に入る現実と直面しながらも、なかなか行けない球場なので、まずは場の雰囲気を楽しむことにしました。岩手県出身の銀次アンバサダーと、岩手に移住してから大人気の天津木村さんによるトークイベントでは「吟じます!あると思います!」でおなじみの詩吟が聞けたし、岩手の地ビール・ベアレンビールも楽しめました。
そんなこんなで時間を潰していたら、試合中止の発表が無情にも場内に。こればかりは仕方ないなと思う反面、試合を見たかった悔しさも感じていたほど。発表が流れたタイミングで来年こそは盛岡で試合が見たいという目標が生まれました。
どうやら、イーグルスの選手とハイタッチができるイベントが中止決定直後に行われたようですが、雨ニモマケズな精神が薄かったこともあり、足早に盛岡駅へとんぼ返り。ちなみに、バファローズ側では室内練習場から球場に戻っていた中嶋監督と水本ヘッドコーチが、笑顔でファンとハイタッチしていた姿を見かけました。
はじめてのきたぎんボールパークへの滞在時間は僅かなものになってしまいましたが、次こそは晴れた状態で試合を楽しみたいものです。年一の試合開催ですからね。私以上に岩手県の野球ファンが心待ちにしているでしょうし、マスターこと阿部寿樹選手と銀次アンバサダーは岩手県出身ですから、この二人はこの日の試合に向けて、誰よりも燃えていたことでしょう。
来年こそは雨ニモマケズ、試合ニモマケズで、気持ちいい試合が見たいですね。
盛岡の夜を楽しむ!
試合中止により盛岡の夜を楽しむ時間がたっぷりとできてしまいました。ということで、私が大好きなベアレンビール直営のビアレストランへ。盛岡駅前の目の前という好立地なお店なだけあってか、お店に入ったらほぼ満卓状態でした。
ベアレンのレストランでは生ビール各種類を思う存分楽しめられたので、本当に幸せ過ぎました。最近経験したことないぐらいの優勝具合というか。ベアレンビールは5-6種類ぐらいから自由に楽しめられるのですが、樽生ビールは盛岡以外ではなかなか味わえないため、飲りに飲ってしまいました。ビールが本当に進む、進む。
定番のクラシック、黒ビール系のシュバルツ、赤褐色が特徴のアルト、缶製品でおなじみのNクラシックやTGピルスナーなど一通り楽しめられたし、かぼすやレモンを加えたラードラーも爽やかな風味で小休止するには絶妙な味わいに感じました。
アテは宮古サーモンのカルパッチョや、フィッシュ&チップスを注文し、ビールの味わいが更に引き立つ味付けだったので、結果的に大優勝する流れになっていました。
ちなみに、友人がベアレンビールのファンクラブに入会したこともあり、会員限定(同伴者もOK)の飲み放題プランを使ってビールを楽しんできました。私も入会すればよかったな。
その後は開運橋をちょっと歩いた場所にある立ち飲み屋さんで633の瓶ビールを楽しんだり、友人から紹介されて行ってみたスナックで飲んでましたが、あんまり覚えてないのできっと楽しかったと仮定しておきます。笑
盛岡初日をまとめてみる。
そもそものメインイベントは雨で流れてしましたが、行きたかったお店などで盛岡の夜を存分に楽しめられたので、結果オーライということにしておきますか。とはいえ、試合を見たかった本音は隠せそうになさそう。来年は雨ニモマケナイぞ。二日目の話は別記事で書く予定です。お楽しみに。
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