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【頑張っている人へ】なかなか伸びている実感が湧かない。勉強の壁にぶち当たったときの話。

勉強をすればするほど分からないことが増えていくような感覚や、勉強しているのにすぐに忘れ、何も学んでいないのではないか、、という感覚に陥る時がないでしょうか。

学べば学ぶほど自分は時間だけを使ってほとんど何も学んでいないのではないかと思う時が僕も多々あります。

1.勉強の壁にぶち当たる時

最初に勉強の壁にぶつかるのは、勉強の習慣ができていないために、勉強そのもの自体が大変だと思うことです。

そのような状態でも毎日コツコツとやっていけば間違いなく成果が目に見えて出てきます。成果が出てくるので、また勉強のやる気が出てくるという循環に入れば結果もある程度のところまでついてきます。

しかし、受験勉強で言うと高校3年生の夏ごろからは、中々勉強しても勉強しても身についているかどうかわからないという状況に陥ることがあると思います。

やってもやっても自転車のギア1で漕いでなかなか前に進まない感覚です。

というのも勉強の伸びは下のグラフの伸びではないからです。

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こうした下のグラフになります。


Inked94_3_知的な小話63:限界効用逓減の法則(宝くじは買うべき?)_LI

すべての物事に共通することだと思いますが、最初はすぐに伸びていきます。あまりにも多くのことを知らないので、吸収も早くなるのは当然ですね。

しかし、時間がたてばたつほど、知っていることが増える分難易度の高いものが残っており、勉強しても成果に結びつけるのが難しいと思います。

2.壁にぶち当たっときにどうすれば良いか

ソクラテスの言葉でこうしたものがあります。

知れば知るほど自分が無知であるともっと知る

これは、一つのものごとを深く学べば学ぶほど、自分が知っていることよりももっと多くの知らないことが出てくるため、自分の無知さを知ることになるということです。

例えるなら、最初は我々は池におり、池の水を全てすくい終わって満足をしていたら、湖がでてきて、何とかその水もすくい終わったと思ったらつぎに果てしなく大きい海が待っています。

そして海に出てきたときに、水をいくら救っても全体量が多すぎるので、やっていても減っていく実感が湧きません。勉強もこれとおんなじことが言えるのではないかと思います。

そのため、深く知れば知るほど自分の全く知らない世界がどんどんと出てきます。そのため、ソクラテスはこういったのでしょう。

逆に、あまり知らなければ、ここまで到達することがありません。

なので、こうした勉強しているのに伸びないというのは、それまで一生懸命勉強してきた証拠です。まずは、自分が頑張っていると認めてあげるのがいいと思います。やっても伸びないため、自分はダメだ、、頭がよくないんだ、、とつい思ってしまいますが、それは絶対に違います。確実に勉強において上級者になっている証です。

自分の成長が見れないのは、かなりしんどいですが、そこであきらめずに根気よくやる必要があります。

ずばり、壁にぶつかったら、自分のことを認めてあげつつも勉強する!これしかないと思います、、!

よほど伸びないのであれば、勉強の仕方が悪いのかもしれませんが、まずは圧倒的な量をやっていくことで、質もあとからついてきます。しんどい中でも踏んばってやること、そうすることで少しづつ少しづつ前に進むことができます。

多くの人がぶつかる壁ですので、一人で抱えこまないのが一番ですね。

3.最後に

僕は、言葉を学んでいるときにこの状況に陥ることが多いです。やればやるほど分からない単語ばかり出てくる、、覚えたはずの単語も忘れている、、ということが多々あります。

そうしたしんどいときにYouTubeで、「知れば知るほど自分が無知であるともっと知る」に出会い少し励まされました。

そこの伸びている実感が湧かないときにどれほど頑張るかで、本当の上級者になれるかどうかが変わってくると思います。

受験勉強、資格試験勉強、スポーツ、仕事すべてこうした壁にぶつかるはずです。

そうした時に、自分は才能がないのではないかとあきらめずにひと踏ん張りすることで確実に自分自身の成長につながると信じています。


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