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人生だった遊戯王を引退した話

こんにちわ!!!

YPアオアオノです!


前回は
遊戯王をこのまま続けていいのか悩んで
焦燥感を感じた部分
まで書いたので

今回はその続きを書いていきます!


というわけでさっそく本題だ!



ーーーライバルとの再会ーーーーーーー


2016年3月

人生について
遊戯王について
これからどうしようか
悩んでいた僕は

何か答えが見つかるかもしれない
数年ぶりに地元に帰ってきてました


それで久々に親友と会って
遊戯王ができる!

すごくワクワクしていました!

ちなみに
その友達の名前を書くと
身バレ顔バレ住所バレするんで

ここでは

卍闇の使い手ダークマスター卍
 ~†深淵からの呼び声†~

略してダーマスと書いていきますw


そのダーマスとは
カードで遊んだ時間が一番長い友達で
陰キャアオアオノの数少ない親友
です 



ーーーダーマスとの思い出ーーーーーー


まっじで色々な出来事を
そいつと体験してきました笑!


初めての遊戯王のショップ大会

ダーマスと行きました!!

そして
当時高校生で初心者だった
僕とダーマス


初めてのショップ大会

社会人プレイヤーに

エクストラデッキとメインデッキの
スリーブを統一してない
だけで
退場させられましたwww

田舎の小さいショップ大会でw!

何歳も歳上の社会人がw!

初心者の学生に対してw!

あまりにも酷いですよねww?


だけどここで
グチを言うのかと思いきや
むしろ逆でしたw

〔 正直カッコイイと思いました! 〕


というのも
その社会人プレイヤー

イジワルをしたくて
そういうことをしたわけじゃなくて

本気で勝つために
全力でやってる
からこそ
そういうことをしたわけで

その社会人プレイヤーからは

遊戯王に対する情熱のような
勝利への執念のようなもの

漂っていたからですね!!


そういう本気で挑む姿勢というのは
どんなことだろうとカッコイイもので

帰宅部で
何事にも本気で取り組んだことがない
2人
にとっては

この出来事は衝撃的で

〔 遊戯王というカードゲームを
  本気で勝ちにいきたい!   〕

と火がついた瞬間でした笑!!!


そしてそこから僕とダーマスの
遊戯王熱はどんどん加速していき

遊びとしての遊戯王から
競技としての遊戯王

だんだん進化していきました!


強いカードを買いそろえたり
コナミ語という特殊言語の学習をしたり
カードの使い方を調べたり
環境デッキに対するメタを考えたり
カードを買うための金策をしたり
制限改訂で発狂したり
新弾のカードを集めたり
カードのレアリティを上げたり
多重スリーブにしてみたり
違うカードゲームでも遊んだり
CSに参加したり
旅行中でも戦ったり

正直書き切れないくらい
色々なことを一緒にしていきました


そしてこの頃には
遊戯王というカードゲームの
競技性の高さに
すっかり夢中

プレイングについても
色々話しあうようになっていました


考えるフリをして
もっていないカードを
持ってるフリをしたり

「あっトークン用意してなかったんで
 このサイコロで代用します! 」

思いついたかのように発言することで

手札にトークンを使うカードがきた
思わせたり

相手のデッキが40枚か41枚かで
相手が珍しいカードを
使用するかどうか
を予想したり

英語版の神の警告のレリーフは
やわらかい紙質

英語版の激流葬のウルパラは
固い紙質だから

セットする時のパチンという音
聞き分けられるのでは?とか

相手の墓地を確認すると
手札に死者蘇生があるのが
バレる
から気をつけよう!

といった具合に

少しでも勝ちに繋がる行動を
本気で考えていました!!


もちろんフリーデュエルですら

タイマーで40分計ってやってました笑

それくらい本気でした!



そして僕とダーマスは
お互いに全力で
ぶつかりあえる存在であり

最高のライバルでした!


なので遊戯王をしていて
一番楽しかった相手はダーマスだと
間違いなく断言できます



ーーーライバルとの戦いーーーーーーー


だからこそ
遊戯王と人生について悩んでる今

一番のライバルである
ダーマスと戦うことで

なにかしら答えに
いきつける
と考えたわけで

そのために
わざわざ東京から地元に
帰ってきていました

そして
この時の僕の心境はというと

遊戯王を引退しようか少し悩んでいて

でも何年も続けてきた遊戯王を
引退したくないっていう気持ちも
同時に持っていて

そんな葛藤の渦中にいました!


