見出し画像

家事のとりくみ 私の場合

洗濯は好きなのですが、たたむのは少し面倒です。
1日数回着替えていた息子は、小学校に入ると着替える回数がぐんと減り、その分洗濯物も減ってきました。保育園にいるときは、朝出て行った服装と、迎えに行ったときの服が違っているのが当たり前だったのに。

それでも毎日洗濯をするので、乾いたものは順繰りにたたまないといけません。いけませんが、だいたいやりません。たたまないので乾いた服は山のごとくベットの脇に積まれていきます。

この山が4日分ぐらいたまってくると、息子が朝の支度でここから服を選びだすので、山はみごとに崩されます。頂上に近い層は近日着たもの。下の層は4~5日以上まえのもの。この探検家は大胆なので、容赦なく下の層を掘り返し、お目当ての”メッシのユニフォーム”を探し当てます。
一仕事終えた彼は満足そうですが、そこには噴火した後のごとく部屋中に洗濯物が散らかった光景がひろがっています。

注意したくても、私が現場を確認したのはもう学校に送り出した後。こういうことは現行犯が基本です。
…やっときゃ(たたんどけば)よかった。


たたむのは面倒なのですが、やるなら何か楽しみたいところ。
私がいつもやっているのは、同じグループを取り残さないようにたたんで、順にしまっていくという地味なゲームです。

まず手始めにタオル類からやっつけます。バスタオルにフェイスタオル、バスマットの類はボリュームがあるので、これが減ると山がぐっと低くなり同時に達成感も得られます。山の上から下から引っ張り出してタオル類を一層し、まず所定の場所にしまいます。取りこぼしはないはずです。

次は息子の洋服の番。サッカーの練習着などもあわせるとこれが洗濯物の中で枚数が多いものです。とりあえず減らしたい一心なので取り掛かりますが、これはタオルより少し難易度があがります。大人の服とはサイズが違うのですが、なんせ数が多いので夫の白Tに紛れて息子の体操着がでてくるなんて事もあり、油断はなりません。自分との戦いです。

息子物が片付いたあとは夫の服に移ります。かさばるし大きいので早く減った感が得られれます。でかいチノパンにイラっとしながらたたみ終わり、そのあとは自分の服をそそくさと始末して、自分→息子→夫の下着類。最後に靴下へと進みます。
靴下で綺麗にしまってゴール。
勝った!山もきれいに片付いた!
これが理想の流れです。

ところが、心に隙があると思わぬ手落ちがあるのです。
だんだん目減りした洗濯物の中から、たたみ忘れの1枚が発見される事もあります。それが見つかるともうゲームは終了。今日は負け、敗北なのです。
じわっと悔しさが押し寄せます。

画像1

端から見たら、ただ正座して黙々と洗濯物をたたんでいるだけの私ですが、心の中では地味にこんなことを繰り広げています。
自分なりの家事の取り組み方。皆さんの中にもありませんか?


この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,511件

#家事の工夫

3,859件

興味をもって下さり有難うございます!サポート頂けたら嬉しいです。 頂いたサポートは、執筆を勉強していく為や子供の書籍購入に使わせて頂きます。