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代替(不)可能エネルギーの話。

だだっ広い海に、79億余りの船が点在している。それぞれ色も違うしサイズも違う。帆の形、そこに描かれた模様、エンジンの音。よくよく見ると何種類かのタイプに分けられそうだがそれでも一つとして同じものはない。

今日も私は私を動かしている。

私が動くことによってなんらかのエネルギーが生まれる。ときおり止まってみようとしても、それでも完全に静止することは出来ない。

「ひとくくりにされる」ことがある。
女だとか男だとか何人とかどこ出身とか。
何がないとかあるとか好きとか嫌いとか
そういう理由で。
自分の想いとは裏腹どころか全く加味されない
世界。
その枠の中、または外から、感情を巡らし時に
泣き時に怒り時に「うんうんそうだよね」と
内心ほくそ笑む。

そして代替可能な私を発見する。
恋人にフラれたら、新しい恋人を探す。
そうさ替えなんていくらでもいるのだからと。

しかしそれでも
私の魂にとって「私」はなくてはならない存在なのは間違いない。
だって誰も私の人生、肩代わりしてくれないんだもの。私がやるしかないんだもの。
代替出来ないエネルギー源。
私の魂とやらは、私の心や身体がエネルギー源なのだ。

だからあなたにとっては、あなた自身が一番大切な人なのだ。だから良き日を過ごしてね。
っていつも思ってます。

…でも自分より大事な存在がいる人が本当は羨ましい。自分のこととかどうでもよくなれるような。
それに、取り替え可能な誰かなんかじゃない、本当の絆で繋がっているような大切な人が居たり、居てくれたら、て思います。

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