というか正直言うと
この頃には引退する方向に
少し針が傾いていて

遊戯王の楽しさを
再認識したかった
っていう
幼稚な感情で動いていました


〔 この趣味はこれからも続けるに
  値する価値のある趣味であると 〕

 そう思いたかった

 そう思わせてほしかった

心のどこかで
そんな期待をしていました



ーーーだけど結局ーーーーーーーーーー


だけど結局
一度も遊戯王はしませんでした

 意味不明ですよね笑!


東京にいる時の電話では
「遊戯王しようぜ!」って
話しまくっていたのに

いざ集まったら

釣りとかゲーセンだとか
そういうことばかりしてました


お互いにデッキを
車に積んでましたし

デッキがなかったわけじゃ
ないんですよ!

それに
時間だってたくさんありました!

というか
時間だとかデッキだとかは

無くてもムリヤリ用意するのが
僕らカードゲーマー
なわけで

今までは
コンビニの休憩スペースで
恥を忍んで対戦
したり

たった30分対戦するためだけに
自動車学校の休憩時間に

吹雪の中
カードショップまで30分歩いたりと

遊戯王をするためなら
手段を選ばないバカ2人のはずでした


ですが
一度も対戦せずに
東京に帰る日がやってきました!


何日も遊んでたのに
一度も「遊戯王しようぜ!」
とならなかったのが
不思議以外の何者でもないですね!


だけど今思うと
意図的に遊戯王をしない方向へと
会話とかを誘導していた気もします

 それもお互いが

正直ダーマスが当時
何を考えていたのかはわかりませんが

僕の当時の心境としては

この戦いがラストバトル
なるような気がしていて

遊戯王をするのが
少し怖かった的な感情
がありました


というのも
当時の僕が使っていたのは

環境トップのEMEm

画像1

友達が使ってたのは
彼岸という準環境デッキ

画像2

東京で大会に参加しまくっていた僕と

田舎のショップで
身内ゲーをしてた友達だと

5回やったら4回は
僕が勝つ気がしていて

おそらく
一方的で楽しくない
ゲームになる

思ったからですね!!


それにEMEmは
遊戯王史上最悪のクソデッキで

バカみたいに強かったから
同じEMEm同士でやらないと
絶対に楽しめない
んですよね!


そんなわけで
当時の僕とダーマスが戦ったら
遊戯王というゲームが

 クソゲー 〕であると

すぐに結論がでてしまうわけで

引退しようか悩んでる今

そんな結論へと
たどり着いてしまったら

遊戯王を引退するしかない
と思ってしまうわけで

戦わないことで
遊戯王という趣味を
どうにか延命させようと
無意識に考えていたんだと思います


なんせ当時の僕にとっては
遊戯王が人生の全てでしたからね

引退=死

そのくらいに考えていました


そんなわけで
一度も対戦せずに東京に帰りました


今思うと
しっかり対戦するべきだったと思うし

これからの人生についてとか
色々と歳相応の話題で話すべきことが
あったなぁとは思います!


だけどお互い
そういうことについては
一切話し合うことはせず

高校生活の延長線上のような日常
すごして東京に帰りました。



ーーー遊戯王引退ーーーーーーーーーー


そして
東京に戻った僕はというと
しばらくして遊戯王を辞めました

次に進むと心に決めた
というよりは

いつの間にかやらなくなっていった
そんな感じでした


それで感じたことは
悲しかったというよりは虚無空間

胸にぽっかり穴が空いた感覚でした


なんせ人生全てをかけて
やってましたからね笑

それがなくなったら
そうなるのも仕方ないわけです


だけど案外辞めてみたら
やらなくても何も困らないし

その後も人生は
問題なく続いていく
わけで


その頃には
遊戯王にハマっていた自分を
冷静に客観視する自分がいました

〔 なんであんなに夢中だったのか 〕

〔 遊戯王の何が好きで
  あんなにハマっていたのか 〕

〔 そしてなぜ引退したのか 〕


そうして考えてようやく
だいぶ前から遊戯王というゲームが
変わっていた
ことに気づきました


というのも
その時の遊戯王はというと

EMEmというデッキを握って
じゃんけんに勝つことが大事な
ただの運ゲーでした笑


それで
僕が好きだった遊戯王はというと

2枚のカードを使って
相手の3枚のカードを破壊すれば
1枚の差ができるとかいう
小さいアドバンテージの
取り合いで勝つゲーム
であり

その中で発生する
読み合いが好きだったわけで!

そしてその読み合いが
勝敗に影響する
から

楽しかったわけですよ!


相手の思考時間や使ったカードから
相手の手札のカードを予測
する

そしてそれをお互いにやるものだから
お互いに嘘をついて騙しあう!

それを40分間本気でやる真剣勝負!

これが楽しかったから
やってたんですよね!!!!!!


