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ねむれない夜の屋根は月光に冷やされ


 眠れないなぁと思う時間が過ぎている。

 23時まえに寝た記憶があって、本を読みながら寝ていて、そして24時過ぎには起きてしまった。読みかけの文庫本は胸の上で開かれたまま屋根のようになっていた。電気もつけっぱなしだった。

 寝なくてはと思いながら電気を消した。だけど妙に頭が冴えてしまって、そして妙にマイナス思考に耽ってしまってどうしようもない。長い夜。諦めて携帯を開いてYouTubeを眺めていたけれどやっぱり胸の奥かざわめく。怖いことばかりを思いつく。これからどうなるのだろうとか、私はこのまま生きていていいのだろうかとか、いつになれば健全な人間になれるだろうとか。この時間帯に1番考えてはならないことばかりが前面に来る。胸の奥が冷たくなる。孤独な夜を乗越える時間の苦しさを当たり前にひとりっきりで噛み締めていたのだけど、これ以上はだめだと思い日記を書く。そういえば書いていなかった。


 でもこんな夜中に、布団の中で書く言葉はどうしても前向きになっていない。暗いね。言葉が暗い。

 今日だったはずが昨日になっていて、明日だったはずが今日になっていて、その間私は布団の中にいたっきりで、昨日のわたしを引きずったままで日付をこえている。何もしていないから不安になるのだろう。手につかなくなってしまっているから。わかっている。読むことと作ることだけに集中したいはすなのに、『〜していいんですか』ジャッジを自分で発動させてしまい、いいのかわるいのかの判断を出しあぐねているせいで結局動けずじまいなのだ。くよくよしているうちに時間は過ぎているのに。

 どこからかすきま風がもれていて、顔がだんだん冷たくなってきた。冷やされているおかげで冷静になってきたようなそうでもないような。悩む前に眠ることが今のところ1番適切な解決方法かもしれない。

 この日記も充分くよくよしている。すごい。読んでいる皆さまの気分が害することがありませんように。夜を乗り越えるためにひとりでぶつくさ言っている人間の物語だと思ってください。あと最近snsで誤字脱字が多いです。ポンコツらしさが伺えますがご愛嬌ということにしてください。

最後にできるかわからないけれど直近でやりたいと思っている気持ちだけはあることを書き連ねておきます。今日の朝とか夜とかに読み返した時に自分がどう思うかしらね。

それではおやすみなさい。いや、ほとんどの人が寝ているね。そのままゆっくり眠ってね。いい夢みえてますように。


°°°°°


°絵を描く(たとえば風景画、植物、イラスト、やわらかいもの、それをiPadで、若しくはキャンバスで、筆を持つかペンを持つかして、調和されたグラデーションで彩りたい、そうしてひとつ、作品を作って誰かにもらってほしい)

○短歌をよむ(まったくできていないので連作をそろそろやりたい、文字は黒じゃないと私の目が落ち着かなかったのだけれど、いっそ、だいすきな青文字で連ねたいと思っている)

*詩、またはまったく外れてショート小説を書きたい(詩がかけるわけでもないしショートが得意というわけでもない、でもなにか残したい気持ちだけがある、忘れたくないこととか、赤裸々なものとか、日常とか、ただのごはんとか、今自分の身の回りにあるものを見つめ直したい)

%時間を大切に本を読みたい(読んだ本の感想を書いてもいいだろうかと思案している。日記のスタイルをかえたいとか考えている。いい本がたくさん積まれているのでじっくり読みたい)

々 気付いたんだけど自分のための時間が今あるようでなくて、考えるべきことを考えるとしたら不安しかないのは本当に自分をケアする時間がないからだと今こうして書いててわかった、やりたいことしか述べてないけれど、結局、わたしはいま、まわりの環境を整えたいと思っているらしい。模様替えもしたいと思い始めた。時間はある。

 ちゃんと意味がある生き方をしたい。


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