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勝手に温泉缶詰

執筆パックのある温泉に行ける関東民が羨ましい羨ましいとわめいていたら、家族が「そしたら関西の温泉行ったら? 関東に行くよりはずっと安い」と呆れて教えてくれたので、夕食朝食つきのプランを検索。キャンペーンで値引きされてリーズナブルなプランが見つかる。悩んだ結果、ちょうど進めたい原稿があったので(個人的なものだが)、行くぞ!と決める。

そういうわけで、A温泉で缶詰やってきました。

到着ののち、チェックイン

ガタゴトと電車に揺られ、駅に到着。温泉娘のパネルを発見。そういえば、いつか炎上してたっけな、などと思う。
電話して送迎車を依頼。5分ぐらいで来てもらう。移動中、ぼけーっと外を眺める。当たり前だが旅館がひしめいている。車が多い。
チェックインの際、ワクチン証明を求められると家族から聞いていたので、持ってきていたが正解。予約のメールに何も書いてなかったけど(見落としていただけ?)、持ってきてよかった。
ネット予約してたから別にいいのかと思いきや、そんなことはなくフロントでいろいろ記入する。水・アイス・ビール引換券をもらう。わーい。ついでに二千円分のお土産クーポンももらう。更にわーい。

部屋に着く

改装前の和室ということで(だから安いの)心配していたが、まあまあきれいな部屋でホッとする。とはいえ、ちょっと老朽化がうかがえるところもあるので、気になる人はもう一声出して改装後の部屋にしたほうが良さそうな感じ。
部屋を一通り物色。緑茶はあったがコーヒーはなくて残念。

お風呂

お茶を飲んで少し休憩(なぜ疲れているのか)したあと、風呂に向かう。私が浴場に入ったときはひとり。貸切状態を楽しむ。
上がったあと、フリードリンクコーナーで休憩。ここのドリンクを部屋に持っていけないのが残念だった。コーヒー持っていきたかった!でもできないからここで飲んでカフェイン補給。
ここで作業するのもアリな気がしたが、フロントに近いので出入りが多いし落ち着かないよねーと思って部屋に戻る。

執筆

本題。これをしにきたんだよ!
だらだらして&パソコンの設定してたら夕食まであと一時間になってしまい、慌てて書く。環境が変わったのがプラスになっているのか、文章の調子がいい……ような気がした。

食事

部屋食なので気楽ーと思いきや、めちゃくちゃ中居さんに話しかけられる。「ご旅行ですか?」と聞かれたが、「原稿のために来ました」と言ったら「どこの文豪なのか」と思われそうなので(被害妄想)やんわり曖昧な答えにしておいた。
分割で何回も来る感じなので、かなり時間がかかる。ちょっと誤算。夕食後、執筆するつもりだったのに……。ごはんを待ちながらスマホいじったりテレビ見たり。
旅館のごはんは量が多いものだけど、まあ普通にデザートまで完食。創作和食ということで、不思議な味のもあったが、総じておいしかった。

お風呂、再び

片付けるのに時間がかかると言われたので、当初は夕食後すぐ執筆して疲れたところで温泉に入るつもりだったが、予定を変更して湯船に浸かりにいった。
ついでにアイスとビールを引き換えて戻ってきたら、ちょうど片付けも終わっていて布団も敷かれていた。これでいつでも眠れる……って、いやいやこれからが本番です!

執筆

アイスを食べる。アイスは普通サイズだったのだが、ビール缶がミニマムサイズでびっくりした(笑)このぐらいのアルコールなら、睡眠にも響かないだろうしちょうどいいか、と思ったり(私はアルコールで寝つきが悪くなる)
もうあとは寝るだけなので、書けるだけ書くつもりで筆を進める。書きながら、ミニマムビールをあっという間に飲み干す。いつものパソコンではないので色々と不便を感じる。どうだったかな?と思ってネットで確かめたらやはり間違えていた知識があり、焦る。こういうちょっとした調べ物にも、Wi-Fiはありがたい。そもそもクラウド保存でデータも持ってきたのでWi-Fiありき。
持ってきたカフェインレスコーヒーを淹れて、飲みながら書く。疲れてはスマホを見る(……)
静かなので基本音楽はなしで(いつもは聴く)やって、なんか聴きたいなーと思ったら聴く感じに。パソコンの違いのせいかイヤホンの違いのせいかわからないけれど、音が悪いというかキツくて長時間は聴けなかった。

就寝

すぐには寝つけず、夜明けごろに一度目を覚ます。枕が変わるとあんまり眠れないタイプなんです。朝早めに起きねば!というプレッシャーからか、七時に目覚ましをかけていたが六時ごろに目を覚ましてうつらうつら。
もうすぐ七時というところで朝風呂。人がたくさんいて驚いた。
朝食の時間まで少し時間があったので、フリードリンクコーナーでソフトドリンクとコーヒーを飲む。

朝食

これがビックリするような量。朝食だからもう少し少ないかと思ってた。朝から気合入ってます。
朝から茶碗蒸し食べられて幸せ。入ってた山菜がおいしい。
ごはんはおひつに入ってた。こんなに食べられない……とか思いながら二杯食べた。
さすがに満腹。昼食は抜いてもいいな…と思いつつ。(実際抜いた)
朝はもう、執筆するつもりはなかったので、テレビを観ながらのんびりチェックアウトの準備。

帰路

チェックアウト。
旅館の人はみんな親切で感じがよく、また利用したいと思った。お世話になりました。おかげで快適に過ごせました。ありがとうございました。……とまあ、ここで御礼を言っても届かないので、また折を見て高評価のレビューを書こうと思う。

帰りはお土産を買いたかったので、駅まで徒歩で行くことに。
饅頭を売ってる店で酒まんじゅうを買ってイートインで食す(食べ過ぎでは……)甘い物は別腹というやつ。
そこでお土産も買い、クーポン券を全部使う。お土産代(プラス饅頭代)がクーポン券で全てまかなえて幸せな気持ちになる。
温泉街特有のごちゃっとした街並み、結構好きです。

成果

8500字。
うーん、一万字いきたかった。
ちょっと、難しいところ(章がまたがるところ)だったせいもあるのかな。

反省点

・温泉に入った倦怠感に負けて休憩が多かった。もう少し自分に厳しくすればよかったかも
・食べ過ぎた

温泉缶詰して良かったところ

・非日常感が味わえた
・リフレッシュできた
・原稿は(まあまあ)進んだ

キャンペーンが本当にお得で、よかった。
キャンペーンのせいか人もそこそこいたけど、以前行ったとき(一月)よりは断然少ないので、この時期は穴場かも。

缶詰としては……やはり執筆パックがあるところに比べると自分で律しないといけないので、作業効率を求めるのなら執筆パックがあるところがいいのかもしれない。
今回はあくまで温泉を楽しむ感じで、執筆がおまけになっちゃったかなあ……と。

以上、勝手に温泉缶詰レポでした!


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