オッサン、何着て生きていく。【悩まなくていい服選び】
40年近く、服装を気にしない人生を送ってきました。
ゲームにしか興味がなく、学生時代は小遣いの全てを費やし。社会人になってもパソゲー買いまくったりゲーム用オーディオ環境に投資。服に使う金などない。
となれば着れる服は親が適当に買ってきてくれたチェックシャツとジーパン。古き良きオタクファッションの出来上がりです。
しかし35過ぎたら遺伝の若白髪が増え、いざ鏡を見たとき、その服装が絶望的に似合っていない。
ちょうど筋トレ始めて痩せて体型変わって（170cm・57kg瘦せ型）、もともと何も考えず買ってたMサイズが全部ダボダボになったこともあり、一念発起して服を全部買い替えることにしました。
しかし、服を選ぶノウハウが全くない。それからは試行錯誤の日々。
私も体験しましたよ、「服屋に行くための服がない」問題。
今では自分なりの解答を得ましたが、そこまで数年かかりました。
という前置きで何を話したいかというと、自分のような"オッサンが服に悩まなくていい方法"の一例です。
仕事も忙しい30～40代、服になんて悩みたくないじゃないですか。んな暇あったら趣味の時間に費やさないと。
前提として、私服＝オフの服装の話になります。
また、根底の考え方はすべてこちらの書籍に通ずるものです。
一貫して「オッサンがいかに服に悩まなくていいか」に特化してるので、非常に参考になりました。
それをふまえて、自分なりの解答が以下になります。
①ジャケットを羽織る。
オフなんて週１～２日しかないので、一張羅でOK。「いつも同じ服着てる奴」でいいです。
で、その一着に何を選べばいいかですが。オッサンなのでジャケット羽織ってればとりあえずサマになります。これは若者には出来ない特権ですよ。
ニットジャケット:ユナイテッドアローズ ￥20000
インナー:ユニクロのニット ￥2000
ジーパン:EDWINジャージーズ ￥8000
選ぶ時の重要ポイントは「仕事用に見えないもの」を選ぶこと。上下セットのスーツではなく、肩パッドなし・光沢なしのもの。
上記のようなニットジャケットが鉄板ですが、今ならシャツジャケットってのも流行ってます。
こちらの動画がすごく分かりやすい。
②ジャストサイズを選ぶ。
そしてサイズ感が肝。
サラリーマンであればスーツ買うときに「サイズピッタリのやつを買え」と言われたことあると思うんですが、オフ用でもそれは変わりません。何も考えたくなかったらジャストサイズ。
ゆったりはダメ。それは若い世代やファッション上級者がやること。
オッサン向けのファッション系Youtuberといえば大山シュンさんが鉄板ですが、例えばこちらの動画。
冒頭のゆったり・オーバーサイズの私服はまさに上級者だから着れてるやつで、中盤以降のジャケットのサイズ感がまさに初心者～中級者向け。
ピチピチもダメ。自分も最初「痩せ型でギリXS着れるし、ちょうどスキニーパンツが流行りだから！」ってやったら、見事に失敗しました。他の人には同じ轍を踏んでほしくない…
何より着てて窮屈だしね。着てて疲れないのが大前提。
サイズ感を把握するには、オフハウスやセカストの"テーラードジャケット"と書かれたコーナーに行って、全部試着するのが一番手っ取り早いかと。
ダボダボ(分かりやすいのは袖が余らないこと)でなく、キツくもないサイズを探してください。例えば私：170cm・57kgでいえば、ユニクロのジャケットはS、ユナイテッドアローズみたいなヨーロッパ表記だと44になる。
数件回りつつ見つかればそのまま買えばいいし、新品がよければユニクロやセレクトショップで同じように全部試着(行くのは１回だけだから我慢だ！)
③運動して体型を維持する
どうせオッサンなので健康に気を使わなきゃいかんのです。60は当たり前、長けりゃ80以上生きなきゃならん時代。市民、健康維持は義務です。
で、服以前の前提として姿勢が悪いとそっちに目が行くわけです。特にゲーマーやデスクワーカーなんて猫背になりがち。背筋を鍛えて姿勢を矯正しましょう。
筋トレがやはり一番。筋肉は服装すら解決する。運動全然してない人は、まずはリングフィットからでも。
体型さえ変わらなければ、①②で選んだ一張羅を買い替える必要性がなくなります。自分もさっきのジャケットは5年近く着てるし、もう10年保つと思う。
以上が、自分の「悩まなくていい」服選びです。
もちろんこれはあくまで一例。人によって・ライフスタイルによって服の選び方は千差万別となります。
それこそ外に出るような趣味の人は、アウトドアブランド最強。キャンプや登山好きで装備揃ってる人はそのまま使ってください。
社会人らしくゴルフやってるならオフも同じ服装でいいし。
自分のように完全インドアな人は、こういう選び方があります。というくらいで参考にしていただければ。
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