勝った時は自分のプレイングが
上手いから勝てたとか悦に浸るのに

負けた時は運が悪くて負けたw
とかほざいてる瞬間が!!!!


さらに言うなら
勝てないゲームすらも
ムリヤリ勝ちにもっていくために
足掻いてる瞬間が!!!!!


それに伴う色々な駆け引きが!!!!


相手が使ったカードに対して
効果見ていいですか?と聞くことで

自分はこのカードをデッキに
入れてませんよ
と嘘のアピールをしたり

プレイマットを敷かないことで
初心者感をだして

相手に警戒されないようにしたり

デッキから死者蘇生を引いた時に

( そういえばさっき
  サーチカードを使った時に
  死者蘇生と
  隣り合ってたカードは
  ウォルフだったな、、、

  それに相手のシャッフルは
  甘かったし
  次のカードが
  ウォルフである可能性が
  高いから
  一か八か賭けるか!? )

みたいに機転を利かせたり

エキストラターンまで伸ばさないと
勝てそうにないなってなった時に

時間をかけてプレイしたり


CS参加者の名前を
Twitterで検索して
対戦前に相手のデッキを把握
するとか

先攻をとるために
じゃんけんの練習を本気でやったり


サイコロの456の面が
でやすくなる落とし方を練習
したりと

少しでも勝ちに繋げるために
全力のプレイングをする!

そういうのが好きだったんですよ!



だけど
その時の遊戯王はというと

ただの金のかかったじゃんけん

プレイングは
ほぼほぼ関係ありませんでした笑

つまり
勝ったとしても
運が強かったから勝てました~☆
ってなるだけなんですよね!


ようするに
自分が好きだった遊戯王は
もう終わってしまった
ということでした!!


だけど引退する理由は
それだけじゃない気もしました

というのも
今までだってたくさん
ぶっ壊れ環境を
経験してきたわけで

そしてその度に
2分の1を100分の51にするような
誤差のような部分を
命がけで戦ってきた
わけで

結局のところ
本気でやってさえいれば

じゃんけんで決まるような
どんなぶっ壊れ環境でも
楽しめてしまうはず
なんですよね


つまり引退理由の半分は
遊戯王がつまらなくなったから
ですが

もう半分は
自分という人間が
変わってしまったから
ということでした


つまり辞め時だったということです



ーーー遊戯王引退後ーーーーーーーーー


そんなわけで
遊戯王を引退したわけですが

引退したからといって
他にやりたいことが無かった
当時の僕は

何でもいいから
人生のためになることを
始めないといけない!

とかいう
焦燥感だけが残りました


なんていうか
周りが大学や専門学校で勉強してる間
自分は遊戯王だけをしていた
わけで

そこで開いた差を埋めるために

今から急いで何かをできるように
ならないといけない的な

そんな焦燥感を感じていました


そしてその何か
遊戯王以上に夢中になれて
人生全てを捧げるくらい価値がある

そんな何かであってほしいなと

そう思いました



ーーーまとめトークーーーーーーーーー


というわけで今回は
地元に帰って親友と会う話と
遊戯王を引退するまでの話
でした


書いててめちゃくちゃ懐かしくて
宇宙に花が咲きました\(^q^)/?

 コ ス モ ス の 花 w !


ちなみにその親友とは
CSという大きい大会
ぶつかったことがあって

本来はCSで身内で潰し合うのは
勝っても負けても嫌な気分
になるから

不毛な戦いで最悪な現象なんですけど

今思い返してみると
ダーマスとあの大きい場面で
真剣に戦えた事が
すごく良かったな
と思ってます


というのも
あの緊張感
フリーでは味わえないし

ショップ大会だとしても
手を抜いて戦ってしまうからですね


仮にあの対戦
ダーマスがデッキシャッフルの時に
デッキを間違って崩していたとしたら

僕は問答無用でジャッジを呼んで
不戦勝にしてもらっていたと思います


それくらい本気の戦いでした( ゚∀゚)!


「親友相手にそれは酷いw」

思われるかもしれませんが

むしろ逆です!!!!


遊戯王というゲームで
真剣に戦っていたからこそ
ジャッジを呼ばないことは
もはやナメプであり


真剣勝負に対する侮辱なんですよ!!


ようするに

「 遊戯王は遊びじゃないんだよ! 」

ということで

その次元の戦い
ライバルのダーマスとできたことが
嬉しかったということです(`・ω・´)!


とか書いてると長くなるんで
ここで終わります( ̄▽ ̄;)


ちなみに次の記事では
自己啓発にハマって
意識高い系になった話
になりますw


頑張って書くんで是非見てください


 で は ま た (゜∀゜)ノシ !




続き

https://note.com/aoaoaono015/n/ne8a9b61cc6c5

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