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ドラマ『獣になれないわたしたち』を見て思った婚活論

私が独身、ドン底時代に見ていたこのドラマ。

ドラマの内容
▶︎人前では自分の気持ちを強く言うことができない、周りに気を遣ってばかりの主人公は職場でも彼氏の前でも窮屈で疲れ果てて生きているのですが、そんな主人公が自分の殻を破ってようやく自分らしく生きていく物語。

2018年の12月に公開されていたドラマ。
私も当時、仕事でも人一倍気を遣い、彼氏の前でも嫌われたくなくて良い女を演じて、まさに主人公と同じような日々を生きていたのを覚えています。

洋服を1つ買うのにも人からどう見られるかを常に意識してしまい、選ぶのは男性ウケするアナウンサーのような服ばかり。

仕事では、みんなからの期待を裏切りたくなくて失敗してはいけないという緊張感を抱きながら毎日毎日仕事を完璧にこなしていました。


プライベートでも友達の恋愛相談に乗り、彼氏の前では常に彼氏の機嫌を伺いながら過ごしていました。

自分に何年も当たり前のようにフタをして、仮面を被って生きていたので、本当の自分は何思っているのか、どんなことが好きで嫌なのかいつのまにか分からなくなっていました。


そんな他人は大切にできるけど自分を大切にできなかった生き方が原因で摂食障害に長い間悩まされていたのですが、、


当時このドラマを家で一人で見ていて、主人公と自分を比べては似ているなと思い、自分もこのままじゃダメなんだなーとぼんやり思ったのを今でも覚えています。


実際にそこから少しずつ地道に本当の自分で人と関わる努力をしてきました。


仕事は転職し環境を変えて今まで周りからも必要以上に期待されていた完璧な自分とさよならしました。

そして、少しずつ本当の自分が見せられるようになって気づいたことが一つありました。


今まで仮面を被って関わっていたときに親しかった友達や彼氏などは本当に薄っぺらい関係で自分にも相手にも必要なかったということ。


今ではほとんどの縁がきれています。


自分が本当の自分を見せないで上辺だけで関わる人付き合いはそれ以上深まることもなく、互いに必要以上な存在になることもないのです。


所詮、仮面を被った自分に寄ってきている人であって、本当の自分を心から理解してくれている相手でもありません。


自分に正直に生きる


よくチラホラ聞く言葉ですが、
簡単なようで、できていない人が私のように多くいるような気がするのです。


私はこの『獣になりたかった私たち』というドラマから本当に大切な自分への婚活第一歩のヒントを得ることができたのです。


今、Amazonプライムでドラマを観ることができるので気になった方はぜひ観てみてください。




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