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映画【ファイブ・フィート・アパート】

この映画は、2019年にアメリカで公開された、嚢胞性線維(のうほうせいせんい)症という難病をかかえる17歳の少女 ステラが主人公。

ステラはYouTuberとして、自身の病気について発信し前向きに闘病生活を送っている。

ある日、同じ病で入院中の青年ウィルと出会う。
しかし彼は治療を真面目に受けていない。
そんな彼に腹が立ったステラは、おせっかいにも治療を受けるように説得し
薬の飲み方や治療のやり方を熱心に教え、サポートした。

しだいに2人は惹かれあい、たがいに大事な存在となる。しかし二人の間には細菌感染を防ぐためのマスクと、一定の距離が必要だった。

それでもデートをしたり誕生日パーティーをしたり、楽しい時間を過ごしていた。

入院仲間のポーが死んだ。

ステラには幼いときから入院仲間のポーがいたが、突然亡くなってしまう。
二度と会えない悲しみを受け、ステラは病気のため制限していたことをやりたいとウィルに話す。

そして2人がとった禁断の行動とは。

スキンシップは呼吸と同じくらい大切

私たちはコロナ禍を経験し、家族、友だち、恋人など大切な人と会えない期間が長く続いた。

ビデオ通話という画面越しでしか会えない寂しさや、大事なときに一緒にいられないもどかしさを感じた人も多いのではないだろうか。

ハグをしたり、手を繋いだり、
ただ隣にいて肌が触れ合うだけでもいい。

映画の主人公はたまたま難病を抱えているが、
健常者であってもスキンシップがとれる距離に大切な人がいることは当たり前じゃない。

ステラがYouTubeを通して世の中に伝えたかったことを、一人でも多くの人に届いてほしい。

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